TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025145174
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024045220
出願日2024-03-21
発明の名称会話装置
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 3/048 20130101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約【課題】乗員が不安を感じることなく、自然に会話を促進すること。
【解決手段】車両の乗員同士の会話を支援する会話装置220は、車両の第1の乗員および第2の乗員を撮像するカメラ131,132と、カメラ131,132で撮像された第2の乗員の画像を第1の乗員に対して表示する表示部51,52と、第1の乗員の発話および視線を検出する検出部221と、検出部221で表示部51,52への視線と発話とが検出されている間に、表示部51,52に第2の乗員の画像を表示させる制御部223と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
車両の乗員同士の会話を支援する会話装置であって、
前記車両の第1の乗員および第2の乗員を撮像するカメラと、
前記カメラで撮像された前記第2の乗員の画像を前記第1の乗員に対して表示する表示部と、
前記第1の乗員の発話および視線を検出する検出部と、
前記検出部で前記表示部への視線と前記発話とが検出されている間に、前記表示部に前記第2の乗員の画像を表示させる制御部と、
を備えることを特徴とする会話装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
請求項1に記載の会話装置において、
前記第1の乗員および前記第2の乗員は、それぞれ前記車両の前席および後席に着座している、
ことを特徴とする会話装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の会話装置において、
前記第1の乗員および前記第2の乗員の着座位置を検知する検知部をさらに備え、
前記制御部は、前記第1の乗員および前記第2の乗員がいずれも前席に着座する、またはいずれも後席に着座すると、前記表示部に前記第2の乗員の画像の表示を終了させる、
ことを特徴とする会話装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車室での会話を促進する会話装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
この種の技術として、車両の前席と後席のように離れて乗車する乗員同士の会話を活性化させるための技術が開発されている。例えば、特許文献1(特開2016-63439号)には、発話者から集音した音声を発話者から離間した位置のスピーカから出力することで、車両の車室内において乗員同士の会話が円滑に行われるようにする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-63439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、会話の音声は聞き取ることができるが、話している側に対して聞いている側が音声を発しないと、話している側が不安を感じ、結果として会話が続かないという事態につながる。そのため、利用者からは、不安を感じることのない会話促進の仕組みが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である会話装置は、車両の乗員同士の会話を支援する会話装置であって、車両の第1の乗員および第2の乗員を撮像するカメラと、カメラで撮像された第2の乗員の画像を第1の乗員に対して表示する表示部と、第1の乗員の発話および視線を検出する検出部と、検出部で表示部への視線と発話とが検出されている間に、表示部に第2の乗員の画像を表示させる制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、乗員が不安を感じることなく、自然に会話を促進することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
会話装置を含むIVIシステムの一例を示す模式図。
操作メニュー画面を例示する図。
会話装置の要部構成を例示するブロック図。
端末の要部構成を例示するブロック図。
車両センサ群および車室内カメラの要部構成を例示するブロック図。
入力装置および出力装置の要部構成を例示するブロック図。
プログラムによる会話支援処理の流れを説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して発明の実施の形態について説明する。
<会話装置の概要>
実施の形態に係る会話装置は、例えば自動車等の移動する車両の車室内の乗員の会話を支援・促進する。車室内には、運転者を含む複数人(例えば4人)が乗車しているものとする。会話装置は、同乗した家族や知人等が目的地まで楽しく移動するための会話促進になることを期待して、車室内で会話を支援する。
一例として、車室内の前席の乗員と、車室内の後席の乗員とが、いずれも車両の進行方向を向いて着座しており、前席の乗員の視野に後席の乗員の姿が入らない場面を想定する。そして、前席の乗員が進行方向を向いたまま後席の乗員に話かけるものとする。このとき、前席の乗員には後席の乗員の反応がわからないため、後席まで自分の話し声が届いたかどうか、あるいは、後席の乗員が自分の話を聞いてくれたかどうかの不安を感じてしまい、結果として会話が続かないことがある。
上述したような場面において、会話装置は、前席の乗員が後席の乗員に話しかけるとき、前席の乗員に対して会話の支援を行う。例えば、前席の乗員の視野に入る表示部(投影部でもよい)に対し、後席の乗員の姿(例えば顔)を表示(投影部の場合は投影)する。この支援により、表示部(投影部)を介して後席の乗員の反応が前席の乗員に伝わるため、前席の乗員は不安なく会話を続けることが可能となる。そのため、車室内の会話の促進につながる。
上記概要として説明したように、会話装置は、乗員が不安を感じないような会話促進のためのサービスを提供する。
【0009】
実施の形態では、車両に備えられたIVI(In-Vehicle Infotainment)システムの機能の一つとして会話装置が備えられる。このような会話装置について、さらに詳細に説明する。
【0010】
<システム構成例>
図1は、会話装置を含むIVIシステムの一例を示す模式図である。IVIシステムは、制御装置20と、移動体としての車両100の車両センサ群12と、車両100に設けられた出力装置50を構成する表示部51、投影部52および音声再生部53A~53Dと、車両100に設けられた入力装置11を構成する操作検知部11A,11B、およびマイク111A,111Bと、車両100に設けられた車室内カメラ13を構成する前席カメラ131および後席カメラ132と、車室の前席の乗員P1が使用する端末2Aと、車室の後席の乗員P2が使用する端末2Bとを含む。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

本田技研工業株式会社
スポット溶接方法
4日前
本田技研工業株式会社
回転電機のロータ
17日前
本田技研工業株式会社
情報処理方法及びプログラム
3日前
本田技研工業株式会社
制御装置、および、制御方法
4日前
本田技研工業株式会社
情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
3日前
本田技研工業株式会社
作動装置
3日前
本田技研工業株式会社
制御装置
5日前
本田技研工業株式会社
車両、制御方法、プログラム、記憶媒体、及び情報処理装置
3日前
個人
詐欺保険
27日前
個人
縁伊達ポイン
27日前
個人
RFタグシート
14日前
個人
5掛けポイント
3日前
個人
QRコードの彩色
1か月前
個人
ペルソナ認証方式
11日前
個人
地球保全システム
1か月前
個人
自動調理装置
13日前
個人
情報処理装置
6日前
個人
表変換編集支援システム
2か月前
個人
農作物用途分配システム
26日前
個人
残土処理システム
1か月前
個人
知的財産出願支援システム
1か月前
個人
タッチパネル操作指代替具
20日前
個人
インターネットの利用構造
10日前
個人
スケジュール調整プログラム
19日前
個人
行動時間管理システム
2か月前
個人
パスワード管理支援システム
2か月前
個人
携帯端末障害問合せシステム
19日前
個人
エリアガイドナビAIシステム
11日前
個人
システム及びプログラム
1か月前
個人
海外支援型農作物活用システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
株式会社キーエンス
受発注システム
1か月前
個人
食品レシピ生成システム
1か月前
個人
AIキャラクター制御システム
2か月前
個人
帳票自動生成型SaaSシステム
1か月前
続きを見る