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公開番号
2025102416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219853
出願日
2023-12-26
発明の名称
コネクタ
出願人
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
H01R
13/42 20060101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハーネス等の導電部材の組み付け作業を行う現場における作業の簡易化を図れるコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング11は、キャビティ14の後端側に位置して端子金具80を当て止めする当て止め部17を有している。ホルダ40は、キャビティ14の前端側に対向する覆い部41を有している。当て止め部17には、第1挿通孔18が形成され、覆い部41には、第2挿通孔44が形成されている。端子金具80は、第1挿通孔18からキャビティ14に配置された相手端子金具170の導電部分に接続可能な第1接続部81と、第2挿通孔44からキャビティ14に配置されたFPC160の導電部分に接続可能な第2接続部82と、を有している
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
キャビティを有するハウジングと、
前記ハウジングの前記キャビティに収容される端子金具と、
前記ハウジングに装着されるホルダと、を備え、
前記ハウジングは、前記キャビティの一端側に位置して前記端子金具を当て止めする当て止め部を有し、
前記ホルダは、前記キャビティの他端側に対向して配置される覆い部を有し、
前記当て止め部には、前記キャビティの一端側に連通する第1挿通孔が形成され、
前記覆い部には、前記キャビティの他端側に連通する第2挿通孔が形成され、
前記端子金具は、
前記キャビティの一端側に面し、前記第1挿通孔から前記キャビティに配置された第1導電部材の導電部分に接続可能な第1接続部と、
前記キャビティの他端側に面し、前記第2挿通孔から前記キャビティに配置された第2導電部材の導電部分に接続可能な第2接続部と、を有している、コネクタ。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
さらに、前記ハウジングに装着されるロック部材を備え、
前記第1導電部材は、回路基板であり、
前記ハウジングは、係止受け部を有し、
前記ロック部材は、前記回路基板の貫通孔を貫通し、前記係止受け部と係止する係止部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記第2導電部材は、前記導電部分にタブ状の相手接続部を有し、
前記ホルダの前記第2挿通孔は、前記相手接続部を挿通するタブ挿通孔である、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記端子金具は、導電性の板材からなり、前記第1接続部と前記第2接続部とを連結する一枚の平板状の連結部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記第1導電部材は、回路基板であり、
前記第1挿通孔は、前記回路基板の板厚方向の孔径を前記キャビティに向けて次第に小さくするテーパ面を有し、
前記ハウジングは、前記キャビティにおける前記板厚方向で対向する対向面間に前記第1接続部を位置決め状態に嵌合する嵌合凹部を有している、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項6】
前記第1導電部材は、回路基板としてのフレキシブル基板である、請求項1に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は開示されたコネクタは、フラットケーブルを屈曲状態に保持するホルダと、コネクタハウジングに収容されるターミナルと、を備えている。コネクタハウジングは、コネクタハウジングの内部を前後方向に延びる端子収容室と、コネクタハウジングの前壁を貫通して端子収容室に連通する端子挿入穴と、コネクタハウジングの後面に開口して端子収容室に連通する後方開口部と、を有している。各端子収容室には、後方からターミナルが挿入されて収容される。端子挿入穴には、前方から相手ターミナルが挿入される。相手ターミナルは、端子収容室に収容されたターミナルに接続される。後方開口部には、フラットケーブルを保持したホルダが挿入される。特許文献2は、フラットケーブルが挿入されるコネクタ本体を備えた電気コネクタを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-117923号公報
特開2017-126508号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の場合、ハーネス工場等の現場において、コネクタハウジングの端子収容室にターミナルを挿入した後、フラットケーブルを保持したホルダをコネクタハウジングに挿入して組み付ける作業を行わねばならず、作業負担が大きいという問題があった。
【0005】
そこで、本開示は、ハーネス等の導電部材の組み付け作業を行う現場における作業の簡易化を図れるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のコネクタは、キャビティを有するハウジングと、前記ハウジングの前記キャビティに収容される端子金具と、前記ハウジングに装着されるホルダと、を備え、前記ハウジングは、前記キャビティの一端側に位置して前記端子金具を当て止めする当て止め部を有し、前記ホルダは、前記キャビティの他端側に対向して配置される覆い部を有し、前記当て止め部には、前記キャビティの一端側に連通する第1挿通孔が形成され、前記覆い部には、前記キャビティの他端側に連通する第2挿通孔が形成され、前記端子金具は、前記キャビティの一端側に面し、前記第1挿通孔から前記キャビティに配置された第1導電部材の導電部分に接続可能な第1接続部と、前記キャビティの他端側に面し、前記第2挿通孔から前記キャビティに配置された第2導電部材の導電部分に接続可能な第2接続部と、を有しているコネクタである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ハーネス等の導電部材の組み付け作業を行う現場における作業の簡易化を図れるコネクタを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1のコネクタの分解斜視図である。
図2は、実施形態1のコネクタが相手コネクタと嵌合された状態を示す側断面図である。
図3は、実施形態1のコネクタを上方から見た斜視図である。
図4は、実施形態1のコネクタの背面図である。
図5は、実施形態1のコネクタにおけるハウジングを上方から見た斜視図である。
図6は、実施形態1のコネクタにおけるホルダを前方から見た斜視図である。
図7は、実施形態1のコネクタにおける端子金具を上方から見た斜視図である。
図8は、実施形態1のコネクタにおける端子金具を下方から見た斜視図である。
図9は、実施形態1のコネクタにおける端子金具の側面図である。
図10は、実施形態1のコネクタにおける端子金具がキャリアを介して複数連結された連鎖端子の平面図である。
図11は、実施形態1のコネクタにおけるロック部材を前方から見た斜視図である。
図12は、実施形態1のコネクタにおいて、端子金具、ハウジングおよびホルダを一体化してなるハウジングユニットの側断面図である。
図13は、実施形態1のコネクタにおいて、複数の端子金具がFPCに接続された状態を上方から見た斜視図である。
図14は、実施形態1のコネクタにおいて、FPCの貫通孔を貫通したロック部材の係止部がハウジングの係止受け部と係止した状態を拡大して示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)キャビティを有するハウジングと、前記ハウジングの前記キャビティに収容される端子金具と、前記ハウジングに装着されるホルダと、を備え、前記ハウジングは、前記キャビティの一端側に位置して前記端子金具を当て止めする当て止め部を有し、前記ホルダは、前記キャビティの他端側に対向して配置される覆い部を有し、前記当て止め部には、前記キャビティの一端側に連通する第1挿通孔が形成され、前記覆い部には、前記キャビティの他端側に連通する第2挿通孔が形成され、前記端子金具は、前記キャビティの一端側に面し、前記第1挿通孔から前記キャビティに配置された第1導電部材の導電部分に接続可能な第1接続部と、前記キャビティの他端側に面し、前記第2挿通孔から前記キャビティに配置された第2導電部材の導電部分に接続可能な第2接続部と、を有している。
【0010】
端子金具は、キャビティの他端側からハウジングのキャビティに挿入され、当て止め部に当て止めされる。次いで、ハウジングにホルダが装着され、ハウジングのキャビティの他端側が覆い部で覆われる。これにより、端子金具は、ハウジングおよびホルダに対してキャビティからの抜け出しを規制された状態に保持される。端子金具を保持したハウジングは、第1導電部材または第2導電部材の組み付けを行うハーネス工場等の現場に搬送される。この現場では、第1導電部材の導電部分または第2導電部材の導電部分が第1挿通孔または第2挿通孔からキャビティに挿入される。第1導電部材の導電部分または第2導電部材の導電部分は、キャビティに予め挿入されていた端子金具の第1接続部または第2接続部に接続される。これによれば、ハーネス工場等の現場において、端子金具をハウジングのキャビティに挿入する作業を行う必要がないので、作業工程数を削減できて、作業の簡易化を図れる。
(【0011】以降は省略されています)
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