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公開番号
2025100117
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217246
出願日
2023-12-22
発明の名称
端子締結部のカバー
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
株式会社デンソー
,
住友電装株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01R
9/00 20060101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】上下方向に配列された2つの端子締結部において異物が接触し、端子間で短絡が発生することを抑止する。
【解決手段】上下方向に配列された2つの端子締結部を覆うカバーであって、2つの端子締結部を水平方向から覆うカバー本体と、カバー本体の内面から2つの端子締結部の間へ延在する隔壁とを備える。隔壁の先端は、2つの端子締結部を保持する端子台に達しており、隔壁の上面には、隔壁の延在方向に延びる第1立設面と、延在方向と交差する方向に延びる第2立設面との少なくとも一方が設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に配列された2つの端子締結部を覆うカバーであって、
前記2つの端子締結部を水平方向から覆うカバー本体と、
前記カバー本体の内面から前記2つの端子締結部の間へ延在する隔壁と、
を備え、
前記隔壁の先端は、前記2つの端子締結部を保持する端子台に達しており、
前記隔壁の上面には、前記隔壁の延在方向に延びる第1立設面と、前記延在方向と交差する方向に延びる第2立設面と、の少なくとも一方が設けられている、
カバー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、端子締結部のカバーに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に、端子締結部のカバーが記載されている。このカバーは裏面に2つの端子締結部の間へ延在する隔壁を備える。上記の隔壁は2つの端子締結部を並び方向から見た場合に、隔壁の先端は隔壁が延在する方向に向かって傾斜しながら伸びている。このような構成によると、端子の締結時に発生した導電性の異物等により、2つの端子締結部の間が短絡することが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-062390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、2つの端子締結部が水平方向に配列されており、その配列に応じたカバーの構成が検討されている。上下方向に配列された2つの端子締結部に対して、それらの短絡を回避又は抑制し得るカバーの構造が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、上下方向に配列された2つの端子締結部を覆うカバーに具現化される。このカバーは、2つの端子締結部を水平方向から覆うカバー本体と、カバー本体の内面から2つの端子締結部の間へ延在する隔壁と、を備える。隔壁の先端は、2つの端子締結部を保持する端子台に達しており、隔壁の上面には、隔壁の延在方向に延びる第1立設面と、延在方向と交差する方向に延びる第2立設面との少なくとも一方が設けられている。
【0006】
上記の構成によると、2つの端子締結部に対してカバーを装着した際に、カバーに設けられた隔壁が、2つの端子締結部の間に深く入り込み、その先端は端子台まで達する。これにより、2つの端子締結部の間に存在する異物が、2つの端子締結部の間へ深く押し込まれ、2つの端子締結部を異物を介して短絡することが回避又は抑制される。加えて、隔壁の上面には、一又は複数の立設面が設けられている。これにより、隔壁の上面によって受け止められた異物が、その上面からずれ落ちることが抑制される。これにより、2つの端子締結部が異物を介して短絡することがさらに回避又は抑制される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
インバータユニット40にコネクタユニット30及びカバー8が組付けられた状態を示す断面図である。
図1に示すインバータユニット40、コネクタユニット30及びカバー8の分解図である。
カバー8の隔壁12の構成を示す斜視図である。図中のX方向は、隔壁12の延在方向を示しており、Y方向は、当該延在方向に交差する方向(例えば、直交する方向)を示している。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面を参照して実施例のカバー8について説明する。なお、図中における方向UPは、上下方向における上方を示しており、方向DWは上下方向における下方を示している。また、図中における方向Hは、当該上下方向に垂直であって、水平方向を示している。
【0009】
図1、図2に示すように、本実施例のカバー8は、上下方向に配列された2つの端子締結部42a、42bを覆う。一例ではあるが、2つの端子締結部42a、42bは、電動車に搭載されたインバータユニット40に設けられている。インバータユニット40は、インバータ(図示省略)を収容するケーシング41と、ケーシング41の内部に配置された端子台48を備える。2つの端子締結部42a、42bは、端子台48によって保持されており、上下方向に配列されている。端子台48は、例えば樹脂材料といった、絶縁性材料で構成されている。
【0010】
ケーシング41には、コネクタ取付口41hが設けられている。コネクタ取付口41hは、水平方向に向けて開口しており、2つの端子締結部42a、42bを外部へ露出する。コネクタ取付口41hには、コネクタユニット30が着脱可能に構成されている。コネクタユニット30は、電力ケーブル(図示省略)の先端に設けられている。一例ではあるが、電力ケーブルは、直流用の電力ケーブルであって、電動車に搭載されたバッテリと電気的に接続されている。コネクタユニット30がインバータユニット40に取り付けられることで、バッテリがインバータユニット40へ電気的に接続される。
(【0011】以降は省略されています)
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