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公開番号
2025085334
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199139
出願日
2023-11-24
発明の名称
コネクタホルダおよびワイヤハーネス
出願人
住友電装株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/73 20060101AFI20250529BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第2コネクタを第1コネクタに挿入する際にクランプ部に掛かる負荷を軽減可能としたコネクタホルダおよびワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】コネクタホルダ11は、第1コネクタ12を保持する保持部21と、取付対象Tの固定面Taに形成された貫通孔に固定されるクランプ部22と、取付対象Tに固定されない態様で取付対象Tに対し自身の弾性によって弾性的に接触する弾性接触部23と、を備える。保持部21にて保持する第1コネクタ12には、第2コネクタ13が固定面Taに沿った挿入方向D2に向かって挿入される。挿入方向D2に直交し、かつ、クランプ部22と同位置にある第1の仮想平面P1を基準として、第1の仮想平面P1よりも挿入方向D2の前方側の領域を前方領域Afとし、第1の仮想平面P1よりも挿入方向D2の後方側の領域を後方領域Abとしたとき、弾性接触部23は、前方領域Afに設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1コネクタを保持するとともに取付対象の固定面に固定されるコネクタホルダであって、
前記第1コネクタを保持する保持部と、
前記固定面に形成された貫通孔に固定されるクランプ部と、
前記取付対象に固定されない態様で前記取付対象に対し自身の弾性によって弾性的に接触する弾性接触部と、を備え、
前記保持部にて保持する前記第1コネクタには、第2コネクタが前記固定面に沿った挿入方向に向かって挿入され、
前記挿入方向に直交し、かつ、前記クランプ部と同位置にある仮想平面を基準として、前記仮想平面よりも前記挿入方向の前方側の領域を前方領域とし、前記仮想平面よりも前記挿入方向の後方側の領域を後方領域としたとき、
前記弾性接触部は、前記前方領域に設けられている、
コネクタホルダ。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記コネクタホルダは、前記クランプ部を1つのみ備えるとともに、前記前方領域に設けられた前記弾性接触部を複数備えている、
請求項1に記載のコネクタホルダ。
【請求項3】
前記仮想平面を第1の仮想平面とし、前記第1の仮想平面と直交し、かつ、前記クランプ部と同位置にある平面を第2の仮想平面として、前記第2の仮想平面によって区切られる領域のうちの一方を第1領域とし、他方を第2領域としたとき、
複数の前記弾性接触部は、前記第1領域に設けられた第1弾性接触部と、前記第2領域に設けられた第2弾性接触部と、を含んでいる、
請求項2に記載のコネクタホルダ。
【請求項4】
前記弾性接触部は、前記取付対象に接触する先端部に向かって拡径する皿形状をなしている、
請求項1に記載のコネクタホルダ。
【請求項5】
前記コネクタホルダは、前記貫通孔に対する前記クランプ部の取付方向に沿って並ぶ複数の前記保持部を備える、
請求項1に記載のコネクタホルダ。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のコネクタホルダと、
前記コネクタホルダの保持部に保持される第1コネクタと、
前記第1コネクタに挿入されて接続される第2コネクタと、を備える、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタホルダおよびワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、第1コネクタを保持するとともに車両のボディパネルに固定されるコネクタホルダが記載されている。コネクタホルダは、第1コネクタを保持する保持部と、ボディパネルに形成された貫通孔に固定されるクランプ部とを備える。保持部にて保持する第1コネクタには、第2コネクタが挿入される。これにより、第1コネクタと第2コネクタとの電気的接続がなされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-62972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のようなコネクタホルダにおいて、第2コネクタを第1コネクタに挿入する際の挿入力によってクランプ部に掛かる負荷を如何に軽減させるかについて検討されていた。
本開示の目的は、第2コネクタを第1コネクタに挿入する際にクランプ部に掛かる負荷を軽減可能としたコネクタホルダおよびワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタホルダは、第1コネクタを保持するとともに取付対象の固定面に固定されるコネクタホルダであって、前記第1コネクタを保持する保持部と、前記固定面に形成された貫通孔に固定されるクランプ部と、前記取付対象に固定されない態様で前記取付対象に対し自身の弾性によって弾性的に接触する弾性接触部と、を備え、前記保持部にて保持する前記第1コネクタに対して、第2コネクタが前記固定面に沿った挿入方向に向かって挿入され、前記挿入方向に直交し、かつ、前記クランプ部と同位置にある仮想平面を基準として、前記仮想平面よりも前記挿入方向の前方側の領域を前方領域とし、前記仮想平面よりも前記挿入方向の後方側の領域を後方領域としたとき、前記弾性接触部は、前記前方領域に設けられている。
【発明の効果】
【0006】
本開示のコネクタホルダおよびワイヤハーネスによれば、第2コネクタを第1コネクタに挿入する際にクランプ部に掛かる負荷を軽減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態のワイヤハーネスを示す斜視図である。
図2は、同実施形態におけるワイヤハーネスの正面図である。
図3は、同実施形態におけるワイヤハーネスの側面図である。
図4は、同実施形態におけるワイヤハーネスの作用を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のコネクタホルダは、
[1]第1コネクタを保持するとともに取付対象の固定面に固定されるコネクタホルダであって、前記第1コネクタを保持する保持部と、前記固定面に形成された貫通孔に固定されるクランプ部と、前記取付対象に固定されない態様で前記取付対象に対し自身の弾性によって弾性的に接触する弾性接触部と、を備え、前記保持部にて保持する前記第1コネクタに対して、第2コネクタが前記固定面に沿った挿入方向に向かって挿入され、前記挿入方向に直交し、かつ、前記クランプ部と同位置にある仮想平面を基準として、前記仮想平面よりも前記挿入方向の前方側の領域を前方領域とし、前記仮想平面よりも前記挿入方向の後方側の領域を後方領域としたとき、前記弾性接触部は、前記前方領域に設けられている。
【0009】
この構成によれば、第2コネクタの挿入方向におけるクランプ部よりも前方領域に弾性接触部が設けられる。これにより、コネクタホルダの保持部に保持された第1コネクタに第2コネクタを挿入する際、弾性接触部を取付対象に弾性的に接触させることが可能となる。したがって、第2コネクタを第1コネクタに挿入する際の挿入力が取付対象に接触する弾性接触部にも分散されるため、クランプ部に掛かる負荷を軽減することが可能となる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記コネクタホルダは、前記クランプ部を1つのみ備えるとともに、前記前方領域に設けられた前記弾性接触部を複数備えていてもよい。
この構成によれば、第2コネクタを第1コネクタに挿入する際の挿入力が複数の弾性接触部に分散されるため、クランプ部に掛かる負荷をより軽減することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
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