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公開番号2025104449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222263
出願日2023-12-28
発明の名称配線部材及び配線部材の製造方法
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01B 7/08 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】線状伝送部材をベース部材から剥がれにくくする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】配線部材10は、ベース部材20と、前記ベース部材20に接触部位固定された線状伝送部材30と、を備える。前記ベース部材20と前記線状伝送部材30との固定部40であって前記線状伝送部材30の延在方向に沿って連続する1つの固定部40において、前記延在方向に沿った両端部に位置する部分が端部固定部分41とされ、両端部の前記端部固定部分41の間に位置する部分が中間固定部分42とされる。前記端部固定部分41の固着力が、前記中間固定部分42の固着力よりも大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ベース部材と、
前記ベース部材に接触部位固定された線状伝送部材と、
を備え、
前記ベース部材と前記線状伝送部材との固定部であって前記線状伝送部材の延在方向に沿って連続する1つの固定部において、前記延在方向に沿った両端部に位置する部分が端部固定部分とされ、両端部の前記端部固定部分の間に位置する部分が中間固定部分とされ、
前記端部固定部分の固着力が、前記中間固定部分の固着力よりも大きい、配線部材。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線部材であって、
前記線状伝送部材が複数並列しており、
複数の前記線状伝送部材それぞれの前記固定部において、前記端部固定部分の固着力が、前記中間固定部分の固着力よりも大きい、配線部材。
【請求項3】
請求項2に記載の配線部材であって、
複数の前記固定部における前記端部固定部分同士が互いに隣り合っていると共に前記中間固定部分同士が互いに隣り合っている、配線部材。
【請求項4】
線状伝送部材をベース部材上に配置する配置工程と、
前記線状伝送部材を前記ベース部材に接触部位固定して固定部を形成する固定工程と、
を備え、
前記線状伝送部材の延在方向に沿って連続する1つの前記固定部において、前記延在方向に沿った両端部に位置する部分が端部固定部分とされ、両端部の前記端部固定部分の間に位置する部分が中間固定部分とされ、
前記固定工程において、前記端部固定部分の固着力が、前記中間固定部分の固着力よりも大きくなるように固定する、配線部材の製造方法。
【請求項5】
請求項4に記載の配線部材の製造方法であって、
前記固定工程において、前記端部固定部分となる部分を挟持する力を、前記中間固定部分となる部分を挟持する力よりも大きくすることによって、前記端部固定部分の固着力が、前記中間固定部分の固着力よりも大きくなるように固定する、配線部材の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線部材及び配線部材の製造方法に関する。
続きを表示(約 910 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、シート状に形成された機能性外装部材に電線が溶着されたワイヤーハーネスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137208号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電線が外装部材から剥がれにくいことが望まれる。
【0005】
そこで、線状伝送部材をベース部材から剥がれにくくする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線部材は、ベース部材と、前記ベース部材に接触部位固定された線状伝送部材と、を備え、前記ベース部材と前記線状伝送部材との固定部であって前記線状伝送部材の延在方向に沿って連続する1つの固定部において、前記延在方向に沿った両端部に位置する部分が端部固定部分とされ、両端部の前記端部固定部分の間に位置する部分が中間固定部分とされ、前記端部固定部分の固着力が、前記中間固定部分の固着力よりも大きい、配線部材である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、線状伝送部材をベース部材から剥がれにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかる配線部材を示す平面図である。
図2は図1のII-II線に沿った断面図である。
図3は図1のIII-III線に沿った断面図である。
図4は実施形態1にかかる配線部材の製造方法の一例を示す説明図である。
図5は実施形態1にかかる配線部材の製造方法の別の一例を示す説明図である。
図6は変形例にかかる配線部材を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線部材は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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