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公開番号2025103146
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220296
出願日2023-12-27
発明の名称コイル部品
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人,個人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】絶縁層の厚さを抑制する。
【解決手段】一態様に係るコイル部品は、複数の金属磁性粒子が結合されてなり、第1面および第2面を有する磁性基体と、上記磁性基体の内部に設けられる導体と、上記第2面より表面粗さの小さい上記第1面に設けられる絶縁層と、上記第2面に設けられて上記導体と電気的に接続する外部電極と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数の金属磁性粒子が結合されてなり、第1面および第2面を有する磁性基体と、
前記磁性基体の内部に設けられる導体と、
前記第2面より表面粗さの小さい前記第1面に設けられる絶縁層と、
前記第2面に設けられて前記導体と電気的に接続する外部電極と、
を備えることを特徴とするコイル部品。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記絶縁層は、前記第1面に隣り合い、かつ、前記第2面とは異なる前記磁性基体の第3面および第4面から離間して設けられることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記絶縁層は、前記第1面に向かって見て、前記第3面および前記第4面から、前記金属磁性粒子の最大サイズよりも大きい距離に離間して設けられることを特徴とする請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記絶縁層は、前記第1面に隣り合う他の4面から離間して設けられることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記磁性基体は、前記第1面と、前記第1面に隣り合う面との稜線部分に面取りあるいはR面付けが施され、
前記絶縁層は、前記面取りあるいはR面付けから離れて設けられることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第1面は、表面粗さを線粗さで表して、10μm以下の線粗さを有することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記絶縁層は、前記第1面より表面粗さが小さい表面を有することを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項8】
前記絶縁層は、熱硬化性の樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記外部電極が、前記第2面に隣り合う他の4面から離間して設けられることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子機器の高性能化に伴い、電子機器に使用される電子部品の数量が増加しており、電子部品の高性能化と小型化が求められている。また、基板付けされる電子部品は部品間隔の小さい高密度の状態で用いられている。高性能化、小型化および高密度実装は、コイル部品においても同様であり、一部の種類のコイル部品では金属磁性材料の採用が進んでいる。
【0003】
一方で、金属磁性粒子が採用されるコイル部品では、絶縁性の確保が重要であり、例えば特許文献1では、表面絶縁層が設けられることで絶縁性の確保が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-36767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、厚い絶縁層の形成はコイル部品の小型化を妨げるため、絶縁性の確保が図られることを前提として、絶縁層の厚さは薄い方が好ましい。
上記事情に鑑み、本発明は、絶縁層の厚さを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係るコイル部品は、複数の金属磁性粒子が結合されてなり、第1面および第2面を有する磁性基体と、上記磁性基体の内部に設けられる導体と、上記第2面より表面粗さの小さい上記第1面に設けられる絶縁層と、上記第2面に設けられて上記導体と電気的に接続する外部電極と、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記絶縁層は、上記第1面に隣り合い、かつ、上記第2面とは異なる上記磁性基体の第3面および第4面から離間して設けられる。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記絶縁層は、上記第1面に向かって見て、上記第3面および上記第4面から、上記金属磁性粒子の最大サイズよりも大きい距離に離間して設けられる。
【0008】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記絶縁層は、上記第1面に隣り合う他の4面から離間して設けられる。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記磁性基体は、上記第1面と、上記第1面に隣り合う面との稜線部分に面取りあるいはR面付けが施され、上記絶縁層は、上記面取りあるいはR面付けから離れて設けられる。
【0009】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記第1面は、表面粗さを線粗さで表して10μm以下の線粗さを有する。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記絶縁層は、上記第1面より表面粗さが小さい表面を有する。
【0010】
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記絶縁層は、熱硬化性の樹脂を含む。
また、本発明の一態様に係るコイル部品によれば、上記外部電極が、上記第2面に隣り合う他の4面から離間して設けられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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