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公開番号2025104358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2025061866,2022071467
出願日2025-04-03,2022-04-25
発明の名称フロア用配線モジュール及びフロア用配線モジュールの製造方法
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 16/02 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約【課題】サイレンサ及びカーペットをフロアパネルに簡易に配置できる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】フロア用配線モジュール10は、サイレンサ20と、前記サイレンサ20の一方主面に積層されたカーペット30と、前記サイレンサ20と前記カーペット30との間に挟まれて保持されている配線部材50と、を備える。前記サイレンサ20と前記カーペット30との積層領域は、前記サイレンサ20と前記カーペット30とが加熱プレスされて固定された第1領域12と、前記一方主面上において前記第1領域12の隣に位置し、かつ、前記サイレンサ20と前記カーペット30との間に前記配線部材50が位置する第2領域14とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
サイレンサと、
前記サイレンサの一方主面に積層されたカーペットと、
前記サイレンサと前記カーペットとの間に挟まれて保持されている配線部材と、
を備え、
前記サイレンサと前記カーペットとの積層領域は、前記サイレンサと前記カーペットとが加熱プレスされて固定された第1領域と、前記一方主面上において前記第1領域の隣に位置し、かつ、前記サイレンサと前記カーペットとの間に前記配線部材が位置する第2領域とを含む、フロア用配線モジュール。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記積層領域は、前記一方主面上において前記第2領域の隣に位置し、かつ、前記サイレンサと前記カーペットとが機械的接合部材を介して固定されている第3領域を含む、フロア用配線モジュール。
【請求項3】
請求項2に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記一方主面において前記第1領域が占める面積は、前記第3領域が占める面積よりも大きい、フロア用配線モジュール。
【請求項4】
請求項2又は請求項3に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記第1領域は、車両のフロアにおいて、前記第2領域及び前記第3領域よりも乗員によって踏まれやすい領域に配置される、フロア用配線モジュール。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記第2領域には、前記配線部材を前記サイレンサと前記カーペットとの少なくとも一方に固定する配線保持部が設けられている、フロア用配線モジュール。
【請求項6】
請求項5に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記配線保持部は、機械的接合部材を有する保持部、又は、前記第1領域における前記サイレンサと前記カーペットとの固着力よりも弱い固着力を有する接着保持部である、フロア用配線モジュール。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のフロア用配線モジュールであって、
前記カーペットは、前記サイレンサの前記一方主面における外縁よりも内側領域に位置する窓部を有し、
前記配線部材は、前記窓部を通じて前記カーペット上に延び出る端部を有する、フロア用配線モジュール。
【請求項8】
サイレンサと、
前記サイレンサの一方主面に積層されたカーペットと、
を備え、
前記サイレンサと前記カーペットとの積層領域は、前記サイレンサと前記カーペットとが加熱プレスされて固定された固定領域と、前記一方主面上において前記固定領域の隣に位置し、かつ、前記サイレンサと前記カーペットとが分離している分離領域とを含む、フロア用積層体。
【請求項9】
サイレンサとカーペットとの積層領域の一部を加熱プレスして固定する工程と、
前記積層領域の他の一部であって前記サイレンサと前記カーペットとが固定されていない部分において、前記サイレンサと前記カーペットとの間に配線部材を配置する工程と、
を備える、フロア用配線モジュールの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、フロア用配線モジュール、フロア用積層体及びフロア用配線モジュールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車両のフロアパネルにおける電線配索構造を開示している。特許文献1の電線配索構造は、フロアパネルの車室内面に設けられた収容凹部と、前記収容凹部に収容される電線と、前記電線を前記収容凹部に収容保持する保持部材と、備えることを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-089398号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
フロアパネルには、電線のほか、サイレンサ及びカーペットなどが配置されることがある。サイレンサ及びカーペットをフロアパネルに簡易に配置できることが望まれている。
【0005】
そこで、サイレンサ及びカーペットをフロアパネルに簡易に配置できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のフロア用配線モジュールは、サイレンサと、前記サイレンサの一方主面に積層されたカーペットと、前記サイレンサと前記カーペットとの間に挟まれて保持されている配線部材と、を備え、前記サイレンサと前記カーペットとの積層領域は、前記サイレンサと前記カーペットとが加熱プレスされて固定された第1領域と、前記一方主面上において前記第1領域の隣に位置し、かつ、前記サイレンサと前記カーペットとの間に前記配線部材が位置する第2領域とを含む、フロア用配線モジュールである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、サイレンサ及びカーペットをフロアパネルに簡易に配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるフロア用配線モジュールを示す平面図である。
図2は図1のII-II線に沿った断面図である。
図3はフロア用配線モジュールの製造方法を示す斜視図である。
図4はフロア用配線モジュールの製造方法を示す斜視図である。
図5はフロア用配線モジュールの製造方法を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のフロア用配線モジュールは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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