TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025079131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191605
出願日2023-11-09
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/68 20110101AFI20250514BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】好適な作業性を担保すること。
【解決手段】第1開口50a1を有する第1収容室50a、第2開口50b1を有する第2収容室50b及び第1収容室50aと第2収容室50bを連通させる連通口50cが設けられたハウジング50を備え、第1収容室50aには、相手方へのコネクタ嵌合接続方向に口を開けた第1開口50a1から第1ヒューズ41と第2ヒューズ42とバスバ43が収容され、第2収容室50bには、コネクタ嵌合接続方向とは逆向きのコネクタ抜去方向に口を開けた第2開口50b1から第1主端子金具31と第2主端子金具33が収容され、第1ヒューズ41の一端とバスバ43は、第1収容室50aでハウジング50に螺子止め固定され、第2ヒューズ42の一端とバスバ43は、第1収容室50aでハウジング50に螺子止め固定されること。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
相手方にコネクタ接続させる第1主端子金具及び第2主端子金具を有するコネクタ用回路と、
前記コネクタ用回路内に介在させる第1ヒューズ及び第2ヒューズと、
前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端同士を電気的に接続させるバスバと、
第1開口を有する第1収容室、第2開口を有する第2収容室及び前記第1収容室と前記第2収容室を連通させる連通口が設けられたハウジングと、
前記第1開口を塞ぐ第1カバーと、
前記第2開口を塞ぐ第2カバーと、
を備え、
前記第1収容室には、前記相手方へのコネクタ嵌合接続方向に口を開けた前記第1開口から前記第1ヒューズと前記第2ヒューズと前記バスバが収容され、
前記第2収容室には、前記コネクタ嵌合接続方向とは逆向きのコネクタ抜去方向に口を開けた前記第2開口から前記第1主端子金具と前記第2主端子金具が収容され、
前記第1ヒューズの前記一端と前記バスバは、前記第1収容室で前記ハウジングに螺子止め固定され、
前記第2ヒューズの前記一端と前記バスバは、前記第1収容室で前記ハウジングに螺子止め固定されることを特徴としたコネクタ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1収容室と前記第2収容室は、前記コネクタ嵌合接続方向に直交する方向に並べて配置され、その室間にその直交方向に口を開けた前記連通口を介在させることを特徴とした請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記コネクタ用回路は、前記第1主端子金具が第1電線の一端に設けられ且つ第1端子金具が前記第1電線の他端に設けられた第1端子付き電線と、前記第2主端子金具が第2電線の一端に設けられ且つ第2端子金具が前記第2電線の他端に設けられた第2端子付き電線と、第3端子金具が第3電線の一端に設けられた第3端子付き電線と、第4端子金具が第4電線の一端に設けられた第4端子付き電線と、第5端子金具が第5電線の一端に設けられた第5端子付き電線と、第6端子金具が第6電線の一端に設けられた第6端子付き電線と、を備え、
前記第1端子付き電線は、前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第1端子金具が渡され、
前記第2端子付き電線は、前記第2主端子金具と前記第2電線が前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第2電線が渡されて、前記第2端子金具が前記第1収容室に収容され、
前記第3端子付き電線は、前記第3電線が前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第3電線が渡されて、前記第3端子金具が前記第1収容室に収容され、
前記第4端子付き電線は、前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第4端子金具が渡され、
前記第5端子付き電線は、前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第5端子金具が渡され、
前記第6端子付き電線は、前記第2収容室に収容され、かつ、前記第1収容室と前記第2収容室との間で前記連通口を介して前記第6端子金具が渡され、
前記第1収容室には、前記第1ヒューズの前記一端と前記第3端子金具と前記バスバを共締め固定する第1雄螺子部材及び第1雌螺子部材が設けられた第1螺子止め構造と、前記第2ヒューズの前記一端と前記バスバを共締め固定する第2雄螺子部材及び第2雌螺子部材が設けられた第2螺子止め構造と、前記第1ヒューズの他端と前記第4端子金具を共締め固定する第3雄螺子部材及び第3雌螺子部材が設けられた第3螺子止め構造と、前記第2ヒューズの他端と前記第5端子金具を共締め固定する第4雄螺子部材及び第4雌螺子部材が設けられた第4螺子止め構造と、前記第1端子金具と前記第2端子金具と前記第6端子金具を共締め固定する第5雄螺子部材及び第5雌螺子部材が設けられた第5螺子止め構造と、が収容されることを特徴とした請求項1又は2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記第1螺子止め構造と前記第2螺子止め構造と前記第3螺子止め構造と前記第4螺子止め構造と前記第5螺子止め構造は、各々、前記第1開口からの螺子止め作業を行い得る配置で前記第1収容室に収容されることを特徴とした請求項3に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとしては、ハウジング内でバスバとヒューズを電気的に接続したものが知られている。例えば、下記の特許文献1には、複数の中継端子金具が一体成形されたハウジングと、ハウジングの第1開口から中継端子金具に雄タブを嵌合接続させる2つのヒューズと、ハウジングにおける第1開口の裏側に位置する第2開口から中継端子金具に雄タブを嵌合接続させる複数のバスバと、を備えるコネクタについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-021639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、コネクタは、外部からの入力が加わる環境で使用される場合、バスバとヒューズの電気的な接続状態を維持するべく、これらをハウジングに対して螺子止め固定する。よって、コネクタにおいては、その組付け作業性やメンテナンス作業性等の各種作業性を担保するために、ハウジングにおけるバスバ及びヒューズの配置とこれらの螺子止め固定位置の最適化が求められる。
【0005】
そこで、本発明は、好適な作業性が担保されたコネクタを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、相手方にコネクタ接続させる第1主端子金具及び第2主端子金具を有するコネクタ用回路と、前記コネクタ用回路内に介在させる第1ヒューズ及び第2ヒューズと、前記第1ヒューズ及び前記第2ヒューズのそれぞれの一端同士を電気的に接続させるバスバと、第1開口を有する第1収容室、第2開口を有する第2収容室及び前記第1収容室と前記第2収容室を連通させる連通口が設けられたハウジングと、前記第1開口を塞ぐ第1カバーと、前記第2開口を塞ぐ第2カバーと、を備え、前記第1収容室には、前記相手方へのコネクタ嵌合接続方向に口を開けた前記第1開口から前記第1ヒューズと前記第2ヒューズと前記バスバが収容され、前記第2収容室には、前記コネクタ嵌合接続方向とは逆向きのコネクタ抜去方向に口を開けた前記第2開口から前記第1主端子金具と前記第2主端子金具が収容され、前記第1ヒューズの前記一端と前記バスバは、前記第1収容室で前記ハウジングに螺子止め固定され、前記第2ヒューズの前記一端と前記バスバは、前記第1収容室で前記ハウジングに螺子止め固定されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタにおいては、大別すると、第1ヒューズと第2ヒューズとバスバを収容させる第1収容室と、第1端子付き電線と第2端子付き電線と第3端子付き電線と第4端子付き電線と第5端子付き電線と第6端子付き電線を収容させる第2収容室と、にハウジングの内部空間が区画されている。そして、そのハウジングにおいては、第1収容室の第1開口と第2収容室の第2開口をそれぞれ別の位置に設け、第1収容室だけで螺子止め作業を完結できるようにしている。よって、本発明に係るコネクタは、これを組み付ける際の螺子止め作業の作業性に好適なものとなっており、また、第1ヒューズを交換する等のメンテナンスを行う際のメンテナンス作業性に好適なものとなっている。このように、本発明に係るコネクタは、好適な作業性を担保したものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のコネクタを第1カバー側から見た斜視図である。
図2は、実施形態のコネクタを第2カバー側から見た斜視図である。
図3は、実施形態のコネクタを示す分解斜視図である。
図4は、実施形態のコネクタを第1開口側から見た斜視図である。
図5は、実施形態のコネクタを第2開口側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
6日前
矢崎総業株式会社
組立体
7日前
矢崎総業株式会社
端子台
6日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
表示装置
5日前
矢崎総業株式会社
端子金具
7日前
矢崎総業株式会社
雌型端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
28日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
6日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
23日前
矢崎総業株式会社
車両用計器
28日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
28日前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
28日前
矢崎総業株式会社
車両システム
23日前
矢崎総業株式会社
運転支援装置
19日前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
1か月前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
1か月前
矢崎総業株式会社
故障検出装置
21日前
矢崎総業株式会社
異常検出装置
19日前
矢崎総業株式会社
防眩システム
6日前
矢崎総業株式会社
防眩システム
6日前
矢崎総業株式会社
シールド構造
1か月前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続部品
28日前
矢崎総業株式会社
電気接続部品
28日前
矢崎総業株式会社
端子接続構造
1か月前
矢崎総業株式会社
電線保護構造
1日前
矢崎総業株式会社
乗員監視装置
1か月前
続きを見る