TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025078363
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023190863
出願日
2023-11-08
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/52 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】部品をカバーにボルト固定する際にカバーの片寄せが発生してシール性が低下するのを防止することができるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、相手側コネクタに嵌合される嵌合部11を有するハウジング10と、嵌合部11と反対側の開口部16に組付けられるカバー30と、開口部16の内周側シール面16aとカバー30の外周側シール面との間をシールする環状のシール部材50と、ハウジング10の内周面に沿って所定間隔で配設され、カバー30の組付け方向に沿って延びる複数の補強リブ19と、カバー30の内底面に突設され、補強リブ19に噛み合うことによってハウジング10に対するカバー30の変位を規制する係合突起70と、カバー30に固定される検電プレート80を固定するためにカバー30に設けられた袋ナット34に螺合される固定用ボルト85と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部の内周側シール面より奥側に位置する前記ハウジングの内周面に沿って所定間隔で配設され、前記カバーの組付け方向に沿って延びる複数の補強リブと、
前記カバーの内底面に突設され、前記補強リブに噛み合うことによって前記ハウジングに対する前記カバーの変位を規制する係合突起と、
前記カバーに固定される部品と、
前記部品を固定するために前記カバーに設けられたナットに螺合される固定用ボルトと、
を備えるコネクタ。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
一対の前記係合突起が、前記ナットの軸線を含む前記カバーの中心平面に対して、面対称に配置される、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記係合突起は、一対の前記補強リブの板厚方向における各外側面に対してそれぞれの内側面が対向する一対の支持片部と、前記一対の支持片部を連結する連結片部とが一体に形成された断面U状の柱状突起である、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記部品は、前記カバーに設けられた検電穴を止水する止水栓を保持するための検電プレートである、
請求項1~3の何れか1項に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1~3に開示されているように、機器のケースに装着されるコネクタは、電線の端末に接続された端子を収容して機器側コネクタ(相手側コネクタ)に嵌合される嵌合部と、端子に接続される電線が嵌合部の嵌合方向と交差する方向から導入される電線導入部とを有する略L字状に形成された合成樹脂製のハウジングを備える。ハウジングは、嵌合部と反対側に作業孔(開口部)が形成されており、作業孔にはカバーが装着されている。
【0003】
カバーの外周側シール面には、作業孔の内周面(内周側シール面)に密着してハウジングの内部をシールするシールリング(環状のシール部材)が組み付けられている。カバーは、作業孔に装着されることで、作業孔からハウジング内に水などが浸入しないように保護している。即ち、シールリングは、作業孔の内周側シール面とカバーの外周側シール面との間をシールしている。
【0004】
また、コネクタの背面に設けた検電穴に検電プローブを挿し込み、ハウジング内に収容された端子に電気が流れているか否かの確認作業を行えるようにしたコネクタが知られている。このようなコネクタの場合、検電穴がカバーに設けられることがあり、コネクタの搭載場所が非防水空間の場合、検電穴を止水栓で止水する必要がある。そこで、カバーには、検電穴を止水する止水栓を保持するための検電プレート(部品)を固定する必要がある。このような検電プレートは、カバーに設けられたナットに螺合される固定用ボルトによってカバーにボルト固定されるのが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-86150号公報
特開2015-82466号公報
特開2022-2194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、作業孔に装着されたカバーは、環状のシール部材の反力により、作業孔の内周側シール面に対してセンタリングされて位置決めがされている。そして、作業孔に装着されたカバーにシール部材の反力以外の力が加わると、カバーの片寄せが発生する可能性がある。
【0007】
そこで、上述のような検電プレートをカバーにボルト固定する際には、固定用ボルトの締結トルクがカバーに加わって供回りするので、カバーの片寄せが発生してシール部材のシール代を確保できなくなってしまう虞がある。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、部品をカバーにボルト固定する際にカバーの片寄せが発生してシール性が低下するのを防止することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部の内周側シール面より奥側に位置する前記ハウジングの内周面に沿って所定間隔で配設され、前記カバーの組付け方向に沿って延びる複数の補強リブと、
前記カバーの内底面に突設され、前記補強リブに噛み合うことによって前記ハウジングに対する前記カバーの変位を規制する係合突起と、
前記カバーに固定される部品と、
前記部品を固定するために前記カバーに設けられたナットに螺合される固定用ボルトと、
を備えるコネクタ。
【発明の効果】
【0010】
本発明のコネクタによれば、部品をカバーにボルト固定する際にカバーの片寄せが発生してシール性が低下するのを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
APB株式会社
二次電池
5日前
株式会社電知
組電池の製造方法
12日前
株式会社東光高岳
変圧器
26日前
株式会社東光高岳
変圧器
26日前
ローム株式会社
チップ部品
29日前
ローム株式会社
半導体装置
6日前
株式会社コロナ
タッチ式操作装置
15日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
12日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
今日
太陽誘電株式会社
コイル部品
6日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
7日前
CKD株式会社
倣い装置
22日前
株式会社高田製作所
電源切替器
6日前
トヨタ自動車株式会社
二次電池
18日前
株式会社村田製作所
電池
6日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
7日前
株式会社ダイヘン
ヒューズ
15日前
ローム株式会社
半導体装置
20日前
株式会社GSユアサ
極板積層装置
今日
株式会社ダイヘン
搬送装置
18日前
株式会社不二越
ソレノイド
21日前
株式会社不二越
ソレノイド
11日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
CKD株式会社
傾き調整装置
22日前
新電元工業株式会社
磁性部品
29日前
新電元工業株式会社
磁性部品
29日前
トヨタ自動車株式会社
電池昇温装置
22日前
ニチコン株式会社
コンデンサ
28日前
SMK株式会社
コネクタの取付構造
22日前
富士電機株式会社
半導体装置
22日前
株式会社ニフコ
構造体
5日前
株式会社半導体エネルギー研究所
二次電池
12日前
日本圧着端子製造株式会社
コネクタ
27日前
日本板硝子株式会社
車両用のガラス体
12日前
TDK株式会社
電子部品
25日前
TDK株式会社
電子部品
6日前
続きを見る
他の特許を見る