TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025110978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005086
出願日2024-01-17
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/533 20060101AFI20250723BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電線における通電時の発熱をコネクタの外部へ効率よく放熱することができるコネクタを提供することができる。
【解決手段】外部コネクタに接続されるコネクタ1は、複数の端子10と、端子10ごとに接続される複数の電線100と、端子10及び電線100を収容する非金属製のハウジングと、ハウジングの外表面の少なくとも一部を覆う金属製のシールド部材とを備える。ハウジングは、ハウジングの内外を貫通する貫通部46を有する。シールド部材は、ハウジングに設けられた貫通部46を貫通してハウジングの内部空間内に延びる放熱部82を有する。例えば、貫通部46はカバーハウジング40に形成され、放熱部82がシールド部材としてのアッパーシェル80に形成される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
外部コネクタに接続されるコネクタであって、
複数の端子と、
前記端子ごとに接続される複数の電線と、
前記端子及び前記電線を収容する非金属製のハウジングと、
前記ハウジングの外表面の少なくとも一部を覆う金属製のシールド部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記ハウジングの内外を貫通する貫通部を有し、
前記シールド部材は、前記ハウジングに設けられた前記貫通部を貫通して前記ハウジングの内部空間内に延びる放熱部を有する、
コネクタ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記貫通部は、前記ハウジングを貫通する複数の貫通孔を有し、
前記放熱部は、前記貫通孔ごとに合わせて、前記シールド部材を前記ハウジングに取り付けた際に前記貫通孔に貫通させる複数の放熱用突起を有し、
前記放熱用突起は、その先端部が前記シールド部材を前記ハウジングに取り付けた際に前記電線に近接又は接触する、
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記貫通孔の内周面と前記放熱用突起の外周面との間には、各々の前記貫通孔と前記放熱用突起との間の隙間を封止するシール部材が配置される、請求項2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジングは、
ハウジング本体部を有するアウターハウジングと、
前記ハウジング本体部に形成される開口を覆うカバーハウジングと、を有し、
前記貫通部は、前記カバーハウジングに形成され、
前記放熱部は、前記カバーハウジングの外表面の少なくとも一部を覆う前記シールド部材としてのアッパーシェルに形成される、
請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。
【請求項5】
前記ハウジングは、
ハウジング本体部を有するアウターハウジングと、
前記ハウジング本体部に形成される開口を覆うカバーハウジングと、を有し、
前記貫通部は、前記ハウジング本体部に形成され、
前記放熱部は、前記ハウジング本体部の外表面の少なくとも一部を覆う前記シールド部材としてのロアシェルに形成される、
請求項1から3のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の端子と、端子ごとに接続される複数の電線と、端子及び電線を収容する非金属製のハウジングと、ハウジングの外表面の少なくとも一部を覆う金属製のシールド部材とを備えたコネクタが知られている。
【0003】
特許文献1には、合成樹脂製のハウジングと、ハウジングに収容された接続用端子と、電線の端末に接続されてハウジングに収容された通電用導体と、ハウジングを覆う金属製のシールドシェルとを備えたコネクタに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-136779号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたコネクタでは、ハウジングは、接続用端子と通電用導体を締結する金属製の第1締結部材を収容する第1収容凹部と、ハウジングとシールドシェルを締結する金属製の第2締結部材を収容する第2収容凹部とを有する。また、第1収容凹部と第2収容凹部が共通の樹脂壁を隔てて隣接している。このようなコネクタでは、通電により接続用端子又は通電用導体で発生した熱を、第1締結部材から樹脂壁を介して第2締結部材に伝熱してシールドシェルへ放熱するようにしており、樹脂を介しての放熱は金属の場合と比較して熱伝導率が劣り得る。このため、電線における通電時の発熱をコネクタの外部へ効率よく放熱することにより、コネクタの放熱性能の向上の余地がある。
【0006】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、電線における通電時の発熱をコネクタの外部へ効率よく放熱することができるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の態様に係るコネクタは、外部コネクタに接続されるコネクタであって、複数の端子と、端子ごとに接続される複数の電線と、端子及び電線を収容する非金属製のハウジングと、ハウジングの外表面の少なくとも一部を覆う金属製のシールド部材と、を備え、ハウジングは、ハウジングの内外を貫通する貫通部を有し、シールド部材は、ハウジングに設けられた貫通部を貫通してハウジングの内部空間内に延びる放熱部を有する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電線における通電時の発熱をコネクタの外部へ効率よく放熱することができるコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。
第1実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。
図1のIII-III線で切断されたコネクタの断面図である。
図3のIV-IV線で切断されたコネクタの断面図である。
端子及び電線を配置したアウターハウジングの斜視図である。
第1実施形態におけるアウターハウジングの斜視図である。
第1実施形態におけるカバーハウジングの斜視図である。
第1実施形態におけるアッパーシェルの斜視図である。
図1のIII-III線断面に対応した第2実施形態に係るコネクタの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係るコネクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
電線
24日前
矢崎総業株式会社
端子
今日
矢崎総業株式会社
端子
今日
矢崎総業株式会社
導電体
22日前
矢崎総業株式会社
バスバ
9日前
矢崎総業株式会社
雌端子
6日前
矢崎総業株式会社
箱状体
3日前
矢崎総業株式会社
導電体
22日前
矢崎総業株式会社
箱状体
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
照明装置
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
17日前
矢崎総業株式会社
配索構造
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
22日前
矢崎総業株式会社
巻付装置
23日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
24日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
24日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
22日前
矢崎総業株式会社
電線カバー
27日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
22日前
矢崎総業株式会社
ロック構造
27日前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
2日前
矢崎総業株式会社
電線搬送装置
28日前
矢崎総業株式会社
すり割り端子
6日前
矢崎総業株式会社
導通検査装置
23日前
矢崎総業株式会社
経路規制部材
22日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
21日前
矢崎総業株式会社
導電モジュール
9日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
20日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
21日前
続きを見る