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公開番号2025075934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023187461
出願日2023-11-01
発明の名称端子台
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 9/16 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】バスバとスタッドボルトの間の位置決め精度を高めること。
【解決手段】バスバ10とスタッドボルト20と位置規制部材30とハウジング40と、を備え、バスバは、第1端子部11と、第2端子部12と、これらを繋ぐ連結部13と、を有し、スタッドボルトは、方体形状の頭部21と、頭部の1つの壁面から垂設させ、かつ、第1端子部のボルト挿通孔14に挿通させる雄螺子部22と、を有し、ハウジングは、第1端子部及び連結部を収容し且つ保持するバスバ収容部41と、頭部を収容し、バスバに対するスタッドボルトの規定位置で雄螺子部の軸周りに向けた頭部の回転を抑止する方体形状のボルト収容部43と、を有し、位置規制部材は、連結部に組み付け、連結部と一緒にバスバ収容部に収容され且つ保持され、位置規制部材には、バスバに対するスタッドボルトの規定位置で頭部の軸周りの回転を抑止するボルト位置規制部34を設けること。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
バスバと、
前記バスバに組み付けるスタッドボルトと、
前記バスバに組み付ける位置規制部材と、
前記バスバと前記スタッドボルトと前記位置規制部材を収容し且つ保持するハウジングと、
を備え、
前記バスバは、第1端子部と、第2端子部と、前記第1端子部及び前記第2端子部を繋ぐ連結部と、を有し、
前記スタッドボルトは、方体形状の頭部と、前記頭部の1つの壁面から垂設させ、かつ、前記第1端子部のボルト挿通孔に挿通させる雄螺子部と、を有し、
前記ハウジングは、前記第1端子部及び前記連結部を収容し且つ保持するバスバ収容部と、前記頭部を収容し、前記バスバに対する前記スタッドボルトの規定位置で前記雄螺子部の軸周りに向けた前記頭部の回転を抑止する方体形状のボルト収容部と、を有し、
前記位置規制部材は、前記連結部に組み付け、前記連結部と一緒に前記バスバ収容部に収容され且つ保持され、
前記位置規制部材には、前記バスバに対する前記スタッドボルトの前記規定位置で前記頭部の前記軸周りの回転を抑止するボルト位置規制部を設けることを特徴とした端子台。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記ボルト位置規制部は、前記規定位置で前記頭部の前記軸周りの回転を抑止して、前記ボルト収容部への前記頭部の挿入姿勢を前記規定位置に保つことを特徴とした請求項1に記載の端子台。
【請求項3】
前記ボルト位置規制部は、前記頭部における前記軸周りの4つの外周壁面の内、直交して連なる2つの係止対象壁面を前記規定位置でそれぞれ係止するものであり、一方の前記係止対象壁面を係止する第1係止部と、他方の前記係止対象壁面を係止する第2係止部と、を有することを特徴とした請求項1又は2に記載の端子台。
【請求項4】
前記ハウジングは、前記バスバ収容部に連なり、前記第2端子部を挿通させ且つ保持するバスバ挿通孔を有し、
前記バスバ挿通孔は、前記第2端子部を挿通させ且つ保持する第1孔部と、前記第1孔部よりも前記バスバ収容部側で前記第1孔部よりも孔の大きな第2孔部と、を有し、
前記第2端子部を挿通させ、前記第2端子部における前記連結部寄りの根元側に配置して、前記第2端子部の根元側と前記第2孔部の内壁面との間の環状の隙間を塞ぐ環状のシール部材を備え、
前記位置規制部材は、前記第2端子部の根元側に配置された前記シール部材を係止し、前記第2端子部の根元側及び前記シール部材と一緒に前記第2孔部に挿入されるシール係止部を有することを特徴とした請求項1又は2に記載の端子台。
【請求項5】
前記位置規制部材は、絶縁性材料で成形されることを特徴とした請求項1又は2に記載の端子台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、端子台としては、第1端子部及び第2端子部を有するバスバと、その第1端子部のボルト挿通孔に雄螺子部を挿通させるスタッドボルトと、このスタッドボルトの頭部を収容保持するボルト収容部が設けられたハウジングと、を備える端子台が知られている。この種の端子台については、例えば、下記の特許文献1から3に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-048268号公報
特開2019-179617号公報
特開2019-178696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の端子台においては、スタッドボルトの頭部を金型内に配置したインサート成形によってハウジングが形作られ、そのスタッドボルトの雄螺子部をボルト挿通孔に差し入れながらバスバがハウジングに組み付けられる。よって、従来の端子台においては、例えば、ボルト挿通孔を大きくするなどして、バスバとスタッドボルトの間の公差バラツキ、バスバとハウジングの間の公差バラツキ、スタッドボルトとハウジングの間の公差バラツキを吸収する。従って、従来の端子台は、バスバとスタッドボルトの間の位置ずれを容易には抑え難い。
【0005】
そこで、本発明は、バスバとスタッドボルトの間の位置決め精度を高め得る端子台を提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、バスバと、前記バスバに組み付けるスタッドボルトと、前記バスバに組み付ける位置規制部材と、前記バスバと前記スタッドボルトと前記位置規制部材を収容し且つ保持するハウジングと、を備え、前記バスバは、第1端子部と、第2端子部と、前記第1端子部及び前記第2端子部を繋ぐ連結部と、を有し、前記スタッドボルトは、方体形状の頭部と、前記頭部の1つの壁面から垂設させ、かつ、前記第1端子部のボルト挿通孔に挿通させる雄螺子部と、を有し、前記ハウジングは、前記第1端子部及び前記連結部を収容し且つ保持するバスバ収容部と、前記頭部を収容し、前記バスバに対する前記スタッドボルトの規定位置で前記雄螺子部の軸周りに向けた前記頭部の回転を抑止する方体形状のボルト収容部と、を有し、前記位置規制部材は、前記連結部に組み付け、前記連結部と一緒に前記バスバ収容部に収容され且つ保持され、前記位置規制部材には、前記バスバに対する前記スタッドボルトの前記規定位置で前記頭部の前記軸周りの回転を抑止するボルト位置規制部を設けることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る端子台においては、バスバに対するスタッドボルトの規定位置について、スタッドボルトの頭部を収容するボルト収容部と、その頭部の軸周りの回転を抑止する位置規制部材と、によって補償する。従って、本発明に係る端子台は、バスバとスタッドボルトの間の位置決め精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態の端子台を示す分解斜視図である。
図2は、実施形態の端子台を示す斜視図である。
図3は、実施形態の端子台を示す平面図である。
図4は、ボルト位置規制部について説明する平面図である。
図5は、ボルト位置規制部について説明する分解斜視図である。
図6は、図3に示すX-X線断面図である。
図7は、第1組付け形態について説明する説明図である。
図8は、第2組付け形態について説明する説明図である。
図9は、第3組付け形態について説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る端子台の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
[実施形態]
本発明に係る端子台の実施形態の1つを図1から図9に基づいて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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