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公開番号
2025103630
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221151
出願日
2023-12-27
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H01R
13/6592 20110101AFI20250702BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】部品点数を削減し、簡素な構造でシールド機能を発揮できるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、電線及び編組13を有するシールド電線10と、電線の一端に接続される端子20と、シールド電線10に外装されるシール部材30と、シール部材30に装着されて、編組13と電気的に接続されるシールド部材40と、シール部材30及びシールド部材40が収容されて、シールド部材40と電気的に接続されるシールドシェル60と、を備える。シール部材30は、シール部31及び筒状部32を有する。編組13は、筒状部32の突出端にて、筒状部32の外周を覆うように折り返された折り返し部13aを有する。シールド部材40は、筒状部32と共に、折り返し部13aをシールド電線10の径方向に挟み込むように筒状部32に装着される。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電線及び前記電線を覆う編組を有するシールド電線と、
前記電線の一端に接続される端子と、
前記シールド電線に外装されるシール部材と、
前記シール部材に装着されて、前記編組と電気的に接続されるシールド部材と、
前記シール部材及び前記シールド部材が収容されて、前記シールド部材と電気的に接続されるシールドシェルと、
を備えたコネクタであって、
前記シール部材は、
環状のシール部と、前記シール部から前記シールド電線の延在方向に突出する筒状部と、を有し、
前記編組は、
前記筒状部の突出端にて、前記筒状部の外周を覆うように折り返された折り返し部を有し、
前記シールド部材は、
前記筒状部と共に、前記折り返し部を前記シールド電線の径方向に挟み込むように前記筒状部に装着される、
コネクタ。
続きを表示(約 110 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のコネクタであって、
前記シールド部材には、
前記径方向の外側に突出して、前記シールドシェルにおける収容筒部の内周面に圧接される突起部が設けられる、
コネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、モータ等の車両用搭載機器が多数搭載されており、これらの機器から発生する電磁波による影響は無視できないものとなっている。加えて、大電流や高電圧用の電線から発生する電磁波による影響も無視できない。電磁波の発生源や電磁波の種類によって対策は異なるものの、車両用搭載機器等は、種々の方法によって電磁波による影響が抑制されている。例えば、従来から、車両に搭載されて、電線から発生する電磁波や静電気等の電気的なノイズを遮断するシールド性能に優れるコネクタが提案されている(例えば、特許文献1~2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-51141号公報
特開2023-23211号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のコネクタの多くは、電線の外側に被覆された編組に、シールドターミナルとシールドリングが外装されて、このシールドリングに取り付けられた接触用の弾性部材(バネ等)を介して、シールドシェルに編組が電気的に接続(即ち、アース接続)されることで、シールド機能を発揮している。
【0005】
しかしながら、上記のコネクタは、編組に、シールドターミナルとシールドリングが外装されるように、部品点数が多いことから、製造(組み付け)作業が増えてしまったり製造コストが嵩んでしまったり等の課題がある。
【0006】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、部品点数を削減し、簡素な構造でシールド機能を発揮できるコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
電線及び前記電線を覆う編組を有するシールド電線と、
前記電線の一端に接続される端子と、
前記シールド電線に外装されるシール部材と、
前記シール部材に装着されて、前記編組と電気的に接続されるシールド部材と、
前記シール部材及び前記シールド部材が収容されて、前記シールド部材と電気的に接続されるシールドシェルと、
を備えたコネクタであって、
前記シール部材は、
環状のシール部と、前記シール部から前記シールド電線の延在方向に突出する筒状部と、を有し、
前記編組は、
前記筒状部の突出端にて、前記筒状部の外周を覆うように折り返された折り返し部を有し、
前記シールド部材は、
前記筒状部と共に、前記折り返し部を前記シールド電線の径方向に挟み込むように前記筒状部に装着される、
コネクタであること。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、編組が、筒状部の突出端にて、筒状部の外周を覆うように折り返された折り返し部を有し、シールド部材が、筒状部と共に、折り返し部をシールド電線の径方向に挟み込むように筒状部に装着される。これにより、コネクタは、シールド部材を介して編組とシールドシェルとが電気的に接続されるため、電線から発生するノイズの外部への漏出を抑制できる。この結果、本発明によれば、複数のシールド部材を用いる従来コネクタに比べて、部品点数を削減し、簡素な構造でシールド機能を発揮できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係るコネクタの斜視図である。
図2は、図1に示すコネクタの要部分解斜視図である。
図3は、図1のA-A断面図である。
図4は、図3におけるシールド電線、端子、シール部材、及びシールド部材を示す図1のA-A断面図である。
図5は、図4のB部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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