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公開番号2025078362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023190862
出願日2023-11-08
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250513BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ハウジングの変形を抑制すると共に、シール部材の脱落を防止することができるコンパクトなコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタは、相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジング10と、嵌合部と反対側の開口部16に組付けられるカバー30と、開口部16の内周側シール面16aとカバー30の外周側シール面との間をシールする環状のシール部材50と、開口部16の内周側シール面16aより奥側に位置するハウジング10の内周面10bに沿って所定間隔で配設され、カバー30の組付け方向に沿って延びる複数の補強リブ19と、を備える。カバー30が開口部16に組み付けられた際には、開口部16の開口端側における補強リブ19の延在方向端部がシール部材50に対向することで、内周側シール面16a及び外周側シール面からシール部材50が脱落するのを防止する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部の内周側シール面より奥側に位置する前記ハウジングの内周面に沿って所定間隔で配設され、前記カバーの組付け方向に沿って延びる複数の補強リブと、を備え、
前記カバーが前記開口部に組み付けられた際には、前記開口部の開口端側における前記補強リブの延在方向端部が前記シール部材に対向することで、前記内周側シール面及び前記外周側シール面から前記シール部材が脱落するのを防止する、
コネクタ。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記シール部材は、環状のシール本体部と、前記シール本体部の外周面に設けられた外側リップと、前記シール本体部の内周面に設けられた内側リップとを有し、
前記補強リブの延在方向端部は、前記シール本体部の幅方向端面に平行な当接面を有する、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1~3に開示されているように、機器のケースに装着されるコネクタは、電線の端末に接続された端子を収容して機器側コネクタ(相手側コネクタ)に嵌合される嵌合部と、端子に接続される電線が嵌合部の嵌合方向と交差する方向から導入される電線導入部とを有する略L字状に形成された合成樹脂製のハウジングを備える。ハウジングは、嵌合部と反対側に作業孔(開口部)が形成されており、作業孔にはカバーが装着されている。
【0003】
カバーの外周側シール面には、作業孔の内周面(内周側シール面)に密着してハウジングの内部をシールするシールリング(環状のシール部材)が組み付けられている。カバーは、作業孔に装着されることで、作業孔からハウジング内に水などが浸入しないように保護している。即ち、シールリングは、作業孔の内周側シール面とカバーの外周側シール面との間をシールしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-86150号公報
特開2015-82466号公報
特開2022-2194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ハウジングにおける作業孔の内周側シール面は、高温環境下においてシール部材の反力を受けることによって外側へクリープ変形が発生すると、シール圧の低下を招く可能性がある。そこで、従来はハウジングに複数の変形防止リブを設けることで、ハウジングの変形を抑制している。
【0006】
また、高温環境下においてハウジング内に内圧がかかることで、シール部材は作業孔の内周側シール面及びカバーの外周側シール面から脱落する可能性がある。そこで、従来はカバーに貫通孔を穿設し、貫通孔の径より大きな頭部を有する係止突起をシール部材に設けることで、カバーからのシール部材の脱落を防止している。
【0007】
しかしながら、シール部材の脱落を防止するために、カバーの貫通孔とシール部材の係止突起を設けることがコネクタの大型化に繋がっており、コネクタの小型化が望まれている。
【0008】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングの変形を抑制すると共に、シール部材の脱落を防止することができるコンパクトなコネクタを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
相手側コネクタに嵌合される嵌合部を有するハウジングと、
前記嵌合部と反対側の開口部に組付けられるカバーと、
前記開口部の内周側シール面と前記カバーの外周側シール面との間をシールする環状のシール部材と、
前記開口部の内周側シール面より奥側に位置する前記ハウジングの内周面に沿って所定間隔で配設され、前記カバーの組付け方向に沿って延びる複数の補強リブと、を備え、
前記カバーが前記開口部に組み付けられた際には、前記開口部の開口端側における前記補強リブの延在方向端部が前記シール部材に対向することで、前記内周側シール面及び前記外周側シール面から前記シール部材が脱落するのを防止する、
コネクタ。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ハウジングの変形を抑制すると共に、シール部材の脱落を防止することができるコンパクトなコネクタを提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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