TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025079837
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192662
出願日
2023-11-13
発明の名称
配索構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
11/00 20060101AFI20250516BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供する。
【解決手段】配索構造1は、レール220に固定される第一固定10部と、スライド体210に固定される第二固定部と、筒状の外装部材と、外装部材に挿通され、外装部材の第一端部と第二端部との間の位置において車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部54を有する付勢部材50と、付勢部材を支持する支持構造4と、を備える。支持構造は、湾曲部に第一円弧部55を形成する第一支持構造41および湾曲部に第二円弧部56を形成する第二支持構造の少なくとも一方を有し、第一円弧部55は、レールに沿う部分に形成され、かつ下側Y2に向けて凸の円弧形状を有し、第二円弧部56は、スライド体に沿う部分に形成され、かつ上側Y1に向けて凸の円弧形状を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車体に配置された車両前後方向に延在するレールに固定される第一固定部と、
前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、
前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する筒状の外装部材と、
前記外装部材に挿通される電線と、
前記外装部材に挿通され、前記第一端部と前記第二端部との間の位置において車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を有する付勢部材と、
前記付勢部材を支持する支持構造と、
を備え、
前記支持構造は、前記湾曲部に第一円弧部を形成する第一支持構造および前記湾曲部に第二円弧部を形成する第二支持構造の少なくとも一方を有し、
前記第一円弧部は、前記湾曲部における前記レールに沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の下側に向けて凸の円弧形状を有し、
前記第二円弧部は、前記湾曲部における前記スライド体に沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の上側に向けて凸の円弧形状を有する
ことを特徴とする配索構造。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記第一円弧部は、前記湾曲部の下端である頂点と、前記頂点に対して車両前後方向の両側に形成される一対の傾斜部とを有し、
一対の前記傾斜部は、前記頂点から離れるに従って車両上下方向の上側へ向かうように傾斜している
請求項1に記載の配索構造。
【請求項3】
前記第二円弧部は、前記湾曲部の上端である頂点と、前記頂点に対して車両前後方向の両側に形成される一対の傾斜部とを有し、
一対の前記傾斜部は、前記頂点から離れるに従って車両上下方向の下側へ向かうように傾斜している
請求項1に記載の配索構造。
【請求項4】
前記スライド体は、前記開口部を閉塞する全閉位置と前記開口部を開放する全開位置との間で移動し、
前記支持構造は、前記第一支持構造および前記第二支持構造の両方を有し、
前記第一支持構造は、前記スライド体が前記全閉位置から前記全開位置までの何れの位置にあるときも前記第一円弧部を形成できるように構成され、
前記第二支持構造は、前記スライド体が前記全閉位置から前記全開位置までの何れの位置にあるときも前記第二円弧部を形成できるように構成される
請求項1に記載の配索構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配索構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、スライド体用の給電装置がある。特許文献1には、車体と、車体にスライド自在に設けられ且つ該車体に形成された開口部を開閉するスライド体と、に亘って配索されたワイヤハーネスを備えたスライド体用の給電装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-151906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車体とスライド体との間の配索構造が外装部材を有する場合に、外装部材の内部に剛性を有する付勢部材を配置することが本願の発明者によって検討された。ここで、車体とスライド体との間の狭いスペースで付勢部材を湾曲させる場合、湾曲部において付勢部材に先細り形状が生じやすくなる。湾曲部の形状が先細り形状となると、電線の曲げ半径の低下を招いてしまう。
【0005】
本発明の目的は、付勢部材の先細り形状を抑制することができる配索構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の配索構造は、車両の車体に配置された車両前後方向に延在するレールに固定される第一固定部と、前記車体のルーフに設けられた開口部に対して車両前後方向に沿って移動するスライド体に固定される第二固定部と、前記第一固定部に保持される第一端部と、前記第二固定部に保持される第二端部と、を有する筒状の外装部材と、前記外装部材に挿通される電線と、前記外装部材に挿通され、前記第一端部と前記第二端部との間の位置において車両前後方向に向けて湾曲する湾曲部を有する付勢部材と、前記付勢部材を支持する支持構造と、を備え、前記支持構造は、前記湾曲部に第一円弧部を形成する第一支持構造および前記湾曲部に第二円弧部を形成する第二支持構造の少なくとも一方を有し、前記第一円弧部は、前記湾曲部における前記レールに沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の下側に向けて凸の円弧形状を有し、前記第二円弧部は、前記湾曲部における前記スライド体に沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の上側に向けて凸の円弧形状を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る配索構造は、付勢部材を支持する支持構造を有する。支持構造は、湾曲部に第一円弧部を形成する第一支持構造および湾曲部に第二円弧部を形成する第二支持構造の少なくとも一方を有する。第一円弧部は、湾曲部におけるレールに沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の下側に向けて凸の円弧形状を有し、第二円弧部は、湾曲部におけるスライド体に沿う部分に形成され、かつ車両上下方向の上側に向けて凸の円弧形状を有する。本発明に係る配索構造によれば、第一円弧部および第二円弧部の少なくとも一方を形成することにより、付勢部材の先細り形状を抑制することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図2は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図3は、実施形態に係る配索構造の断面図である。
図4は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図5は、先細り形状について説明する図である。
図6は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
図7は、実施形態に係る第一支持構造の側面図である。
図8は、実施形態に係る第二支持構造の側面図である。
図9は、実施形態に係る配索構造の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る配索構造につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、配索構造に関する。図1および図2は、実施形態に係る配索構造の側面図、図3は、実施形態に係る配索構造の断面図、図4は、実施形態に係る配索構造の側面図、図5は、先細り形状について説明する図、図6は、実施形態に係る配索構造の側面図、図7は、実施形態に係る第一支持構造の側面図、図8は、実施形態に係る第二支持構造の側面図、図9は、実施形態に係る配索構造の側面図である。図3には、図4のIII-III断面が示されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
端子台
8日前
矢崎総業株式会社
組立体
9日前
矢崎総業株式会社
端子台
8日前
矢崎総業株式会社
端子台
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
25日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
端子金具
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
8日前
矢崎総業株式会社
表示装置
7日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
雌型端子
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
1か月前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
車両用計器
1か月前
矢崎総業株式会社
電気接続箱
1か月前
矢崎総業株式会社
グロメット
1か月前
矢崎総業株式会社
路面監視装置
1か月前
矢崎総業株式会社
車両システム
25日前
矢崎総業株式会社
電気接続部品
1か月前
矢崎総業株式会社
故障検出装置
23日前
矢崎総業株式会社
防眩システム
8日前
矢崎総業株式会社
防眩システム
8日前
続きを見る
他の特許を見る