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公開番号
2025075669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187002
出願日
2023-10-31
発明の名称
コネクタ
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H01R
13/40 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハウジング内の圧着端子のガタを抑制することができるコネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ1は、電線圧着部22を有する圧着端子3と、電線圧着部22を収容する筒状のインナーハウジング51とを備える。電線圧着部22は、電線Wの芯線露出部W1aに対して巻付くように圧着される一対の加締め片32を有する。加締め片32は、圧着状態の圧着端子3において、幅方向Yの端面から外側に向けて突出して形成された凸部35を有する。インナーハウジング51は、収容状態において、当該インナーハウジング51の内側壁面53から電線圧着部22に向けて突出して形成され、かつ凸部35に当接して電線圧着部22の高さ方向Zの移動を規制するリブ60を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
電線の端末に設けられた芯線露出部に圧着される電線圧着部を有する圧着端子と、
前記芯線露出部に圧着された前記電線圧着部を収容する筒状のハウジングと、を備え、
前記電線圧着部は、
底壁部と、
前記底壁部の幅方向の両端から立設して形成され、前記底壁部に載置される前記芯線露出部に対して巻付くように圧着される一対の加締め片と、を有し、
前記加締め片は、
前記電線圧着部が前記芯線露出部に圧着された圧着状態において、前記幅方向の端面から外側に向けて突出して形成された凸部を有し、
前記ハウジングは、
当該ハウジングが前記電線圧着部を収容した収容状態において、当該ハウジングの内側壁面から前記電線圧着部に向けて突出して形成され、かつ前記凸部に当接して前記電線圧着部の前記幅方向に交差する高さ方向の移動を規制するリブを有する
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記凸部は、
前記電線圧着部の前記幅方向から視てX字状に形成され、かつ少なくとも一部が前記ハウジングの内側壁面に対して前記幅方向に当接する
請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記凸部は、
前記圧着状態において、前記幅方向から視て、前記凸部の前記高さ方向の中心を通って前記幅方向及び前記高さ方向と直交する前記芯線露出部の軸線方向に沿う凸部側センターラインが、前記電線圧着部の前記高さ方向の中心を通って前記軸線方向に沿う圧着部側センターラインと前記高さ方向に対して重なる位置に形成される
請求項1または2に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記凸部及び前記リブは、いずれも
前記圧着状態において、前記幅方向と直交する方向に沿う前記芯線露出部の軸線方向に延在して形成される
請求項1または2に記載のコネクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のコネクタに関する技術として、例えば、特許文献1には、金属製の端子と、端子に保持された蓄熱体とを有し、端子が、相手側端子と電気的に接続される端子接続部と、電線と電気的に接続される電線接続部と、端子接続部及び電線接続部と一体に形成された保持部とを有し、蓄熱体が、保持部に保持されている接続端子を備えたコネクタが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のコネクタでは、例えば、ハウジング内に収容された圧着端子が、外部から加えられた振動により、ハウジングに保持された端子接続部側を中心に電線接続部が高さ方向に振れてガタつく場合があることから改善の余地がある。
【0005】
本発明は、ハウジング内の圧着端子のガタを抑制することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、電線の端末に設けられた芯線露出部に圧着される電線圧着部を有する圧着端子と、前記芯線露出部に圧着された前記電線圧着部を収容する筒状のハウジングと、を備え、前記電線圧着部は、底壁部と、前記底壁部の幅方向の両端から立設して形成され、前記底壁部に載置される前記芯線露出部に対して巻付くように圧着される一対の加締め片と、を有し、前記加締め片は、前記電線圧着部が前記芯線露出部に圧着された圧着状態において、前記幅方向の端面から外側に向けて突出して形成された凸部を有し、前記ハウジングは、当該ハウジングが前記電線圧着部を収容した収容状態において、当該ハウジングの内側壁面から前記電線圧着部に向けて突出して形成され、かつ前記凸部に当接して前記電線圧着部の前記幅方向に交差する高さ方向の移動を規制するリブを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、ハウジング内の圧着端子のガタを抑制することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタの概略構成を示す分解斜視図である。
図2は、図1のコネクタを構成する圧着端子及びハウジングの概略構成を示す斜視図である。
図3は、図2に示す圧着端子の正面図である。
図4は、図2に示すハウジングの断面図である。
図5は、図1に示すコネクタの正面図である。
図6は、図2に示す圧着端子の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るコネクタの概略構成を示す分解斜視図である。図2は、図1のコネクタを構成する圧着端子及びハウジングの概略構成を示す斜視図である。図3は、図2に示す圧着端子の正面図である。図4は、図2に示すハウジングの断面図である。図5は、図1に示すコネクタの正面図である。図6は、図2に示す圧着端子の側面図である。なお、図1では、後述するインナーハウジング51が省略されている。
(【0011】以降は省略されています)
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