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公開番号2025098743
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215083
出願日2023-12-20
発明の名称ワイヤハーネス組付体
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20250625BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】低コスト化することができるワイヤハーネス組付体を提供する。
【解決手段】電線7と、電線7の端末部に電気的に接続されたコネクタ9とを有するワイヤハーネス3と、内部にワイヤハーネス3が配置される組付部材5とを備えたワイヤハーネス組付体1において、組付部材5が、ベース材11と、ベース材11に接着部15を介して貼り付けられるカバー材13とを有し、接着部15が、組付部材5の外縁に沿って配置された外側接着部17を有し、ベース材11とカバー材13との間に、接着部15が配置されていない非接着領域29を設けた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電線と、前記電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスと、
内部に前記ワイヤハーネスが配置される組付部材と、
を備え、
前記組付部材は、ベース材と、前記ベース材に接着部を介して貼り付けられるカバー材とを有し、
前記接着部は、前記組付部材の外縁に沿って配置された外側接着部を有し、
前記ベース材と前記カバー材との間には、前記接着部が配置されていない非接着領域が設けられているワイヤハーネス組付体。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記接着部は、前記組付部材の外縁より内側で前記電線を避けた位置に配置された内側接着部を有する請求項1に記載のワイヤハーネス組付体。
【請求項3】
前記外側接着部は、前記電線を避けるように分断された分断部を有する請求項1又は2に記載のワイヤハーネス組付体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネス組付体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネス組付体としては、電線と、電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスと、内部にワイヤハーネスが配置される組付部材としての組付シートとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このワイヤハーネス組付体では、組付シートが、ベース材としての防音/断熱シートと、カバー材としての貼合せシートとを有し、防音/断熱シートと貼合せシートとの間に、ワイヤハーネスが配置されている。このようなワイヤハーネス組付体では、貼合せシートの全面に、接着剤が塗布されて接着部が形成され、貼合せシートが、接着部を介して防音/断熱シートに貼り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-67071号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1のようなワイヤハーネス組付体では、組付部材の全面に、ベース材にカバー材を貼り付ける接着部が設けられているので、接着部の接着剤の使用量が多く、高コスト化していた。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、低コスト化することができるワイヤハーネス組付体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体は、電線と、前記電線の端末部に電気的に接続されたコネクタとを有するワイヤハーネスと、内部に前記ワイヤハーネスが配置される組付部材と、を備え、前記組付部材は、ベース材と、前記ベース材に接着部を介して貼り付けられるカバー材とを有し、前記接着部は、前記組付部材の外縁に沿って配置された外側接着部を有し、前記ベース材と前記カバー材との間には、前記接着部が配置されていない非接着領域が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、低コスト化することができるワイヤハーネス組付体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体の斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体の上面図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体のベース材にマスキングシートを配置するときの斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体のマスキングシートに接着剤を噴霧したときの斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体のマスキングシートに接着剤が塗布されたときの斜視図である。
本実施形態に係るワイヤハーネス組付体のベース材からマスキングシートを取り外したときの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本実施形態に係るワイヤハーネス組付体について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
【0010】
図1に示すように、本実施形態に係るワイヤハーネス組付体1は、例えば、車両に搭載された電源と機器との間、或いは機器と機器との間など、電気部品(不図示)の間を電気的に接続するワイヤハーネス3に適用される。ワイヤハーネス3は、一体に組付けられる組付部材5の内部に、所定の形状で配置される。ワイヤハーネス組付体1は、例えば、車両のドアトリムなどの対象部材(不図示)に組付けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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