TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025079883
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192733
出願日2023-11-13
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/6581 20110101AFI20250516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】接続対象物に対し容易に接続することができるコネクタを提供することを目的とする。
【解決手段】コネクタ1は、接続対象物90の接続方向Zに対し交差する方向に突出する電線引出部22を有するハウジング2と、ハウジング2を接続対象物90の反対側から覆うシェルアッパ3と、接続対象物90側から電線引出部22を覆い、シェルアッパ3との間で電線引出部22を挟み込むように取り付けられるシェルロア4と、シェルアッパ3、ハウジング2及びシェルロア4を共締めして接続対象物90に締結する締結部材と、を備え、ハウジング2は、接続対象物90側の位置でシェルロア4を仮止めする係止部24を有するように構成されている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
接続対象物の接続方向に対し交差する方向に突出する電線引出部を有するハウジングと、
前記ハウジングを前記接続対象物の反対側から覆うシェルアッパと、
前記接続対象物側から前記電線引出部を覆い、前記シェルアッパとの間で前記電線引出部を挟み込むように取り付けられるシェルロアと、
前記シェルアッパ、前記ハウジング及び前記シェルロアを共締めして前記接続対象物に締結する締結部材と、を備え、
前記ハウジングは、前記接続対象物側の位置でシェルロアを仮止めする係止部を有している、
コネクタ。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記係止部は、前記ハウジングから前記接続対象物に向けて突出する鉤状部材であり、
前記シェルロアは、前記係止部を挿通させて前記係止部と係合する被係止孔を形成している、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとして、例えば、特許文献1に記載されるように、ハウジングの周囲にシールド部材を配置してシールド機能を有するシールドコネクタが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-079483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタは、接続対象物へ接続が困難となる場合がある点で改善の余地がある。例えば、上述したシールドコネクタにおいて、ハウジングに電線引出部が形成される場合がある。電線引出部は、ハウジングの内部から外部へ電線を引き出すための部位であり、筒状に形成される。この場合、電線引出部もシールド部材で覆おうとすると、半筒状の二つのシールド部材で電線引出部を挟み込んで覆うことが考えられる。このとき、二つのシールド部材を接続対象物に対し締結部材により共締めして、コネクタを接続対象物へ固定することが考えられる。その際、接続対象物に共締めする前の段階で、二つのシールド部材が電線引出部を挟んで配置された状態から離間してしまい、コネクタの接続作業が困難となる。
【0005】
そこで、本発明は、接続対象物に対し容易に接続することができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、接続対象物の接続方向に対し交差する方向に突出する電線引出部を有するハウジングと、前記ハウジングを前記接続対象物の反対側から覆うシェルアッパと、前記接続対象物側から前記電線引出部を覆い、前記シェルアッパとの間で前記電線引出部を挟み込むように取り付けられるシェルロアと、前記シェルアッパ、前記ハウジング及び前記シェルロアを共締めして前記接続対象物に締結する締結部材と、を備え、前記ハウジングは、前記接続対象物側の位置でシェルロアを仮止めする係止部を有するように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、接続対象物に対し容易に接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタを示す分解斜視図である。
図3は、実施形態に係るコネクタにおける係止部及び被係止孔の説明図である。
図4は、実施形態に係るコネクタの接続の説明図である。
図5は、実施形態に係るコネクタの接続の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「引出方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「接続方向Z」という。ここでは、引出方向Xと幅方向Yと接続方向Zとは、相互に直交する。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。引出方向Xは、コネクタから引き出される電線の引き出し方向に相当する。接続方向Zは、コネクタを接続対象物へ接続する方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

矢崎総業株式会社
端子台
8日前
矢崎総業株式会社
端子台
8日前
矢崎総業株式会社
組立体
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
表示装置
7日前
矢崎総業株式会社
端子金具
9日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
8日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
2日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
配索構造
今日
矢崎総業株式会社
コネクタ
今日
矢崎総業株式会社
防眩システム
8日前
矢崎総業株式会社
電線保護構造
3日前
矢崎総業株式会社
防眩システム
8日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
今日
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
2日前
矢崎総業株式会社
車両用充電装置
14日前
矢崎総業株式会社
車両用充電装置
14日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
8日前
矢崎総業株式会社
シールドコネクタ
3日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
矢崎総業株式会社
接続構造及び組立体
9日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
15日前
続きを見る