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公開番号2025079889
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192742
出願日2023-11-13
発明の名称コネクタ
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 13/52 20060101AFI20250516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】止水部材の止水性の向上を図ることができるコネクタを提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、開口部21を形成している本体部2と、開口部21を覆うように本体部2に取り付けられる蓋部3と、本体部2と蓋部3との間を止水する止水部材4と、を備え、止水部材4は、延在方向に対し湾曲する湾曲部43と、蓋部3の取付方向Zに対し交差する方向に突出し延在方向に所定の間隔で形成される複数のリブ44と、を有し、リブ44は、湾曲部43において内側領域で湾曲中央位置に形成される内側リブ441と、湾曲部43において外側領域で両端の湾曲端位置にそれぞれ形成される外側リブ442と、を含むように構成されている。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
開口部を形成している本体部と、
前記開口部を覆うように前記本体部に取り付けられる蓋部と、
前記本体部と前記蓋部との間を止水する止水部材と、を備え、
前記止水部材は、延在方向に対し湾曲する湾曲部と、前記蓋部の取付方向に対し交差する方向に突出し前記延在方向に所定の間隔で形成される複数のリブと、を有し、
前記リブは、前記湾曲部において内側領域で湾曲中央位置に形成される内側リブと、前記湾曲部において外側領域で両端の湾曲端位置にそれぞれ形成される外側リブと、を含む、
コネクタ。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
前記内側リブ及び複数の前記外側リブは、前記内側リブと複数の前記外側リブのうちの一方を結ぶ第一仮想線と、前記内側リブと複数の前記外側リブのうちの他方を結ぶ第二仮想線が直角に交わるように、設けられている、
請求項1に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタとして、例えば、特許文献1に記載されるように、筐体に設けられた開口部に対し開閉を行う蓋を備えた電子機器であって、筐体と蓋の間の止水を行うパッキン部材を設けたものが知られている。この電子機器のパッキン部材は、ベース部において筐体と対峙する面から突出する凸部と、凸部を挟んだ位置に設けられる外周リブとを設けることにより、止水性を高めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-160822号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような機器にあっては、止水性が確保できないおそれがある点で改善の余地がある。例えば、パッキン部材が、直線部分と湾曲部分を含んで構成される場合、湾曲部分で圧縮力が不均等になり、止水性の低下を招くおそれがある。つまり、蓋が閉じられる際、パッキン部材は、側方へ逃げるように変形する。このとき、パッキン部材が各方向へ均等に逃げるように変形することが望ましいが、湾曲部分において不均等に変形しやすく、止水性能が低下することが懸念される。
【0005】
そこで、本発明は、止水部材の止水性の向上を図ることができるコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち、本発明に係るコネクタは、開口部を形成している本体部と、前記開口部を覆うように前記本体部に取り付けられる蓋部と、前記本体部と前記蓋部との間を止水する止水部材と、を備え、前記止水部材は、延在方向に対し湾曲する湾曲部と、前記蓋部の取付方向に対し交差する方向に突出し前記延在方向に所定の間隔で形成される複数のリブと、を有し、前記リブは、前記湾曲部において内側領域で湾曲中央位置に形成される内側リブと、前記湾曲部において外側領域で両端の湾曲端位置にそれぞれ形成される外側リブと、を含むように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るコネクタによれば、止水部材の止水性の向上を図ることができる
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るコネクタを示す分解斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタの止水部材の平面図である。
図3は、実施形態に係るコネクタの止水部材における内側リブ及び外側リブの説明図である。
図4は、実施形態に係るコネクタの止水機能の説明図である。
図5は、比較例となるコネクタの止水機能の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
本実施形態は、コネクタに関する。以下の説明では、互いに交差する第一方向、第二方向、及び、第三方向のうち、第一方向を「引出方向X」といい、第二方向を「幅方向Y」といい、第三方向を「取付方向Z」という。ここでは、引出方向Xと幅方向Yと取付方向Zとは、相互に直交する。なお、ここでいう直交は、ほぼ直交を含む。引出方向Xは、コネクタから引き出される電線の引き出し方向に相当する。取付方向Zは、本体部に対し蓋部を取り付ける方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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