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公開番号2025089216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2024016717
出願日2024-02-06
発明の名称セパレート型スマートグラス
出願人個人
代理人個人
主分類G02C 5/00 20060101AFI20250605BHJP(光学)
要約【課題】一体型スマートグラスのように垂れているケーブルがなく、簡単に着用すれば使用セパレート型スマートグラス。
【解決手段】スマートグラス本体1とウェアラブル分離部2の電源及び/又はデータの送信ケーブルとを自動的に吸着接続させる自動磁気吸引接続装置を含むセパレート型スマートグラスであって、スマートグラス本体1の2本の眼鏡テンプル間に両者を接続させる眼鏡首掛け紐3が設けられており、眼鏡首掛け紐に、眼鏡首掛け紐の中間部から引き出されて自動磁気吸引接続装置に接続する上送信ケーブル4が隠し設置されており、ウェアラブル分離部が下送信ケーブル5により自動磁気吸引接続装置に接続されるセパレート型スマートグラス。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
モバイルマンマシンインタラクションを提供してビデオを出力し表示するスマートグラス本体1と、電池を含むウェアラブル分離部2と、スマートグラス本体1とウェアラブル分離部2の電源及び/又はウェアラブルホストコンピュータのデータの送信ケーブルとを自動的に吸着接続させる自動磁気吸引接続装置と、を含むセパレート型スマートグラスであって、
前記スマートグラス本体1の2本の眼鏡テンプル間に両者を接続させる眼鏡首掛け紐3が設けられており、前記眼鏡首掛け紐3に、眼鏡首掛け紐3の中間部から引き出されて自動磁気吸引接続装置に接続される上送信ケーブル4が隠し設置されており、前記ウェアラブル分離部2が下送信ケーブル5により自動磁気吸引接続装置に接続されることを特徴とする、セパレート型スマートグラス。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記自動磁気吸引接続装置は上磁気コネクタ6と下磁気コネクタ7とを含み、前記上磁気コネクタ6が上送信ケーブル4により眼鏡首掛け紐3に接続され、前記下送信ケーブル5がユーザの首筋と背中に延伸して下磁気コネクタ7に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項3】
前記下磁気コネクタ7にガイドブロック8が設けられており、前記ガイドブロック8は下磁気コネクタ7を常に上向きにすると同時に、正確に位置合わせされ互いに吸着されるまで、上磁気コネクタ6が下磁気コネクタ7によって自動的に吸引案内されることを特徴とする、請求項2に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項4】
前記下磁気コネクタ7に、下磁気コネクタ7をユーザの首筋と背中位置における襟又は着物に固定させる固定部材9がさらに設けられていることを特徴とする、請求項3に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項5】
前記ガイドブロック8と固定部材9のユーザの背中に向かう表面に軟質材料で製作されたスキンケア保護層が敷設されていることを特徴とする、請求項4に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項6】
前記固定部材9は弾性クリップ又はマジックテープであることを特徴とする、請求項5に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項7】
前記上送信ケーブル4は一束で一側の眼鏡テンプルから首掛け紐に導入され、又は2束に分けて2本の眼鏡テンプルから首掛け紐に導入されることを特徴とする、請求項1に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項8】
前記ウェアラブル分離部2は、電池を含むウェアラブルホストコンピュータの別体部、又はウェアラブルホストコンピュータが分離された後の体外電池の別体部であることを特徴とする、請求項1に記載のセパレート型スマートグラス。
【請求項9】
前記ウェアラブル分離部2の外面に、ウェアラブルホストコンピュータ又は他の設備にワイヤレスで充電する磁気吸引充電送信コイル10と、それ自体又は/及び他の設備に充電又は給電するポート11とが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のセパレート型スマートグラス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートグラスの技術分野に関し、詳しくはセパレート型スマートグラスに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
周知のように、目下パソコンとスマートフォンの二つの大きなコンピューティングプラットフォームに革新の天井が現れており、両者よりも強い次世代モバイル・ウェアラブル新規コンピューティングプラットフォームが今にも出そうである。パソコンのキーボード・マウス・ウィンドウ、及びスマートフォンのタッチパネルのマンマシンインタラクションは、二つの大きなコンピューティングプラットフォームがモデルチェンジされることに肝心な欠点改善技術であり、これと同様に、スマートグラスは、次世代モバイル・ウェアラブルコンピューティングステージのマンマシンインタラクションの出力表示を達成させることに肝心な欠点改善技術でもある。
【0003】
2012年にグーグルがスマートグラスを発明して以来、耳や鼻梁にかけるスマートグラスの電池と計算ユニットの重量は電池寿命に大きく影響するという難題が現れている。今まで、市場では一体型とセパレート型の2種類のスマートグラスに分けられている。電池と計算ユニットを含む一体型のものの最大の問題は依然として完成品の重量が重すぎて、電池寿命が短すぎることである。セパレート型のものは電池及びホストの部分とグラス本体とを分離して設置することで、眼鏡の重量を軽減し、電池寿命を増加させたが、その約5mm太い電源データケーブルの重量で耳は長時間かけられることに耐えられなく、長い送信ケーブルにより、ユーザは使用する度に接続・抜き出しが面倒であり、頭部が上下左右に動くと、送信ケーブルの牽引拘束によって妨害されて着脱操作しにくく、耳もとに太くて長い送信ケーブルがかけられると、さらにユーザのイメージに影響するので、大衆は使用したくない。一体型スマートグラスのように垂れているケーブルがなく、簡単に着用すれば使用できるというメリットを有するだけでなく、セパレート型スマートグラスのように長い電池寿命で出力表示する要求を満足することもできるスマートグラスの登場が待ち望まれている。しかし、長年業界を困らせていた該技術的難題は、高比エネルギーの新規ウェアラブル電池が登場する前に、基本的に解決できない。
【0004】
例えば、中国特許CN216119548Uでは、スマートフォンの太いデータケーブルがスマートグラスに接続されて音声映像データを伝送し、及び連続給電する方法では、接続が面倒であり、使用する場合、データケーブルによって拘束妨害される。
【0005】
また、例えば、中国特許CN209311821Uでは、電池がスマートグラスのテンプルに設けられ、耳と鼻梁への荷重を軽減するために、電池の容量が限られており、電池寿命に欠陥がある。
【0006】
さらに、例えば、中国特許CN216285995Uの両眼AR型ワイヤレスグラスでは、電池とグラス本体を分離して設置しているが、実際は相互に充電送信ケーブルでフレキシブル接続されて一体に固定された一体式スマートグラスである。電池の重量を首の周りの肩に下ろしたが、着脱する場合重くなるというデメリットがあり、充電のためにも全体的に着用しなければならない。一日中の動作にパワーを与えるためには、太くて大きな電池を首に付ける必要があり、設計はヒューマンマシンの美学の原理に適合せず、人々は美のために使用を諦める。
【0007】
従って、セパレート型スマートグラスは解決すべき問題となっている。
【発明の概要】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、ワイヤレスで電池とデータケーブルを自動的に接続させて給電するセパレート型スマートグラスを提供することである。
【0009】
上記技術的課題を解決するために、本発明は以下の技術的手段を提供する。モバイルマンマシンインタラクションを提供してビデオを出力し表示するスマートグラス本体と、電池を含むウェアラブル分離部と、スマートグラス本体とウェアラブル分離部の電源及び/又はウェアラブルホストコンピュータのデータの送信ケーブルとを自動的に吸着接続させる自動磁気吸引接続装置と、を含むセパレート型スマートグラスであって、
前記スマートグラス本体は従来技術における、眼鏡の現実の視野において歩行するユーザにビデオ画像を重ね合わせることができるスマートグラスであり、前記スマートグラス本体の2本の眼鏡テンプル間に両者を接続させる眼鏡首掛け紐が設けられており、前記眼鏡首掛け紐に、眼鏡首掛け紐の中間部から引き出されて自動磁気吸引接続装置に接続される上送信ケーブルが隠し設置されており、前記ウェアラブル分離部が下送信ケーブルにより自動磁気吸引接続装置に接続されるセパレート型スマートグラス。
【0010】
さらに、前記自動磁気吸引接続装置は上磁気コネクタと下磁気コネクタとを含み、前記上磁気コネクタが上送信ケーブルにより眼鏡首掛け紐に接続され、前記下送信ケーブルがユーザの首筋と背中に延伸して下磁気コネクタに接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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