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公開番号2025097161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-30
出願番号2023213290
出願日2023-12-18
発明の名称表示光学系および画像表示装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 17/08 20060101AFI20250623BHJP(光学)
要約【課題】簡易な構成かつ小型軽量で高い光学性能が得られる表示光学系を提供する。
【解決手段】表示光学系10は、正の屈折力を有する屈折光学系110と、屈折力を有する反射光学系101と、開口絞り120とを有し、表示面から出射した光を屈折光学系、反射光学系および開口絞りをこの順で介して導光体150に入射させる。開口絞りは、反射光学系よりも導光体に近い位置に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
正の屈折力を有する屈折光学系と、屈折力を有する反射光学系と、開口絞りとを有し、
表示面から出射した光を前記屈折光学系、前記反射光学系および前記開口絞りをこの順で介して導光体に入射させる表示光学系であって、
前記開口絞りは、前記反射光学系よりも前記導光体に近い位置に配置されることを特徴とする表示光学系。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記反射光学系は、正の屈折力を有することを特徴とする請求項1に記載の表示光学系。
【請求項3】
前記導光体の入射面と前記開口絞りとの距離をL0、前記屈折光学系の焦点距離をfrとするとき、
|L0/fr|≦0.3
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の表示光学系。
【請求項4】
前記屈折光学系における最も反射光学系側の面頂点を第1の屈折点とし、前記表示面に直交して前記第1の屈折点を通る直線を第1の軸とし、前記第1の軸と前記反射光学系との交点を反射点とし、
前記第1の屈折点と前記反射点との前記第1の軸上の距離をLm、前記反射点を通って前記表示面と平行な面と前記開口絞りとの最小距離をLstとするとき、
1.0≦Lst/Lm≦2.2
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の表示光学系。
【請求項5】
前記屈折光学系における最も反射光学系側の面頂点を第1の屈折点とし、前記表示面に直交して前記第1の屈折点を通る直線を第1の軸とし、前記第1の軸と前記屈折光学系における最も表示面側の面との交点を第2の屈折点とし、前記第1の軸上における前記第1の屈折点と前記第2の屈折点との距離をLrとするとき、
0.2≦Lr/Lm≦1.4
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の表示光学系。
【請求項6】
前記屈折光学系における最も反射光学系側の面頂点を第1の屈折点とし、前記表示面に直交して前記第1の屈折点を通る直線を第1の軸とし、前記第1の軸と前記屈折光学系における最も表示面側の面との交点を第2の屈折点とし、
前記第1の軸上における前記表示面と前記第2の屈折点との距離をLbとするとき、
0.005≦|Lb/fr|≦0.700
なる条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の表示光学系。
【請求項7】
前記屈折光学系と前記反射光学系との間は空気により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示光学系
【請求項8】
前記屈折光学系は、少なくとも1つの正レンズと少なくとも1つの負レンズとを含むことを特徴とする請求項1に記載の表示光学系
【請求項9】
前記屈折光学系は、3つのレンズにより構成されていることを特徴とする請求項8に記載の表示光学系。
【請求項10】
前記屈折光学系における最も反射光学系側のレンズは、正レンズであることを特徴とする請求項1から9のいずれか1つに記載の表示光学系。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像光を導光体へ導く表示光学系に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
DMD(Digital Micromirror Device)等の表示素子により生成された画像光を、導光体を介して観察者の瞳やスクリーン等の投射面に導く表示光学系を有する画像表示装置が用いられている。特許文献1には、導光体に反射プリズムを付加して、該反射プリズムでの内部全射を利用して導光体に画像光を導く表示光学系が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許公開2022-0004007号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の表示光学系では、レンズ部を通った画像光を導光体に一度に入射させ、導光体を透過した画像光を反射プリズムで内部全反射させて導光体に導く。この構成では、レンズ部と反射プリズムとの間に導光体が挟まれるように配置されるため、導光体のサイズが大きくなり、この結果、画像表示装置全体が大型化する。また反射プリズムを導光体に付加することで、表示光学系の重量が増加する。さらに特許文献1には、表示光学系の数値データが開示されておらず、表示光学系が高い結像性能(光学性能)を有するか否かが不明である。
【0005】
本発明は、簡易な構成かつ小型軽量で高い光学性能が得られる表示光学系およびこれを用いた画像表示装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての正の屈折力を有する屈折光学系と、屈折力を有する反射光学系と、開口絞りとを有し、表示面から出射した光を屈折光学系、反射光学系および開口絞りをこの順で介して導光体に入射させる表示光学系であって、開口絞りは、反射光学系よりも導光体に近い位置に配置されていることを特徴とする。なお、上記表示光学系と導光体を有する画像表示装置も、本発明の他の一側面を構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な構成かつ小型軽量で高い光学性能が得られる表示光学系およびこれを用いた画像表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1(数値例1)の表示光学系を示す断面図。
表示光学系の軸の定義と各距離を示す模式図。
数値例1の横収差図。
実施例2(数値例2)の表示光学系を示す断面図。
数値例2の横収差図。
実施例3(数値例3)の表示光学系を示す断面図。
数値例3の横収差図。
実施例4(数値例4)の表示光学系を示す断面図。
数値例4の横収差図。
実施例5(数値例5)の表示光学系を示す断面図。
数値例5の横収差図。
実施例6(数値例6)の表示光学系を示す断面図。
数値例6の横収差図。
実施例7(数値例7)の表示光学系を示す断面図。
数値例7の横収差図。
実施例1~7の表示光学系を用いた画像表示装置の構成例を示す図。
上記画像表示装置の応用例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1、図4、図6、図8、図10、図12および図14はそれぞれ、実施例1~7の表示光学系10~70の断面を示している。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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