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公開番号
2025123008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018819
出願日
2024-02-09
発明の名称
反射部材
出願人
東新産業株式会社
代理人
個人
主分類
G02B
5/124 20060101AFI20250815BHJP(光学)
要約
【課題】反射性能や蛍光性能の劣化を抑制できる反射部材を提供すること。
【解決手段】蛍光体及びアクリル樹脂を含む反射シート100と、反射シート100よりも25℃における曲げ強度が低く透光性を有する材料を含み、反射シート100の上面下面及び側面を被覆するとともに少なくとも一部が反射シート100に密着している被覆層200と、を有する反射部材10。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
蛍光体及びアクリル樹脂を含む反射シートと、
前記反射シートよりも25℃における曲げ強度が低く透光性を有する材料を含み、前記反射シートを被覆するとともに少なくとも一部が前記反射シートに固定されている被覆層と、
を有する反射部材。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
屋外で使用される、
請求項1に記載の反射部材。
【請求項3】
移動体の通行を制限するための遮断バーに吊り下げた状態で使用される、
請求項2に記載の反射部材。
【請求項4】
前記材料は、ポリ塩化ビニルを含む、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
【請求項5】
前記反射シートの主面上における前記被覆層の厚さが0.04mm以上0.09mm以下である、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
【請求項6】
前記反射シートの側面上における前記被覆層の厚さが0.03mm以上0.04mm以下である、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
【請求項7】
長手方向の長さが、15cm以上80cm以下であり、
短手方向の長さが、1.5cm以上4cm以下である、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
【請求項8】
単位面積あたりの重さが、0.15g/cm
2
以上である、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
【請求項9】
前記反射シートと、前記材料を、同時に押出成形することにより成形される、
請求項1乃至3のいずれかに記載の反射部材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、反射部材に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
鉄道事業者が管理する鉄道遮断機や、高速道路事業者が管理する交通遮断機において、昼夜の視認性向上による車両や人への注意喚起をする目的で、垂れベルトを取り付けることが行われている。
【0003】
特許文献1には、着色樹脂層と透明樹脂層との二層が一体成形により成形される帯状基礎材が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-169009号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
垂れベルトなどに用いられる反射部材は、柔軟性を有するとともに、視認性を向上させることを目的として蛍光材料を含むのが望ましい。しかし反射部材に蛍光材料を含めた場合、蛍光材料の経時劣化が問題になる可能性が出てくる。本発明が解決しようとする課題の一例は、柔軟性を有するとともに性能の経時劣化を抑制できる反射部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、以下の反射部材が提供される。
[1]
蛍光体及びアクリル樹脂を含む反射シートと、
前記反射シートよりも25℃における曲げ強度が低く透光性を有する材料を含み、前記反射シートを被覆するとともに少なくとも一部が前記反射シートに固定されている被覆層と、
を有する反射部材。
[2]
屋外で使用される、
[1]に記載の反射部材。
[3]
移動体の通行を制限するための遮断バーに吊り下げた状態で使用される、
[2]に記載の反射部材。
[4]
前記材料は、ポリ塩化ビニルを含む、
[1]乃至[3]のいずれかに記載の反射部材。
[5]
前記反射シートの主面上における前記被覆層の厚さが0.04mm以上0.09mm以下である、
[1]乃至[4]のいずれかに記載の反射部材。
[6]
前記反射シートの側面上における前記被覆層の厚さが0.03mm以上0.04mm以下である、
[1]乃至[5]のいずれかに記載の反射部材。
[7]
長手方向の長さが、15cm以上80cm以下であり、
短手方向の長さが、1.5cm以上4cm以下である、
[1]乃至[6]のいずれかに記載の反射部材。
[8]
単位面積あたりの重さが、0.15g/cm
2
以上である、
[1]乃至[7]のいずれかに記載の反射部材。
[9]
前記反射シートと、前記被覆層となる材料を、同時に押出成形することにより成形される、
[1]乃至[8]のいずれかに記載の反射部材。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、柔軟性を有するとともに性能の経時劣化を抑制できる反射部材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る反射部材の使用例を示す図である。
本実施形態に係る反射部材の斜視図である。
本実施形態に係る反射部材の遮断桿への取り付け方の一例を示す図である。
本実施形態に係る反射シートの断面の概要図である。
本実施形態に係る反射部材の製造工程を示す工程断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、全ての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0010】
図1に、本実施形態における反射部材10の使用例を示す。反射部材10は、例えば、屋外の移動体の通行を制限するための遮断バーに取り付けて、垂れベルトとして用いられる。移動体の通行を制限するための遮断バーは、例えば、図1に示すような踏切や交差点に用いられる遮断桿20であり、例えばワイヤー21を有する。そして、反射部材10は、ワイヤー21に吊るされて取り付けられる。反射部材10は、後述する蛍光性を有するため、反射部材10を取り付けることにより、遮断桿20の視認性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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