TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025128548
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025269
出願日
2024-02-22
発明の名称
ヘッドアップディスプレイ
出願人
日本精機株式会社
代理人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250827BHJP(光学)
要約
【課題】異なる表示位置間の切替に際し像を好適に視認させるヘッドアップディスプレイを提供する。
【解決手段】本実施形態におけるヘッドアップディスプレイは、虚像の表示領域D1内で表示される画像に係る表示光を生成し、実像の表示領域D2内で表示される画像に係る表示光を生成する表示部と、ウインドシールド10に投影される光を表示光の間で切り替え、視認者3に視認させる像を虚像と実像とで切り替える切替部と、表示光の間で切り替わる際、視認範囲内A1で視認されている虚像及び実像のうち一方の像の表示領域D1を視認範囲外A2に移動し、切り替わった後、虚像及び実像のうち他方の像の表示領域D2を視認範囲外A2から視認範囲内A1に移動する表示領域制御部と、を備える。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
内側面及び外側面を有する反射部材に対して第一表示光を投影して反射させ前記外側面側で虚像の表示領域内に表示される前記第一表示光に係る前記虚像の画像を前記虚像の視認範囲内で視認者に視認させ、前記反射部材に対して第二表示光を投影して反射させ前記内側面側で実像の表示領域内に表示される前記第二表示光に係る前記実像の画像を前記実像の視認範囲内で前記視認者に視認させるヘッドアップディスプレイであって、
前記虚像の前記表示領域内で表示される前記画像に係る前記第一表示光を生成し、及び前記実像の前記表示領域内で表示される前記画像に係る前記第二表示光を生成する表示部と、
前記反射部材に投影される光を前記第一表示光と前記第二表示光との間で切り替え、前記視認者に視認させる像を前記虚像と前記実像とで切り替える切替部と、
前記第一表示光と前記第二表示光との間で切り替わる際、前記視認範囲内で視認されている前記虚像及び前記実像のうち一方の前記像の前記表示領域を前記視認範囲外に移動し、切り替わった後、前記虚像及び前記実像のうち他方の前記像の前記表示領域を前記視認範囲外から前記視認範囲内に移動する表示領域制御部と、を備える、ヘッドアップディスプレイ。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記表示領域制御部は、前記表示領域を上下方向に移動する、請求項1記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項3】
前記表示領域制御部は、前記一方の前記像の前記表示領域を下方に向って前記視認範囲外に移動し、前記他方の前記像の前記表示領域を上方に向って前記視認範囲内に移動する、請求項2記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項4】
前記表示部は、前記表示領域が前記視認範囲内と前記視認範囲外との境界を跨ぐ際、前記境界に近い前記視認範囲内の前記画像を前記境界に遠い前記視認範囲内の前記画像に比べて視認性を低下させる、請求項1記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項5】
前記表示部は、前記表示領域内に表示される前記画像を、前記表示領域の移動に伴って前記表示領域の移動方向と同方向に移動する、請求項1記載のヘッドアップディスプレイ。
【請求項6】
前記表示部から出射された前記第一表示光及び前記第二表示光を反射する反射鏡を更に備え、
前記表示領域制御部は、前記反射鏡の反射方向を制御することにより前記表示領域を移動する、請求項1記載のヘッドアップディスプレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両のウインドシールド等の反射部材で表示光を反射させ、像を車両内外で視認させるヘッドアップディスプレイが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-056844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヘッドアップディスプレイは、焦点距離を切り替えることで、車両の内側と外側との間で像の表示位置を切り替える。これにより、ヘッドアップディスプレイは、画像の内容に応じて視覚的な演出が可能である。視認者は、表示位置が切り替わる際には、瞬間的に焦点を調整して、像を視認する。しかしながら、視認者にとっては、そのような焦点の調整に違和感を与える虞があり、なんらかの対策が求められていた。
【0005】
本開示はこのような事情を考慮してなされたもので、異なる表示位置間の切替に際し像を好適に視認させるヘッドアップディスプレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のヘッドアップディスプレイは、上述した課題を解決するために、内側面及び外側面を有する反射部材に対して第一表示光を投影して反射させ外側面側で虚像の表示領域内に表示される第一表示光に係る虚像の画像を虚像の視認範囲内で視認者に視認させ、反射部材に対して第二表示光を投影して反射させ内側面側で実像の表示領域内に表示される第二表示光に係る実像の画像を実像の視認範囲内で視認者に視認させるヘッドアップディスプレイであって、虚像の表示領域内で表示される画像に係る第一表示光を生成し、及び実像の表示領域内で表示される画像に係る第二表示光を生成する表示部と、反射部材に投影される光を第一表示光と第二表示光との間で切り替え、視認者に視認させる像を虚像と実像とで切り替える切替部と、第一表示光と第二表示光との間で切り替わる際、視認範囲内で視認されている虚像及び実像のうち一方の像の表示領域を視認範囲外に移動し、切り替わった後、虚像及び実像のうち他方の像の表示領域を視認範囲外から視認範囲内に移動する表示領域制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のヘッドアップディスプレイにおいては、異なる表示位置間の切替に際し像を好適に視認させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示のHUDの一実施形態のシステム構成例を示す図であり、虚像を表示する際の説明図。
本開示のHUDの一実施形態のシステム構成例を示す図であり、実像を表示する際の説明図。
HUDにより実行される表示切替処理を説明するフローチャート。
虚像及び実像の表示領域が移動する様子を示す説明図。
第一変形例としての虚像及び実像の表示領域が移動する様子を示す説明図。
第二変形例としての虚像の表示領域が移動する様子を示す説明図。
第三変形例としての実像の表示領域が移動する様子を示す説明図。
第四変形例としての虚像の表示領域が移動する様子を示す説明図。
変形例としてのHUDのシステム構成図を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示のヘッドアップディスプレイ(以下、「HUD(Head Up Display)」という。)の実施形態を添付図面に基づいて説明する。本開示のHUDは、例えば自動車、農業機械、建設機械等の車両等に搭載されるHUDに適用することができる。
【0010】
図1は、本開示のHUDの一実施形態のシステム構成例を示す図であり、虚像Vを表示する際の説明図である。
図2は、本開示のHUDの一実施形態のシステム構成例を示す図であり、実像Rを表示する際の説明図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
15日前
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
16日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
日本精機株式会社
路面投影装置
8日前
日本精機株式会社
車室演出装置
6日前
日本精機株式会社
警報システム
2日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
21日前
日本精機株式会社
施工管理システム
1日前
日本精機株式会社
施工管理システム
1か月前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
今日
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
22日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
15日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
9日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
9日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
26日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
26日前
日本精機株式会社
施工管理システム及び施工管理方法
1か月前
日本精機株式会社
表示制御装置、表示装置、及び表示制御方法
19日前
日本精機株式会社
操作装置
1か月前
日本精機株式会社
表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御方法、及び車載システム
19日前
日本精機株式会社
表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御プログラム、および車両用表示システム
1か月前
日本精機株式会社
表示制御装置、ヘッドアップディスプレイ装置、表示制御方法、プログラム、及び車両用表示システム
19日前
個人
老眼改善メガネ
15日前
株式会社シグマ
光学系
8日前
個人
眼鏡
28日前
個人
眼鏡
28日前
日本精機株式会社
表示装置
今日
日本精機株式会社
表示装置
今日
続きを見る
他の特許を見る