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公開番号2025121332
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024026000
出願日2024-02-06
発明の名称老眼改善メガネ
出願人個人
代理人
主分類G02C 5/00 20060101AFI20250812BHJP(光学)
要約【課題】40歳を過ぎると、徐々に毛様体の筋力が低下し、水晶体によるピント調整が、難しくなって、文字が読みづらくなってくる。これを防止、改善するためには、毛様体の筋力を向上させる必要があるという課題があった。
【解決手段】
メガネレンズの円周の近くに、異なる焦点距離の小レンズを配置し、その前に文字を書いたプラスチックリングを取り付ける。レンズは、水晶体を厚くすれば、文字が見えるものと、水晶体を薄くすれば、見えるものとを、円周上に配置する。そして、文字を順番に読み取っていくことにより、水晶体は、厚くなったり、薄くなったりを繰り返し、毛様体筋が鍛える。同時に、視野の端の文字を読むことにより、視野を広く保つトレーニングにもなる。また、異なる焦点距離をもったメガネレンズをフレームに沿って、一コマずつ回転させることにより、厚いレンズ/薄いレンズの配置を変えて、実行でき、位置による小レンズ偏りを除去できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
メガネレンズ２の円周上近くに異なった焦点距離の複数の小レンズ５を有することを特徴とする。
続きを表示（約 140 文字）【請求項２】
円周上の複数の小レンズ５に対応して、文字５が書かれたプラスチックリング４を、メガネレンズ２の前に取り付けられていることを特徴とする。
【請求項３】
請求項１のメガネレンズ２が、メガネのフレーム１に沿って、１ピッチずつ回転できることを特徴とする。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、歳を取って衰えてきた、水晶体の厚みを調節する毛様体筋を向上させ、老眼を改善すると同時に、視野の改善ためのトレーニングを行うメガネに関するものである。
続きを表示（約 1,000 文字）【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００２】
歳をとると、物を見るのに、焦点が合わなくなってくる。これは、ひとえに、毛様体筋が衰え、水晶体のレンズを調節できないためである。これを改善するためには、毛様体筋を鍛える必要がある。
【課題を解決するための手段】
【０００３】
メガネの円周の近くに、複数個の異なる焦点距離の小レンズ５を配置し、その前に、各小レンズ５に対応して文字を書いたプラスチックリング４を取り付ける。小レンズ５は、水晶体を厚くすれば、文字が見えるものと、水晶体を薄くすれば、見えるものとを、円周上に配置する。そして、文字３を順番に読み取っていくことにより、水晶体は、厚くなったり、薄くなったりを繰り返し、毛様体筋が鍛えられる。同時に、視野の端の文字を読むことにより、視野を広く保つトレーニングにもなる。また、異なる焦点距離をもった小レンズ５をフレーム１に沿って、一コマ回転させる毎に、厚いレンズ／薄いレンズの配置を変えて、実行できる。
【発明の効果】
【０００４】
本発明のメガネを使って、１日数回トレーニングを行うことにより、毛様体筋の衰えを防止、改善でき、小さな文字も読めるようになる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００５】
本メガネの正面図
本メガネの平面図
図２のＡ―Ａ断面図
図１のＢ―Ｂ断面図
【発明を実施するための形態】
【０００６】
【実施例】
【０００７】
実施例１は、メガネレンズ２の外周に複数個の焦点距離の異なる小レンズ５を配置し、それに対応して文字３が書かれたプラスチックリング４を前に取り付けたメガネである。各文字３を読み取るためには、毛様体筋を使って、水晶体の厚みを調整する必要があり、これが毛様体筋のトレーニングにつながる。また、各文字３は、メガネレンズ２の外周部に配置されているため、文字３を読むことによって、水晶体の厚みを調整するだけでなく、視野を広げ、総合的に毛様体筋の向上を図れる
【符号の説明】
【０００８】
１・・・・フレーム
２・・・・メガネレンズ
３・・・・文字
４・・・・プラスチックリング
５・・・・・小レンズ

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