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公開番号
2025105029
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223293
出願日
2023-12-28
発明の名称
空中浮遊映像表示装置
出願人
マクセル株式会社
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G02B
30/56 20200101AFI20250703BHJP(光学)
要約
【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空中浮遊映像表示装置は、表示部と、表示部の映像光出射面に配置されたレンチキュラーレンズと、光学システムとから構成され、レンチキュラーレンズの視野角θLと、表示部から出射される映像光の拡散角θVとの関係を、θL≧θVとすることで、多視点空中浮遊像における逆視を防止する構成とした。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
空中に空中浮遊映像を形成する空中浮遊映像表示装置であって、
オブジェクトの映像を表示する表示部と、
前記表示部の映像光出射側に配置されたレンチキュラーレンズと、
前記表示部が表示する映像に基づいて空中浮遊映像を生成する光学システムと、
を備え、
前記表示部は、前記オブジェクトとして、複数の視点により撮影またはレンダリングして得られた多視点画像を表示し、
前記レンチキュラーレンズの視野角θLと、前記表示部から出射される映像光の拡散角θVとの関係が、
θL≧θV
である、
空中浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
さらに、前記表示部の映像光出射側であって、前記レンチキュラーレンズと前記表示部との間に配置された映像光制御シートを備え、
前記レンチキュラーレンズの視野角θLと、前記表示部から前記映像光制御シートを介して出射される映像光の拡散角θVとの関係が、
θL≧θV
である、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズは、前記表示部と前記光学システムとの間に配置される、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズは、前記表示部の出射面から所定の距離に配置される、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズと前記表示部との距離が、前記レンチキュラーレンズの焦点距離により調整される、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記表示部の出射面と、前記レンチキュラーレンズの入射面とが平行である、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズの視野角θLは20度乃至40度の値であり、
前記表示部から出射される映像光の拡散角θVは20度乃至40度の値である、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項2に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズの視野角θLは20度乃至40度の値であり、
前記表示部から前記映像光制御シートを介して出射される映像光の拡散角θVは20度乃至40度の値である、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記オブジェクトは、人物像としての形状を有する、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項10】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記レンチキュラーレンズは、前記表示部と前記光学システムとの間に配置され、
前記表示部および前記光学システムを収納する筐体と、
所定操作に基づいて所定の処理を実行する制御装置と、を備え、
前記オブジェクトは、人物像としての形状を有し、
前記多視点画像として表示された人物像は、ユーザの移動に伴って運動視差を有する、
空中浮遊映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空中浮遊映像表示装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
空中浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、立体的な形状として空間浮遊映像を表示するための具体的な技術は十分に考慮されていなかった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、より簡便な方法で多視点画像を生成し、利用者の右眼と左眼の視差に基づき立体視可能な空間浮遊映像を表示することができる空間浮遊映像表示装置を提供することにあり、特に、上記視差に基づく立体的な形状を表示する際に、右眼画像が利用者の左眼に、また、左眼画像が利用者の右眼に入射されてしまう現象、いわゆる逆視を防止する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本発明は、上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、一例を挙げるならば以下の通りである。空中に空中浮遊映像を形成する空中浮遊映像表示装置は、オブジェクトの映像を表示する表示部と、表示部の映像光出射側に配置されたレンチキュラーレンズと、表示部が表示する映像に基づいて空中浮遊映像を生成する光学システムと、を備えており、表示部は、オブジェクトとして、複数の視点により撮影またはレンダリングして得られた多視点画像を表示する。特に、上記多視点画像を表示する際に、右眼画像が利用者の左眼に、また、左眼画像が利用者の右眼に入射されてしまう現象、いわゆる逆視を防止するために、上記レンチキュラーレンズの視野角θLと、上記表示部からの映像光の拡散角θVとの関係を、θL≧θVとすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空中浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理が解決する課題の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る画像処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示処理の一例の説明図である。
本発明の一実施例に係る空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空中浮遊映像表示装置の一例を示す図である。
多視点画像を表示する原理を示す図である。
多視点映像を生成するためのカメラ配置の一例を示す図である。
多視点映像表示装置により表示される映像の一例を示す図である。
多視点映像表示装置における逆視の発生メカニズムの一例を示す図である。
多視点映像表示装置における逆視の発生メカニズムを他の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る多視点映像表示装置の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る多視点映像表示装置の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る多視点映像表示装置の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊像としての多視点映像の見え方の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊像としての多視点映像の見え方の他の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係るキオスク端末の外観例を示す図である。
本発明の一実施例に係るキオスク端末の断面構造例を示す図である。
本発明の一実施例に係るキオスク端末と利用者を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)
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