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公開番号2025114369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024009024
出願日2024-01-24
発明の名称虚像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G09G 3/20 20060101AFI20250729BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】虚像表示装置の技術に関して、必要な情報を適切に表示しつつ、消費電力を低減できる技術を提供する。本発明によれば、持続可能な開発目標の「3すべての人に健康と福祉を」に貢献する。
【解決手段】虚像表示装置10Aは、複数の光源を有する光源装置13と、映像が表示され光源のそれぞれに対応する複数の表示エリアを形成する表示パネル15と、を有する映像形成部12と、映像形成部12を制御するプロセッサ20と、を備え、プロセッサ20は、表示エリアの表示を制御することにより、複数の表示エリアのうち映像が表示されるエリアの数が減少するように、表示パネルの表示状態の変更を行う。
【選択図】図5A
特許請求の範囲【請求項1】
車両のウィンドシールドの投射領域に映像光を投射することで、虚像を表示する虚像表示装置であって、
複数の光源を有する光源装置と、映像が表示され前記光源のそれぞれに対応する複数の表示エリアを形成する表示パネルと、を有する映像形成部と、
前記映像形成部を制御するプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
前記各表示エリアの表示を制御することにより、前記複数の表示エリアのうち前記映像が表示されるエリアの数が減少するように、前記表示パネルの表示状態の変更を行う、
虚像表示装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記複数の表示エリアのうち前記映像が表示されないエリアに対応する前記光源を消灯させる、
虚像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記表示パネルの表示状態の変更には、前記表示パネル内における前記映像の表示位置の移動が含まれる、
虚像表示装置。
【請求項4】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記表示パネルの表示状態の変更には、前記映像の表示サイズの変化が含まれる、
虚像表示装置。
【請求項5】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記表示パネルの表示状態の変更には、前記映像に含まれる表示コンテンツの数の変更が含まれる、
虚像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記投射領域が前記ウィンドシールドに形成された黒セラミック部を含む領域に設定され、
前記表示パネルの表示状態の変更には、前記表示エリアのうち前記黒セラミック部上の前記投射領域に対応するエリアへの前記映像の表示位置の移動、が含まれる、
虚像表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記車両について予め設定された判定条件を満たすか否かを判定する判定処理を行い、
前記判定処理の結果に基づいて、前記表示エリアごとに前記映像の表示を制御するローカルディミング制御を実行する、
虚像表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記判定処理として前記車両が備えるバッテリーの残量を判定し、前記バッテリーの残量が予め設定された設定残量未満であると判定した場合に、前記ローカルディミング制御を実行する、
虚像表示装置。
【請求項9】
請求項7に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記判定処理として前記車両の走行モードを判定し、前記走行モードが予め設定された第1走行モードであると判定した場合に、前記ローカルディミング制御を実行する、
虚像表示装置。
【請求項10】
請求項7に記載の虚像表示装置であって、
前記プロセッサは、
前記判定処理としてユーザにより前記映像の表示状態の変更が許可されているか否かの判定を行い、前記ユーザにより許可されていると判定した場合に、前記ローカルディミング制御を実行する、
虚像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置(Head-up display:HUD)等の虚像表示装置の技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両などに搭載されるHUD装置として、運転者の視点から見てウィンドシールドまたはコンバイナ(専用の表示板)等の透過部材に対し前方に虚像を形成するHUD装置が開発されている。
【0003】
先行技術例として、特開2020-112668号公報(特許文献1)が挙げられる。特許文献1には、複数の画像領域を有する画像表示部と、複数の光源と、を有し、各画面領域に対応した対応光源を、表示コンテンツの配置に基づいて点灯をさせるようにローカルディミング制御を行うヘッドアップディスプレイ装置の例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-112668号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、あくまで虚像の視認性が良好なHUD装置を提供することを目的とするものであり、HUD装置の消費電力を低減することに関しては考慮されていない。
【0006】
本開示の目的は、上記HUD装置等の虚像表示装置の技術に関して、必要な情報を適切に表示しつつ、消費電力を低減できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のうち代表的な実施の形態は以下に示す構成を有する。実施の形態の虚像表示装置は、車両のウィンドシールドの投射領域に映像光を投射することで、虚像を表示するものであって、複数の光源と、映像が表示され光源のそれぞれに対応する複数の表示エリアを形成する表示パネルと、を有する映像形成部と、前記映像形成部を制御するプロセッサと、を備え、プロセッサは、各表示エリアの表示を制御することにより、複数の表示エリアのうち映像が表示されるエリアの数が減少するように、表示パネルの表示状態の変更を行う。
【発明の効果】
【0008】
本開示のうち代表的な実施の形態によれば、上記虚像表示装置の技術に関して、必要な情報を適切に表示しつつ、消費電力を低減できる。上記した以外の課題、構成および効果等については、発明を実施するための形態において示される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態の虚像表示装置を搭載した車両の構成例を示す図。
虚像表示装置が搭載される車両のコントローラの機能ブロック構成例を示す図。
構成例1に係るHUD装置の一例を示す図。
構成例2に係る表示装置の一例を示す図。
構成例1に係るHUD装置の機能ブロック構成の第1例を示す図。
構成例1に係るHUD装置の機能ブロック構成の第2例を示す図。
構成例2に係る表示装置の機能ブロック構成の第1例を示す図。
構成例2に係る表示装置の機能ブロック構成の第2例を示す図。
構成例1に係るHUD装置が備える映像形成部の一例を示す図。
構成例2に係る表示装置が備える映像形成部の一例を示す図。
構成例2に係る表示装置が備える映像形成部の一例を示す図。
構成例2に係る表示装置が備える映像形成部の変形例を示す図。
構成例2に係る表示装置が備える映像形成部の変形例を示す図。
一実施形態の虚像表示装置が搭載された車両における投射領域の表示イメージを示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージを示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージを示す図。
一実施形態の虚像表示装置が搭載された車両における投射領域の他の例を示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージの他の例を示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージの他の例を示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージの他の例を示す図。
一実施形態の虚像表示装置が搭載された車両における投射領域の他の例を示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージの他の例を示す図。
一実施形態に係る投射領域の表示イメージの他の例を示す図。
一実施形態の虚像表示装置が搭載された車両における投射領域の他の例を示す図。
一実施形態の虚像表示装置による映像形成制御の一例を示すフローチャート。
一実施形態に係る映像表示制御における判定処理の具体例を説明する図。
一実施形態の虚像表示装置によるローカルディミング制御の一例を示すフローチャート。
一実施形態に係るローカルディミング制御の具体例を説明する図。
一実施形態に係るローカルディミング制御の具体例を説明する図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
一実施形態に係る表示パネルの表示状態の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示の一実施形態について詳細に説明する。図面において、同一部には原則として同一符号を付し、繰り返しの説明を省略する。図面において、構成要素の表現は、発明の理解を容易にするために、実際の位置、大きさ、形状、範囲等を表していない場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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