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公開番号
2025079819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2024195852
出願日
2024-11-08
発明の名称
電子ラベル装置
出願人
ブジョングループ
代理人
個人
主分類
G09G
3/34 20060101AFI20250515BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】現在における電子ラベル装置が異なった温度の表示品質に応じて駆動モードを制御できない問題を解決する。
【解決手段】本発明は電子ラベル装置を提供する。該電子ラベル装置は、駆動基板と電子ペーパーフィルムを含み、電子ペーパーフィルムは駆動基板に設置される表示モジュールと、駆動基板に設置され、駆動基板と電気的接続し、駆動基板によって電子ペーパーフィルムを駆動して画像を表示させる駆動チップとを備える。駆動チップはメモリユニットを含み、メモリユニットは複数の温度範囲に対応する複数のルックアップテーブルをそれぞれ保存し、各ルックアップテーブルはそのうち一つの温度範囲に対応するインデックスと電子ペーパーフィルムにおける複数の表示色の複数の処理工程を含み、該インデックスは処理工程の駆動モードを指示する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動基板と電子ペーパーフィルムを含み、前記電子ペーパーフィルムは前記駆動基板に設置される表示モジュールと、
前記駆動基板に設置され、前記駆動基板と電気的接続し、前記駆動基板によって前記電子ペーパーフィルムを駆動して画像を表示させる駆動チップと、を備え、
前記駆動チップはメモリユニットを含み、前記メモリユニットは複数の温度範囲に対応する複数のルックアップテーブルをそれぞれ保存し、各前記ルックアップテーブルはそのうち一つの前記温度範囲に対応するインデックスと前記電子ペーパーフィルムにおける複数の表示色の複数の処理工程を含み、前記インデックスは前記処理工程の駆動モードを指示することを特徴とする電子ラベル装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記電子ペーパーフィルムは電気泳動材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項3】
各前記ルックアップテーブルは前記複数の表示色に対応する共同電圧の処理工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項4】
前記駆動モードは同期駆動モードまたは非同期駆動モードを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項5】
前記メモリユニットはワンタイムプログラマブルメモリまたはマルチタイムプログラマブルメモリであることを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項6】
前記駆動チップはさらに走査駆動回路を含み、前記駆動基板は複数の画素ユニットを含み、前記走査駆動回路は複数の走査線を介して前記複数の画素ユニットと電気的接続されることを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項7】
前記駆動チップはさらにデータ駆動回路を含み、前記データ駆動回路は複数のデータ線を介して前記複数の画素ユニットと電気的接続されることを特徴とする請求項6に記載の電子ラベル装置。
【請求項8】
前記電子ラベル装置は前記駆動基板及び前記駆動チップと電気的接続するシステムボードを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子ラベル装置。
【請求項9】
前記電子ラベル装置は前記システムボードと前記駆動基板にそれぞれ連接し、前記システムボードは前記連接ボードを介して前記駆動基板及び前記駆動チップと電気的接続する連接ボードを含むことを特徴とする請求項8に記載の電子ラベル装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電子ラベル装置に関し、特に電子棚札(Electronic Shelf Labels,ESL)システムに応用する電子ラベル装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在は電子棚札(ESL)システムに応用され表示媒体が電気泳動(electrophoretic)物質を含む電子ラベル装置がある。電気泳動物質は温度に敏感な材料であり、異なった温度範囲(温度区分)で異なったドライバー(または駆動波形)を使用する必要があり、これらの異なった温度範囲に対応するドライバーはルックアップテーブル(Lookup Table,LUT)に保存される。
【0003】
また、現在の電子ラベル装置を駆動するために一般的に同期(synchronous)と非同期(asynchronous)の二種類の駆動モードが使用される。同期駆動モードはある温度範囲内に対応して表示する複数の色が同じ段階時間(stage time)を有し、複数の表示色は同じ時間に駆動される;非同期モードはある温度範囲内に対応して表示する複数の色は一定の段階時間を有しなく、異なった時間においてそれぞれ独自に駆動される。
【0004】
同期モードにおいて、これらのドライバー(または波形)を保存するルックアップテーブルが占めるメモリ容量は比較的に少ないが、ドライバーの変化可能性(variability)が低く、設計上は融通が利きにくい。また、同期モードの時、電気泳動物質が低温の時(例えば零度に近い時)に制御しにくいため、表示画面の光学テイストが低下する。
【0005】
同期モードに対して、非同期モードのルックアップテーブルが占めるメモリ容量は比較的に多いが、ドライバーの変化可能性がよく、設計上は融通が利きやすい。また、非同期モードの時、電気泳動物質は低温時の方が制御しやすく、表示画面の光学テイストが良い。
【0006】
しかし、現在の電子ラベル装置の駆動構造は出荷前に同期モードまたは非同期モードのいずれか(一般的に同期駆動モード)を選ぶことになっており、異なった温度の表示品質に応じて同期または非同期の制御をできないため、応用上の融通性がない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
現在における電子ラベル装置が異なった温度の表示品質に応じて駆動モードを制御できない問題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の目的は応用融通性を有する電子ラベル装置を提供し、機敏に駆動モードを制御できることから、異なった温度の表示品質要求に応じられる。
【0009】
上記の目的を達するために、本発明の電子ラベル装置は、駆動基板と電子ペーパーフィルムを含み、電子ペーパーフィルムは駆動基板に設置される表示モジュールと、駆動基板に設置され、駆動基板と電気的接続し、駆動基板によって電子ペーパーフィルムを駆動して画像を表示させる駆動チップとを備える。駆動チップはメモリユニットを含み、メモリユニットは複数の温度範囲に対応する複数のルックアップテーブルをそれぞれ保存し、各ルックアップテーブルはそのうち一つの温度範囲に対応するインデックスと電子ペーパーフィルムにおける複数の表示色の複数の処理工程を含み、該インデックスは処理工程の駆動モードを指示する。
【0010】
一実施例において、電子ペーパーフィルムは電気泳動材料を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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