TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025131248
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028863
出願日2024-02-28
発明の名称空中浮遊映像表示装置
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類G02B 30/56 20200101AFI20250902BHJP(光学)
要約【課題】より好適な空中浮遊映像表示装置を提供すること。本発明によれば、持続可能な開発目標(SDGs)の「3すべての人に健康と福祉を」、「9産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11住み続けられるまちづくりを」に貢献する。
【解決手段】空中浮遊映像を表示する空中浮遊映像表示装置であって、映像を表示する映像表示部と、前記映像表示部を保持する筐体と、前記映像表示部から出射する光が空中浮遊映像になる過程で反射または透過する光学部品を保持する光学部品ホルダと、台座部と、前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を可変する第1の可変機構と、前記筐体と前記台座部の相対角度を可変する第2の可変機構と、を備えるように構成する。
【選択図】図13C
特許請求の範囲【請求項1】
空中浮遊映像を表示する空中浮遊映像表示装置であって、
映像を表示する映像表示部と、
前記映像表示部を保持する筐体と、
前記映像表示部から出射する光が空中浮遊映像になる過程で反射または透過する光学部品を保持する光学部品ホルダと、
台座部と、
前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を可変する第1の可変機構と、
前記筐体と前記台座部の相対角度を可変する第2の可変機構と、
を備える、
空中浮遊映像表示装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記空中浮遊映像表示装置の折り畳み状態から前記空中浮遊映像表示装置の使用状態に切り替えるときに、前記第1の可変機構により、前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を変更可能に構成されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項3】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
ユーザが所望の視線方向で視認できるように前記空中浮遊映像を形成する光の進行方向を調整したい場合に、前記第2の可変機構により、前記筐体と前記台座部の相対角度が変更可能に構成されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項4】
請求項3に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記ユーザが所望の視線方向で視認できるように前記空中浮遊映像を形成する光の進行方向を調整したい場合に、前記第1の可変機構により前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を所定の角度に維持したまま、前記第2の可変機構により前記筐体と前記台座部の相対角度が変更可能に構成されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項5】
請求項4に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記第2の可変機構により前記筐体と前記台座部の相対角度を変更する場合に必要なモーメントは、前記第1の可変機構により前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を変更する場合に必要なモーメントよりも小さい、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項6】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記筐体の側面には有線接続のための接続端子を接続する領域が設けられており、
前記領域は、前記第1の可変機構が有する回転軸よりも、前記第2の可変機構が有する回転軸に近い位置に配置されている、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項7】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記第2の可変機構は、複数の回転軸を有するリンク機構であり、前記第2の可変機構による、前記筐体と前記台座部の相対角度の状態には、前記台座部を空中浮遊映像表示装置の設置において最も下に配置するための第1の相対角度の状態と、前記台座部を前記光学部品ホルダが保持する光学部品を保護する蓋として機能させるための第2の相対角度の状態と、がある、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項8】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
前記光学部品ホルダが保持する光学部品が、前記映像表示部からの映像光が入射する面の反対側の面から光を出射して前記空中浮遊映像を形成せしめる結像光学板である、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項9】
請求項1に記載の空中浮遊映像表示装置において、
さらに、第2の光学部品ホルダと、
前記第2の光学部品ホルダと前記光学部品ホルダの相対角度を可変する第3の可変機構とを備え、
前記光学部品ホルダが保持する光学部品は偏光分離部材であり、
前記第2の光学部品ホルダが保持する光学部品はλ/4板が貼り合わせられた再帰反射板であり、
前記空中浮遊映像表示装置の使用状態においては、前記第1の可変機構により前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度が第1の角度で静止され、前記第3の可変機構により前記光学部品ホルダと前記第2の光学部品ホルダの相対角度が第2の角度で静止され、前記映像表示部から出射された所定の偏光の映像光が、前記偏光分離部材を透過して前記λ/4板が貼り合わせられた前記再帰反射板に入射し、前記入射した光が前記再帰反射板で反射されて前記λ/4板を透過し前記所定の偏光と異なる振動方向の偏光となって出射し、出射した光が前記偏光分離部材で反射されたのち、空中浮遊映像を形成する、
空中浮遊映像表示装置。
【請求項10】
請求項9に記載の空中浮遊映像表示装置において、
ユーザが所望の視線方向で視認できるように前記空中浮遊映像を形成する光の進行方向を調整したい場合に、前記第1の可変機構により前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を前記第1の角度に維持し、前記第3の可変機構により前記光学部品ホルダと前記第2の光学部品ホルダの相対角度を前記第2の角度に維持したまま、前記第2の可変機構により前記筐体と前記台座部の相対角度が変更可能に構成されている、
空中浮遊映像表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空中浮遊映像表示装置に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
空中浮遊情報表示技術については、例えば、特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-128722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の開示では、空中浮遊映像の実用的な明るさや品位を得るための構成や、ユーザが空中浮遊映像をより楽しく視認するための構成などについての考慮は十分ではなかった。
【0005】
本発明の目的は、より好適な空中浮遊映像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、以下のように構成すればよい。空中浮遊映像を表示する空中浮遊映像表示装置であって、映像を表示する映像表示部と、前記映像表示部を保持する筐体と、前記映像表示部から出射する光が空中浮遊映像になる過程で反射または透過する光学部品を保持する光学部品ホルダと、台座部と、前記筐体と前記光学部品ホルダの相対角度を可変する第1の可変機構と、前記筐体と前記台座部の相対角度を可変する第2の可変機構と、を備えるように構成する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より好適な空中浮遊映像表示装置を実現できる。これ以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明において明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の使用形態の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置の主要部構成と再帰反射部構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の投影図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板の上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す斜視図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す上面図である。
本発明の一実施例に係る、空中浮遊映像表示装置を構成する、再帰反射板を構成する、コーナーリフレクタを示す側面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る光源装置の具体的な構成の一例を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の主要部を示す配置図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る表示装置の構成を示す断面図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の光源拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る映像表示装置の拡散特性を説明するための説明図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光学部品ホルダの構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る空間浮遊映像表示装置の構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光学部品ホルダの構成の一例を示す図である。
本発明の一実施例に係る光学部品ホルダの構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は実施例の説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものには、同一の符号を付与し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
以下の実施例は、映像発光源からの映像光による映像を、ガラス等の空間を仕切る透明な部材を介して透過して、前記透明な部材の外部に空間浮遊映像として表示することが可能な映像表示装置に関する。なお、以下の実施例の説明において、空間に浮遊する映像を「空間浮遊映像」という用語で表現している。この用語の代わりに、「空中像」、「空間像」、「空中浮遊映像」、「表示映像の空間浮遊光学像」、「表示映像の空中浮遊光学像」などと表現してもかまわない。実施例の説明で主として用いる「空間浮遊映像」との用語は、これらの用語の代表例として用いている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

マクセル株式会社
空中浮遊映像表示装置
2日前
マクセル株式会社
認証システム及び認証方法
今日
マクセル株式会社
配列用マスク
今日
マクセル株式会社
放送受信装置
2日前
マクセル株式会社
コンテンツ保護処理方法
7日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
今日
日東電工株式会社
偏光フィルム
今日
大日本印刷株式会社
光学部材、ヘッドマウントディスプレイ
1日前
古河電気工業株式会社
マルチコアファイバ
今日
富螺(上海)医療器械有限公司
4軸非対称角膜矯正用レンズ及び調製方法
1日前
NTT株式会社
光デバイス
今日
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
導光板及び表示装置
今日
株式会社フジクラ
マルチコアファイバの接続方法、及びマルチコアファイバ接続装置
1日前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
今日
株式会社半導体エネルギー研究所
液晶表示装置
今日
個人
光ファイバおよび光通信システム
今日
株式会社東芝
走行システム
今日
キヤノン株式会社
撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
1日前
ウーミー インコーポレイテッド
視力を高めるためのヘッドウェアラブルディスプレイシステム
1日前
株式会社日立製作所
赤外透過性部材並びにこれを用いた筐体、鉄道車両、変圧器及びエンジン
今日
富士フイルム株式会社
操作モジュール
今日
株式会社デンソー
光導波路構造体
今日
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
光走査装置、画像形成装置および光走査装置の分解方法
今日
キヤノン株式会社
撮像装置、制御方法およびプログラム
今日
ルーマス リミテッド
複合現実感コンバイナ
今日
ホロジック インコーポレイティド
デジタル撮像システム及び方法
今日
日東電工株式会社
粘着剤層付光学フィルムおよび該粘着剤層付光学フィルムを含む画像表示装置
今日
日東電工株式会社
粘着剤層付き偏光フィルム、および画像表示装置
今日
台達電子工業股ふん有限公司
レーザープロジェクタ及びそのレーザー伝送ケーブル
今日
デクセリアルズ株式会社
拡散板、表示装置、投影装置、照明装置およびリモートセンシング用光源
今日
ホヤ レンズ タイランド リミテッド
電子調光眼鏡用の電子素子
今日