TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025133386
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031303
出願日
2024-03-01
発明の名称
導光板及び表示装置
出願人
パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
27/01 20060101AFI20250904BHJP(光学)
要約
【課題】導光板に入射する画像光の利用効率を向上させることができる導光板等を提供する。
【解決手段】導光板30~30qは、入射する光(画像光)を回折する体積ホログラムで構成された第1入射部41aと、第1入射部41aを支持し、光(画像光)が入射する第1面131と、第1面131と反対側の第2面132とを有した第1基板31と、第2面132と対向するように配置され、第1入射部41aを透過した光(画像光)を反射させる第1反射構造61とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
入射する光を回折する体積ホログラムで構成された第1入射部と、
前記第1入射部を支持し、前記光が入射する第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを有した第1基板と、
前記第2面と対向するように配置され、前記第1入射部を透過した前記光を反射させる第1反射構造とを備える
導光板。
続きを表示(約 2,200 文字)
【請求項2】
前記第1入射部に隣接して配置されるように前記第1基板に支持され、体積ホログラムで構成された第1拡張部と、
前記第1入射部に隣接して配置されるように前記第1基板に支持され、体積ホログラムで構成された第2拡張部とをさらに備え、
前記光は、前記第1入射部に入射後、前記第1入射部から前記第1拡張部の方向と、前記第1入射部から前記第2拡張部の方向とに進行方向が変更される
請求項1に記載の導光板。
【請求項3】
前記第1拡張部及び前記第2拡張部に隣接して配置されるように前記第1基板に支持され、体積ホログラムで構成された第1出射部をさらに備え、
前記第1拡張部及び前記第2拡張部に入射した前記光は、前記第1拡張部及び前記第2拡張部から前記第1出射部の方向に進行方向が変更される
請求項2に記載の導光板。
【請求項4】
前記第1拡張部に隣接して配置されるように前記第1基板に支持され、体積ホログラムで構成された第1出射部と、
前記第2拡張部に隣接して配置されるように前記第1基板に支持され、体積ホログラムで構成された第2出射部とをさらに備え、
前記第1拡張部に入射した前記光は、前記第1拡張部から前記第1出射部の方向に進行方向が変更され、
前記第2拡張部に入射した前記光は、前記第2拡張部から前記第2出射部の方向に進行方向が変更される
請求項2に記載の導光板。
【請求項5】
前記第1面から前記第1基板に入射した光は、前記第1入射部に入射後、前記第1入射部から前記第1拡張部の方向に進行方向が変更され、
前記第1反射構造で反射した光は、前記第1入射部に入射後、前記第1入射部から前記第2拡張部の方向に進行方向が変更される
請求項2に記載の導光板。
【請求項6】
前記第1基板に入射した光は、前記第1入射部に入射後、前記第1入射部から前記第1拡張部の方向と、前記第1入射部から前記第2拡張部の方向とに進行方向が変更され、
前記第1反射構造で反射した光は、前記第1入射部に入射後、前記第1入射部から前記第1拡張部の方向と前記第1入射部から前記第2拡張部の方向とに進行方向が変更される
請求項2に記載の導光板。
【請求項7】
前記導光板を平面視した場合において、前記第1拡張部の第1面積と前記第2拡張部の第2面積との比は、前記第1入射部で前記第1拡張部の方向に進行方向が変更される光の光量と、前記第1入射部で前記第2拡張部の方向に進行方向が変更される光の光量との比と等しい
請求項2に記載の導光板。
【請求項8】
前記第1入射部に隣接して配置される第2入射部をさらに備え、
前記導光板を平面視した場合において、前記第1入射部の中心に対して前記第1反射構造の中心は、ずれるように配置され、
前記第1反射構造に入射した前記光は、前記第1反射構造から前記第2入射部の方向に反射され、
前記第1入射部で回折した光は、前記第1入射部から前記第1拡張部の方向に進行方向が変更され、
前記第2入射部で回折した光は、前記第2入射部から前記第2拡張部の方向に進行方向が変更される
請求項2に記載の導光板。
【請求項9】
前記第1基板の外側に配置された第2反射構造と、前記第1基板の外側に配置された第3反射構造と、前記第1基板の外側に配置された偏光束ビームスプリッタと、前記第2反射構造と前記第3反射構造との間に配置された1/2波長板と、をさらに備え、
前記光は、
前記第1反射構造で前記第1基板の前記第2面と平行な水平方向に沿うように前記第2反射構造に向かって反射され、
前記第2反射構造で前記第1基板の前記第2面と直交する垂直方向に沿うように前記1/2波長板に向かって反射され、
前記1/2波長板で偏光して前記第3反射構造に向けて出射し、
前記第3反射構造で前記第1基板の前記第1面と平行な水平方向に沿うように前記偏光束ビームスプリッタに向かって反射され、
前記偏光束ビームスプリッタで前記第1入射部の方向に反射される
請求項1に記載の導光板。
【請求項10】
前記第1基板の外側に配置された第2反射構造と、前記第1基板の外側に配置された第3反射構造と、前記第1基板の外側に配置された第4反射構造と、前記第2反射構造と前記第3反射構造との間に配置された1/2波長板と、をさらに備え、
前記光は、
前記第1反射構造で前記第1基板の前記第2面と平行な水平方向に沿うように前記第2反射構造に向かって反射され、
前記第2反射構造で前記第1基板の前記第2面と直交する垂直方向に沿うように前記1/2波長板に向かって反射され、
前記1/2波長板で偏光して前記第3反射構造に向けて出射し、
前記第3反射構造で前記第1基板の前記第1面と平行な水平方向に沿うように前記第4反射構造に向かって反射され、
前記第4反射構造で前記第1基板の前記第1面と平行な水平方向に沿うように前記第3反射構造に反射される
請求項1に記載の導光板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、導光板及び表示装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、車両に虚像を生成する装置が搭載されている。例えば、特許文献1の体積ホログラムは、平板状に構成され光を導波する導波部と、導波部内へ光を入射する入射部と、導波部上に配置、又は、導波部と一体に構成され、射出瞳を複数に分けて拡張する出射部と、を備えた射出瞳拡張素子の入射部に配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-173878号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の体積ホログラムの回折効率は、光の波長、導光板の厚み、グレーティング方向に依存するものの、50%以下であり、入射部に入射した光の半分以上が漏れてしまい、光の利用効率が低下するという課題がある。
【0005】
そこで、本開示は、導光板及び表示装置に入射する画像光の利用効率を向上させることができる導光板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る導光板は、入射する光を回折する体積ホログラムで構成された第1入射部と、前記第1入射部を支持し、前記光が入射する第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを有した第1基板と、前記第2面と対向するように配置され、前記第1入射部を透過した前記光を反射させる第1反射構造とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示の導光板等によれば、導光板に入射する画像光の利用効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る表示装置が設置される車両の一例を示す模式図である。
図2は、実施の形態に係る導光板と表示媒体との一例を示す模式図である。
図3は、実施の形態に係る導光板の一例を示す斜視図である。
図4は、導光板と、導光板を伝搬する画像光の一例を示す図である。
図5は、多重露光された体積ホログラムで構成された第1入射部、第1反射構造、第1拡張部及び第2拡張部において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図6は、第1入射部を有する導光板の一例を示す平面図である。
図7は、片側露光された体積ホログラムで構成された第1入射部、第1反射構造、第1拡張部及び第2拡張部において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図8は、第1入射部及び1つの第1出射部等を有する別の導光板の一例を示す平面図である。
図9は、第1入射部及び1つの第1出射部等を有するさらに別の導光板の一例を示す平面図である。
図10は、第1入射部及び第2入射部等を有し、第1反射構造が第1入射部及び第2入射部を跨ぐように配置された導光板の一例を示す平面図である。
図11は、第1入射部及び第2入射部等を有し、第1反射構造が第1入射部及び第2入射部を跨ぐように配置された導光板を伝搬する画像光の一例を示す斜視図である。
図12は、第1入射部及び第2入射部等を有し、第1反射構造が第1入射部及び第2入射部を跨ぐように配置された別の導光板の一例を示す平面図である。
図13は、第1入射部、第2入射部及び1つの第1出射部等を有し、第1反射構造が第1入射部及び第2入射部を跨ぐように配置された導光板の一例を示す平面図である。
図14は、第1入射部、第2入射部及び1つの第1出射部等を有し、第1反射構造が第1入射部及び第2入射部を跨ぐように配置された別の導光板の一例を示す平面図である。
図15は、第1入射部、第1反射構造、第2反射構造、第3反射構造、1/2波長板及び偏光束ビームスプリッタ等を有する導光板において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図16は、第1入射部、第1反射構造、第2反射構造、第3反射構造、第4反射構造及び1/2波長板等を有する導光板において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図17は、第1入射部、第1反射構造、1/4波長板及び鏡面偏光反射フィルム等を有する導光板において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図18は、第1基板、第2基板及び第3基板等を有する導光板において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図19は、第1基板、第2基板、第3基板、第1反射構造、第2反射構造、第3反射構造等を有する導光板において伝搬する画像光の一例を示す図である。
図20は、第1入射部及び五角形状をなした1つの第1出射部等を有する導光板の一例を示す平面図である。
図21は、第1入射部及び五角形状をなした1つの第1出射部等を有する別の導光板の一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0010】
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
老眼改善メガネ
27日前
株式会社シグマ
光学系
20日前
カンタツ株式会社
光学系
7日前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
日本精機株式会社
表示装置
17日前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
東新産業株式会社
反射部材
24日前
株式会社シグマ
高倍率ズームレンズ
19日前
アイカ工業株式会社
反射防止フィルム
7日前
住友化学株式会社
偏光板
19日前
東レ株式会社
透明ディスプレイシステム
26日前
瀚宇彩晶股ふん有限公司
表示パネル
18日前
瀚宇彩晶股ふん有限公司
表示パネル
27日前
住友化学株式会社
偏光板
21日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
27日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ
12日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
12日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
12日前
沖電気工業株式会社
光導波路素子
12日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
4日前
東レ株式会社
プラスチック光ファイバ
6日前
日本電気株式会社
ケージ、光伝送装置及び挿抜方法
21日前
浜松ホトニクス株式会社
光源ユニット
24日前
AGC株式会社
光学素子
17日前
日東電工株式会社
光学積層体
10日前
株式会社小糸製作所
画像生成装置
5日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
7日前
ダイキン工業株式会社
表面処理層を有する物品
24日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
20日前
キヤノン株式会社
光学装置
10日前
株式会社JVCケンウッド
液晶表示装置
14日前
株式会社JVCケンウッド
液晶表示装置
14日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
11日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
26日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
12日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
13日前
続きを見る
他の特許を見る