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公開番号
2025133970
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2025118516,2023176879
出願日
2025-07-14,2023-10-12
発明の名称
撮像装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G02B
7/28 20210101AFI20250904BHJP(光学)
要約
【課題】複数の押下操作が可能な1つの操作部により所定の処理に関する複数の機能を使い分けることができ、操作手番を低減できる技術を実現する。
【解決手段】撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段が撮像した画像内の被写体に対して所定の処理を行う処理手段と、撮影指示を行うための第1の操作部と、前記第1の操作部とは異なる第2の操作部と、前記第2の操作部に対する第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に続く第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を切り替えるように制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像手段と、
前記撮像手段が撮像した画像内の被写体に対して所定の処理を行う処理手段と、
撮影指示を行うための第1の操作部と、
前記第1の操作部とは異なる第2の操作部と、
前記第2の操作部に対する第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に続く第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を切り替えるように制御する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
ユーザの視線位置を検出する視線検出手段を有し、
前記制御手段は、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象をユーザの視線位置に応じた被写体に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を前記第1の被写体のうちの顔全体とするか瞳とするかを切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を、前記第1の被写体の顔全体、右目、左目のいずれにするかを切り替えるように制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を、前記第1の被写体の右目とするか左目とするかを切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作は、前記第2の操作部に対する半押し操作であり、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作は、前記第2の操作部に対する全押し操作であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像手段が撮像した画像から被写体を検出する被写体検出手段を有し、
前記第1の被写体は、前記被写体検出手段により決定された被写体またはユーザにより指定された被写体であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記視線検出手段による視線の検出に基づく視線入力機能を有効または無効に設定する手段を有し、
前記制御手段は、前記視線入力機能が無効に設定されているときに、前記第2の操作部に対する前記第2の押下操作に応じて、ユーザの視線位置に応じた前記所定の処理の対象の被写体の切り替えを行わずに、前記第1の被写体の瞳に対して前記所定の処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記視線入力機能が無効に設定されているときに、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作と前記第2の押下操作が繰り返される場合、前記制御手段は、前記第2の操作部に対して前記第2の押下操作が行われるごとに前記所定の処理の対象を前記第1の被写体の瞳と前記第1の被写体の顔のいずれかに切り替えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記視線検出手段による視線の検出に基づく視線入力機能を有効または無効に設定する手段を有し、
前記制御手段は、前記視線入力機能が無効に設定されているときに前記第2の操作部に対して前記第2の押下操作が行われた場合には、前記第1の被写体とは異なる被写体であってユーザの視線位置に関わらずに決定される被写体に対して前記所定の処理を実行することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置を操作する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラなどの撮像装置は、所定の操作部材に所望の機能(例えば、オートフォーカス)を割り当て、撮影時に所定の操作部材を操作することで所望の機能を実行できる。撮像装置には、オートフォーカスだけでなく、多種多様な機能が備えられており、ユーザが操作部材に割り当てられる機能も増加している。
【0003】
ユーザは、所望の機能を操作部材に割り当てることができる一方で、所望の機能を実行した後に他の機能を実行する場合には複数の操作部材を操作する必要があるため、操作の手番が増加したり、操作が困難となる場合もある。例えば、ある被写体に対して操作部材を操作してオートフォーカスを実行した後、異なる被写体に対して再度オートフォーカスを実行したい場合、複数の操作部材を操作する必要があり、変更後の被写体に対するフォーカスが間に合わず、撮影機会の損失を招く可能性がある。
【0004】
このような課題に対して、特許文献1には1つの操作部材に対する異なる操作に応じて異なる機能を実行可能とする方法が記載され、特許文献2にはユーザの視線検出位置と被写体位置とに基づいてオートフォーカスの対象の被写体を決定する方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-346080号公報
特開2019-008076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1では、操作部材(シャッターボタン)の半押しで動画記録、全押しで静止画撮影が実行可能となっているが、シャッターボタンはあくまで静止画撮影機能として固定したい場合があり、その場合に特許文献1のように実行する機能を変更してしまうと、本来の静止画撮影ができなくなる。また、シャッターボタンとは異なる操作部材を用いてオートフォーカスの操作を行う場合、ユーザはシャッターボタンの操作を行わないだけで、操作の手番を低減する効果は得られない。
【0007】
特許文献2では、ユーザの意思に反して自動でオートフォーカスの対象が決定される可能性がある。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、複数の押下操作が可能な1つの操作部により所定の処理に関する複数の機能を使い分けることができ、操作手番を低減できる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、撮像手段と、前記撮像手段が撮像した画像内の被写体に対して所定の処理を行う処理手段と、撮影指示を行うための第1の操作部と、前記第1の操作部とは異なる第2の操作部と、前記第2の操作部に対する第1の押下操作に応じて画像内の第1の被写体に対して前記所定の処理を実行し、前記第2の操作部に対する前記第1の押下操作に続く第2の押下操作に応じて前記所定の処理の対象を切り替えるように制御する制御手段と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、複数の押下操作が可能な1つの操作部により所定の処理に関する複数の機能を使い分けることができ、操作手番を低減できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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