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公開番号
2025082903
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196447
出願日
2023-11-20
発明の名称
情報処理装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06F
3/041 20060101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約
【課題】簡易な構成で操作性の高いユーザー操作を可能にする技術を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、タッチ操作面に対するタッチ操作に従って頭部装着型表示装置を制御する制御手段を有し、タッチ操作のキャリブレーションにおいて、制御手段は、頭部装着型表示装置によって表示された映像における位置である第1の表示位置を識別可能にするように頭部装着型表示装置を制御し、ユーザーに第1の表示位置を意識したタッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第1のタッチ位置の情報を取得し、第1の表示位置に対して所定の位置関係にある第2の表示位置を識別可能にするように頭部装着型表示装置を制御し、ユーザーに第2の表示位置を意識したタッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第2のタッチ位置の情報を取得する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
タッチ操作面に対するタッチ操作に従って頭部装着型表示装置を制御する制御手段を有し、
前記タッチ操作のキャリブレーションにおいて、前記制御手段は、
前記頭部装着型表示装置によって表示された映像における位置である第1の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御し、
ユーザーに前記第1の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第1のタッチ位置の情報を取得し、
前記第1の表示位置に対して所定の位置関係にある第2の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御し、
前記ユーザーに前記第2の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第2のタッチ位置の情報を取得する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記キャリブレーションにおいて、前記制御手段は、さらに、前記第1のタッチ位置から前記第2のタッチ位置までの距離に対する、前記第1の表示位置から前記第2の表示位置までの距離の比率を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記キャリブレーションの後に、前記タッチ操作面のタッチが行われた場合に、前記制御手段は、
前記第1のタッチ位置から、当該タッチが行われた位置である第3のタッチ位置に向かう方向を判断し、
前記第1のタッチ位置から前記第3のタッチ位置までの距離を判断し、
前記第1のタッチ位置から前記第2のタッチ位置までの距離に対する、前記第1の表示位置から前記第2の表示位置までの距離の比率に基づく倍率で、前記判断した距離を調整し、
前記第1の表示位置から前記判断した方向に基づく方向に前記調整後の距離だけ離れた位置が指定されたと判断する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記キャリブレーションの後に、前記タッチ操作面のタッチが行われた場合に、前記制御手段は、
前記第1のタッチ位置から前記第3のタッチ位置に向かう方向を判断し、
前記第1のタッチ位置から前記第3のタッチ位置までの距離を判断し、
前記比率と等しい倍率で、前記判断した距離を調整し、
前記第1の表示位置から前記判断した方向に前記調整後の距離だけ離れた位置が指定されたと判断する
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記キャリブレーションにおいて、前記制御手段は、さらに、前記第1の表示位置を前記ユーザーに指定させる
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記ユーザーの視線の情報を取得し、前記ユーザーが注目している位置を、前記ユーザーによって指定された前記第1の表示位置として決定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記タッチ操作面を有するコントローラの姿勢の情報を取得し、前記
コントローラが向けられた位置を、前記ユーザーによって指定された前記第1の表示位置として決定する
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第1の表示位置は、前記タッチ操作とは異なるユーザー操作を受け付け可能な操作部材を用いて指定される
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
第1の表示位置は、予め定められた位置である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記ユーザーが前記頭部装着型表示装置を装着したことに応答して、前記キャリブレーションを実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に頭部装着型表示装置の操作方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドマウントディスプレイ(HMD)およびゲーム機器のように、仮想空間を表示する様々な表示装置が存在する。ユーザーは、現実世界の操作部材を用いて、表示装置に表示されている仮想空間内のオブジェクトを操作することができる。リアリティを向上させるために、現実世界における生活と同様の感覚で操作を行えることが求められている。
【0003】
特許文献1には、3D表示されたオブジェクトに対する操作を違和感なく行えるようにする技術が開示されている。特許文献1に開示の技術では、カメラで操作部材が撮像され、操作部材の撮像画像に基づいてカメラに対する操作部材の相対位置が算出され、オブジェクトの表示位置と操作部材の相対位置とに基づいて処理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-115414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、カメラを用いる必要があり、装置(システム)の複雑化やコストアップをまねく。さらに、操作部材をカメラの画角内におさめる必要があり、ユーザーの動作が制限される。
【0006】
また、HMDのような頭部装着型表示装置をユーザーが装着している場合に、ユーザーが外界(現実空間)の景色を確認できず、操作部材を用いたユーザー操作の操作性が著しく低下することがある。例えば、ユーザーがHMDを装着して現実空間とは無関係の仮想空間を体験している場合に、ユーザーは、タッチ操作を受け付け可能な操作部材(例えばタッチパッド)を見ながらタッチすることができず、所望の箇所に容易にタッチすることができない。
【0007】
本発明は、簡易な構成で操作性の高いユーザー操作(ユーザーの動作に制限がなく且つ所望の指示を容易に行うことのできるユーザー操作)を可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の態様は、タッチ操作面に対するタッチ操作に従って頭部装着型表示装置を制御する制御手段を有し、前記タッチ操作のキャリブレーションにおいて、前記制御手段は、前記頭部装着型表示装置によって表示された映像における位置である第1の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御し、ユーザーに前記第1の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第1のタッチ位置の情報を取得し、前記第1の表示位置に対して所定の位置関係にある第2の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御し、前記ユーザーに前記第2の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第2のタッチ位置の情報を取得することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第2の態様は、タッチ操作面に対するタッチ操作に従って頭部装着型表示装置を制御する情報処理装置の制御方法であって、前記タッチ操作のキャリブレーションを行うステップを有し、前記キャリブレーションを行うステップは、前記頭部装着型表示装置によって表示された映像における位置である第1の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御するステップと、ユーザーに前記第1の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第1のタッチ位置の情報を取得するステップと、前記第1の表示位置に対して所定の位置関係にある第2の表示位置を識別可能にするように前記頭部装着型表示装置を制御するステップと、前記ユーザーに前記第2の表示位置を意識した前記タッチ操作面のタッチを行わせて、当該タッチが行われた位置である第2のタッチ位置の情報を取得するステップとを含むことを特徴とする制御方法である。
【0010】
本発明の第3の態様は、コンピュータを、上記情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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