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公開番号
2025090475
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-17
出願番号
2023205723
出願日
2023-12-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250610BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が高い時に感光ドラム上における外添剤の連れ回りによるゴースト画像が発生することを抑制する。
【解決手段】 画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が第1の比率である場合に制御部が像担持体にトナー帯を形成するトナー帯制御を実行する際の像担持体の周速に対する現像剤担持体の周速の比率よりも、画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が第1の比率よりも高い第2の比率である場合に制御部が像担持体にトナー帯を形成するトナー帯制御を実行する際の像担持体の周速に対する現像剤担持体の周速の比率の方が高い。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤を収容する現像容器と、を有する現像装置と、
前記像担持体に当接して前記像担持体との間で転写部を形成し、転写バイアスが印加されることにより、前記像担持体に形成されたトナー像を前記転写部で記録材に転写する転写体と、
前記像担持体にトナー帯を形成するトナー帯制御を実行する制御部と、
を備え、
前記画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が第1の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比率よりも、前記画像濃度比率が前記第1の比率よりも高い第2の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比率の方が高い
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記画像濃度比率が前記第1の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記現像剤担持体の周速よりも、前記画像濃度比率が前記第2の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記現像剤担持体の周速の方が速い
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像濃度比率が前記第1の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速よりも、前記画像濃度比率が前記第2の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速の方が遅い
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際に前記像担持体に形成されるトナー帯の長さは、前記像担持体の一周分以上の長さである
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像濃度比率は、前記画像形成動作によって形成される画像の画素毎にその出力レベルを積算したビデオカウント値によって算出される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、像担持体に形成された静電潜像をトナーとキャリアを含む現像剤により現像する現像装置を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置では、感光ドラム上の現像部においてトナー像が形成される際に、トナーに添加された微粒子(外添剤)の一部も共に現像される。このとき、画像部の画像比率に応じてトナーの現像される量が異なることに伴って微粒子の現像量も異なる。
【0003】
感光ドラム上に現像された微粒子はトナーと共に一次転写部を経由してクリーニング部に到達するものの、粒径が小さいために感光ドラムとの付着力が大きく一次転写されにくく、クリーニング部材でも除去しにくい。
【0004】
したがって、感光ドラム上に現像されてしまった微粒子はクリーニングされずにそのまま感光ドラム上に残存する。そして、帯電部を経由して再び現像部に到達した際に感光ドラム上に残存している微粒子が多い領域には、微粒子によって形成される電界によりトナーがさらに現像されやすくなる。とりわけ、ハーフトーン画像のような均一な画像を形成した際には、感光ドラム上の残存している微粒子の量の差によって濃度差が生じてしまい、ゴースト画像として視認される場合がある。この現象はトナーが現像されやすい条件や外添剤の帯電量が大きい場合、同一もしくは類似したパターンの画像が繰り返し形成される場合に顕在化しやすい傾向がある。
【0005】
特許文献1には、高画像比率印字に応じて、現像バイアスを画像形成時とは変化させた状態で非画像形成時に外添剤の吐出しを行う技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-66547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に記載の技術において、感光ドラム上に静電潜像の形成を行わずに感光ドラム上に外添剤を多く排出し過ぎた場合、画像形成部と非画像形成部との外添剤の量の差が埋まらないことになる。その結果、感光ドラム上に外添剤がそのまま連れ回り、感光ドラム上に連れ回った外添剤が現像部のトナーを静電的に引き寄せて、かぶり画像として顕在化させてしまう虞がある。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が高い時に感光ドラム上における外添剤の連れ回りによるゴースト画像が発生することを抑制することが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、記録材に画像を形成する画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体と、前記現像剤を収容する現像容器と、を有する現像装置と、前記像担持体に当接して前記像担持体との間で転写部を形成し、転写バイアスが印加されることにより、前記像担持体に形成されたトナー像を前記転写部で記録材に転写する転写体と、前記像担持体にトナー帯を形成するトナー帯制御を実行する制御部と、を備え、前記画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が第1の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比率よりも、前記画像濃度比率が前記第1の比率よりも高い第2の比率である場合に前記制御部が前記トナー帯制御を実行する際の前記像担持体の周速に対する前記現像剤担持体の周速の比率の方が高いことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、画像形成動作によって形成される画像の画像濃度比率が高い時に感光ドラム上における外添剤の連れ回りによるゴースト画像が発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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