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公開番号2025053951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163093
出願日2023-09-26
発明の名称撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03B 17/56 20210101AFI20250331BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】被回転駆動部の重心位置の調整を容易とし、且つ、駆動負荷を低減させる。
【解決手段】撮像装置100は、撮像ユニット2と、撮像ユニット2の光軸方向位置を調整可能に撮像ユニット2を支持する主支持部材4と、撮像ユニット2と連結されたレンズ支持ベース27及び摺動支持部材28と、摺動支持部材28に対して光軸方向に摺動可能なレンズ固定部材29と、レンズユニット1と連結されてレンズ固定部材29に固定されるレンズ保持部材102と、レンズ固定部材29を摺動支持部材28に固定するクランプと、主支持部材4をチルト回転させるチルト駆動装置を装備するチルト回転支持部材6を備える。レンズユニット1、撮像ユニット2、レンズ支持ベース27、クランプにより固定された摺動支持部材28とレンズ固定部材29、及び、レンズ保持部材102は、一体的に光軸方向に移動可能に構成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
レンズユニットの着脱が可能な撮像ユニットと、
前記撮像ユニットの光軸方向における位置を調整可能に前記撮像ユニットを支持する第1の支持部材と、
前記撮像ユニットと連結された第2の支持部材と、
前記第2の支持部材に対して前記光軸方向に摺動可能に配置される摺動部材と、
前記撮像ユニットに装着されたレンズユニットに連結されて前記摺動部材に固定される連結部材と、
前記摺動部材を前記第2の支持部材に固定する第1の固定部材と、
前記第1の支持部材をチルト回転軸を中心として回転させるチルト駆動装置を装備する第1の回転支持部材と、を備え、
前記撮像ユニット、前記撮像ユニットに装着されたレンズユニット、前記連結部材、前記第1の固定部材により固定された前記第2の支持部材および前記摺動部材が一体的に前記光軸方向に移動可能であることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記撮像ユニットは、前記第1の支持部材に対して前記撮像ユニットを固定する第2の固定部材を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記撮像ユニットは、
前記撮像ユニットの情報を記憶する記憶手段と、
前記撮像ユニットに装着されたレンズユニットから当該レンズユニットの情報を取得する取得手段と、
前記撮像ユニットの情報と前記レンズユニットの情報に基づいて、光軸方向において前記チルト回転軸を中心とした駆動負荷が小さくなる前記撮像ユニットの位置を決定する決定手段と、を備えることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記決定手段が決定した前記撮像ユニットの光軸方向における位置を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記第1の支持部材に配置され、前記第1の支持部材に対して前記撮像ユニットを光軸方向に駆動させる駆動装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記撮像ユニットに装備され、前記第1の支持部材に対して前記撮像ユニットを光軸方向に駆動させる駆動装置を備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記撮像ユニットは、
前記撮像ユニットの情報を記憶する記憶手段と、
前記撮像ユニットに装着されたレンズユニットから当該レンズユニットの情報を取得する取得手段と、
前記撮像ユニットの情報と前記レンズユニットの情報に基づいて、光軸方向において前記チルト回転軸を中心とした駆動負荷が小さくなる前記撮像ユニットの位置を決定する決定手段と、
前記駆動装置を制御して前記決定手段が決定した位置へ前記撮像ユニットを移動させる制御手段と、を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記撮像装置に電源が投入された後、前記チルト回転軸を中心として前記撮像ユニットを回転させる前に、前記決定手段が決定した位置へ前記撮像ユニットを移動させるよう前記チルト駆動装置を制御することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御手段は、前記決定手段が決定した位置へ前記撮像ユニットを移動させる前に前記チルト駆動装置に保持力を与えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記撮像ユニット、前記第1の支持部材、前記第2の支持部材および前記第1の回転支持部材を一体的にパン回転軸を中心として回転させるパン駆動装置を装備する第2の回転支持部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転動作による撮像方向の変更が可能な撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
撮像ユニットとレンズユニットからなるカメラユニットを備え、撮像ユニットに対するレンズユニットの交換が可能で、カメラユニットのパン回転とチルト回転(以下「パン・チルト回転」と記す)による撮像方向の変更が可能な撮像装置が知られている。カメラユニットの重さや重心位置は、撮像ユニットに装着されたレンズユニットによって変化する。つまり、パン回転軸及びチルト回転軸に対するカメラユニットの重量や重心位置が、撮像ユニットに装着されたレンズユニットによって変化する。その結果として、カメラユニットを駆動する駆動部の負荷が大きくなると、消費電力が増加し、また、滑らかな駆動ができなくなる等の問題が生じる。
【0003】
このような問題に対して適用可能と考えられる技術が、例えば、特許文献1,2に開示されている。特許文献1には、レンズ交換式の撮像装置をパン・チルト回転可能に搭載する雲台であって、撮像装置の重量により重力方向に発生する負荷モーメントを相殺する負荷モーメント相殺機構を備える雲台が記載されている。また、特許文献2には、撮像装置に設定されたモードに応じて、予め設定された所定位置まで水平方向の角度を維持しながら撮像装置を移動させる移動機構を備える雲台装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-229578号公報
特開2007-25378公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示された技術では、ねじ式操作部材を台座に設けられた長穴に挿通させてカメラ本体に螺合させ、位置決め後に操作部材を回転させることでカメラ本体を台座に締め付けて固定する構成となっている。よって、カメラユニットを支えながら光軸方向での位置調整を行わなければならず、そのため、カメラユニットの重量が大きい場合に作業負荷が大きくなってしまう。
【0006】
上記特許文献2に開示された技術ではパン回転軸に対する被駆動部の重心位置を調整することはできるが、チルト軸に対する被駆動部の重心位置を調整することはできず、よって、チルト回転駆動時の駆動負荷が大きくなってしまうことがある。
【0007】
本発明は、レンズユニットの交換が可能なカメラユニットを回転可能に搭載する撮像装置であって、被回転駆動部の重心位置の調整を容易に行うことができ、且つ、駆動負荷を低減させた駆動を可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る撮像装置は、レンズユニットの着脱が可能な撮像ユニットと、前記撮像ユニットの光軸方向における位置を調整可能に前記撮像ユニットを支持する第1の支持部材と、前記撮像ユニットと連結された第2の支持部材と、前記第2の支持部材に対して前記光軸方向に摺動可能に配置される摺動部材と、前記撮像ユニットに装着されたレンズユニットに連結されて前記摺動部材に固定される連結部材と、前記摺動部材を前記第2の支持部材に固定する第1の固定部材と、前記第1の支持部材をチルト回転軸を中心として回転させるチルト駆動装置を装備する第1の回転支持部材と、を備え、前記撮像ユニット、前記撮像ユニットに装着されたレンズユニット、前記連結部材、前記第1の固定部材により固定された前記第2の支持部材および前記摺動部材が一体的に前記光軸方向に移動可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、レンズユニットの交換が可能なカメラユニットを回転可能に搭載する撮像装置において、被回転駆動部の重心位置の調整を容易に行うことができ、且つ、駆動負荷を低減させた駆動が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る撮像装置の斜視図である。
図1の撮像装置の分解斜視図である。
第2実施形態に係る撮像装置における被チルト駆動部の側面図である。
図3の被チルト駆動部の分解斜視図である。
第3実施形態に係る撮像装置における被チルト駆動部の側面図である。
図5の被チルト駆動部の分解斜視図である。
図3及び図5の被チルト駆動部を備える撮像装置における初期動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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