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公開番号2025091518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206756
出願日2023-12-07
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B65H 1/26 20060101AFI20250612BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】カセットユニットに引っ掛かることなく、排出される長尺のシートの先端を規制する。
【解決手段】画像形成装置Sは、本体S1と、本体に装着され、シートPを収納可能なカセットユニット40と、カセットユニットから給送されたシートに画像を形成する画像形成部30と、画像形成部により画像が形成されたシートを排出方向DDに排出する排出部70と、排出部により排出されたシートを積載する排出トレイ5と、を備える。カセットユニットは、排出方向に本体の長さより長いシートを収納するために排出方向に本体から突き出して延長可能に構成されている。カセットユニットの突き出した部分の上方を覆うカバー部100が配置されている。カバー部の上には、排出トレイに積載されて排出トレイからはみ出したシートの先端の位置を規制するストッパー103が設けられている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
本体と、
前記本体に装着され、シートを収納可能な給送カセットと、
前記給送カセットから給送された前記シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記画像が形成された前記シートを排出方向に排出する排出部と、
前記排出部により排出された前記シートを積載する積載部と、
を備え、
前記給送カセットは、前記排出方向に前記本体の長さより長い前記シートを収納するために前記排出方向に前記本体から突き出して延長可能に構成されており、
前記給送カセットの前記本体から突き出した部分の上方には、前記部分を覆うカバー部が配置されており、
前記カバー部の上には、前記積載部に積載されて前記積載部からはみ出した前記シートの先端の位置を規制する規制部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記カバー部の上には、前記積載部に積載されて前記積載部からはみ出した前記シートの前記先端を前記カバー部へ導くガイド部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記排出方向における前記シートの長さをL1、前記排出方向における前記積載部の長さをL2、前記積載部の先端部から前記カバー部の上に設けられた前記規制部までの沿面長さをL3とすると、
L2+L3>L1、 L2>L3
の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記積載部を前記排出方向に延長可能な延長トレイを備え、
前記排出方向における前記シートの長さをL11、前記排出方向における前記積載部の長さをL2、前記積載部の先端部から前記カバー部の上に設けられた前記規制部までの沿面長さをL3、前記排出方向にける前記延長トレイの長さをL12、前記延長トレイの先端部から前記カバー部の上に設けられた前記規制部までの沿面長さをL13とすると、
L2+L3>L11、 L2<L3の条件が満たされる場合に、前記延長トレイを延長することにより
L2+L12+L13>L11、 L2+L12>L13
の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記カバー部は、延長可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カバー部は、複数の部分からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記カバー部は、複数のカバー部分が入れ子状に構成されて伸縮可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記規制部は、前記カバー部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記規制部は、前記カバー部にスライド移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排出されるシートの先端の位置を規制する規制部を有する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを収納するカセットより長い長尺のシートに画像を形成する画像形成装置がある。シートを収納するカセットより長い長尺のシートに対応するために、特許文献1は、カセットが延長可能に構成され、延長されたカセットの一部分が画像形成装置の本体からはみ出して設置できるように構成された画像形成装置を開示している。特許文献2は、排出するシートをカセットのカバー上に積載可能に構成され、カセットを延長した時にカバーで覆われない開口部をフレームや蛇腹シートなどの可動部によってカバーすることができるカセットを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-17335号公報
特開平6-64762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置おいては、延長されたカセットの上面に開口部が生じるため、排出される長尺のシートの先端が開口部に引っかかり、積載不良やジャムが発生するおそれがある。特許文献2に記載のカセットにおいては、カセットが延長されたときに開口部をカバーするフレーム上に長尺のシートが排出されるので、長尺のシートの先端が開口部に引っ掛かることを防止することができる。しかし、排出された長尺のシートの先端がどこまでいくかわからず、カセットの上から落下するおそれがある。このため、従来技術においては、排出された長尺のシートがカセットからはみ出して、積載性能が低下するという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態による画像形成装置は、
本体と、
前記本体に装着され、シートを収納可能な給送カセットと、
前記給送カセットから給送された前記シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部により前記画像が形成された前記シートを排出方向に排出する排出部と、
前記排出部により排出された前記シートを積載する積載部と、
を備え、
前記給送カセットは、前記排出方向に前記本体の長さより長いシートを収納するために前記排出方向に前記本体から突き出して延長可能に構成されており、
前記給送カセットの前記本体から突き出した部分の上方には、前記部分を覆うカバー部が配置されており、
前記カバー部の上には、前記積載部に積載されて前記積載部からはみ出した前記シートの先端の位置を規制する規制部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、排出される長尺のシートが給送カセットに引っ掛かることなく給送カセットの上に設けられた規制部によりシートの先端の位置を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の断面図。
カセットユニットの斜視図。
前側カセット桶のみを前側へ引き出した状態のカセットユニットの斜視図。
カバー部が取り付けられた図3のカセットユニットを装着した画像形成装置の断面図。
図4の画像形成装置の斜視図。
中間カセット桶及び前側カセット桶を前側へ引き出した状態のカセットユニットの斜視図。
カバー部が取り付けられた図6のカセットユニットを装着した画像形成装置の断面図。
図7の画像形成装置の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0009】
図1乃至図5を用いて、画像形成装置Sの全体構成について説明する。図1は、画像形成装置Sの断面図である。図2は、カセットユニット40の斜視図である。図3は、前側カセット桶43のみを前側へ引き出した状態のカセットユニット40の斜視図である。図4は、カバー部100が取り付けられた図3のカセットユニット40を装着した画像形成装置Sの断面図である。図5は、図4の画像形成装置Sの斜視図である。
【0010】
画像形成装置Sは、電子写真方式のタンデム型のレーザビームプリンタであり、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色のトナーを用いて記録媒体にカラー画像を形成する。記録媒体は、電子写真方式の画像形成装置によって画像が形成される記録材であり、例えば、紙、OHPシート、布等である。以下、記録媒体をシートPという。画像形成装置Sは、カセットユニット40(給送カセット)と、画像形成部30と、排出部70と、排出トレイ5と、を備える。カセットユニット40は、複数枚のシートPを収納可能であり、画像形成装置Sの本体S1に着脱可能に装着される。画像形成部30は、カセットユニット40から給送されたシートPに画像を形成する。排出部70には、画像形成部30により画像が形成されたシートPを画像形成装置Sの本体S1の外へ排出する排出ローラ7が設けられている。排出トレイ5は、排出ローラ7により排出されたシートPを積載する積載部である。
(【0011】以降は省略されています)

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