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公開番号2025086822
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201133
出願日2023-11-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250602BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 定着装置の個体ごとの寿命を精度よく予測することによって、定着装置の交換時期の遅れによる画質品位の低下を抑制することを目的とする。
【解決手段】 記録材にトナー像を定着する定着装置を有する画像形成装置であって、前記定着装置は、記録材を加熱する加熱回転体と、前記加熱回転体に当接することでニップ部を形成し、記録材を加圧する加圧回転体と、を有し、前記加熱回転体の長手方向において、前記ニップ部の複数の領域に対応する加圧力に関する情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶する前記情報に基づいて前記定着装置の交換時期を決定する決定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
記録材にトナー像を定着する定着装置を有する画像形成装置であって、
前記定着装置は、
記録材を加熱する加熱回転体と、
前記加熱回転体に当接することでニップ部を形成し、記録材を加圧する加圧回転体と、を有し、
前記加熱回転体の長手方向において、前記ニップ部の複数の領域に対応する加圧力に関する情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶する前記情報に基づいて前記定着装置の寿命を決定する決定手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記記憶手段は前記長手方向において、記録材の幅の情報を記憶し、
前記決定手段は、前記幅の情報に基づいて前記寿命を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記記憶手段は、記録材の搬送方向において、記録材の長さを記憶し、
前記決定手段は、前記長さに基づいて前記寿命を決定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記加熱回転体は円筒状のベルトである、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記定着装置は前記ベルトの内周面に配置されるヒータと、を有する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
記録材に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
トナー画像を形成する画像形成装置は、記録材(記録紙、記録媒体、シート状媒体ともいう)上にトナーの画像を形成して、これを定着装置により加熱・加圧することで記録材に画像を定着させている。
【0003】
例えば、定着ベルトを用いた定着装置では、定着ベルトと加圧ローラの間にニップ部を形成して、このニップ部の間において記録材を挟持搬送することで記録材にトナー画像を定着させている。
【0004】
上述したニップ部を形成するために加圧ローラは定着ベルトに対して高い面圧で押し当たっている。このため、ニップ部を通過しようとする記録材は加圧ローラによって定着ベルトに強く押しつけられる。記録材のコバ部では記録材部分と記録材がない部分とで段差が生じるために応力が特に集中し定着ベルトや加圧ローラの表面に傷(以下、コバ傷とする)が生じてしまうことがある。
【0005】
このようにして記録材を繰り返しニップ部に通過させるとコバ傷が進行し、定着ベルトの表面に筋状の傷跡が発生する。この筋状の傷跡が定着ベルト上に発生した状態でトナー像の定着を行うと、傷跡部分に対応するトナー画像の領域の光沢性が低下してしまい画質品位の低下を招いてしまう。したがって、定着ベルトの摩耗が進行した場合には、定着ベルトが摩耗寿命に到達したと判断して定着ベルト又は定着ベルトを含む定着ユニットを交換することが望ましい。
【0006】
特許文献1に記載の定着装置では、印刷した用紙のサイズ・種類・枚数・印刷向きに基づいて摩耗寿命の進行をカウントしており、カウント値が所定値に達した場合には定着ベルトの交換時期を報知して、ユーザーに定着ベルトの交換を促している。また、特許文献2に記載の定着装置では、定着ベルトの摩耗に関するパラメータは上述したものだけではなく、記録材を搬送する際の定着ベルトの温度分布の状態によって、定着ベルトの摩耗の進行の仕方が異なることを示している。その為、定着ベルトの温度分布の状態を考慮して、定着ベルトの交換時期をより精度良く報知することで、定着ベルトの交換頻度を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2012-53332号公報
特開2017-49296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
定着装置は、加熱回転体(例えば定着ベルト)と加圧回転体とによってニップ部を形成している。加熱回転体の長手方向において、ニップ部の圧力は均一であることが望ましい。しかしながら定着装置の製造時にばらつきが発生してしまうことによって長手方向におけるニップ部の圧力差が生じる。この長手方向におけるニップ部の圧力差は定着装置個体ごとに異なる。
【0009】
たとえば長手方向において、ニップ部の所定の領域の圧力が高く、所定の領域に繰り返しコバ部が通過した場合、その加熱回転体の表面には通常よりも早くコバ傷が発生し、画質品位の低下を招いてしまう。
【0010】
そこで本発明は、定着装置の個体ごとの寿命を精度よく予測することによって、定着装置の交換時期の遅れによる画質品位の低下を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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