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公開番号
2025092990
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208451
出願日
2023-12-11
発明の名称
回路基板、画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H05K
1/02 20060101AFI20250616BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】複数の電子部品が排他的に実装可能で、負荷の正常な動作を確保しつつ配線パターンの面積を抑制することができる回路基板を提供する。
【解決手段】回路基板300は、表面と裏面にモータドライバIC406、416が排他的に実装可能である。回路基板300は、モータドライバIC406が出力する相出力信号OUTAの論理値を制御するためにモータドライバIC406へ入力される第1制御信号と、モータドライバIC416が出力する相出力信号OUTBの論理値を制御するためにモータドライバIC416へ入力される第2制御信号と、を生成可能なCPU(304)と、相出力信号OUTAが出力される配線と、相出力信号OUTBが出力される配線とを接続するビアVIA1と、を備える。第1制御信号の論理値と第2制御信号の論理値とは、互いに逆の関係である(DIR信号)。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1面に第1電子部品が実装可能であり、前記第1面とは異なる第2面に第2電子部品が実装可能な回路基板であって、
前記第1電子部品が出力する出力信号の論理値を制御するために前記第1電子部品へ入力される第1制御信号と、前記第2電子部品が出力する出力信号の論理値を制御するために前記第2電子部品へ入力される第2制御信号と、を生成可能な制御手段と、
前記第1電子部品からの前記出力信号が出力される配線と、前記第2電子部品からの前記出力信号が出力される配線とを接続する第1ビアと、を備え、
前記第1制御信号の論理値と前記第2制御信号の論理値とが、互いに逆の関係であることを特徴とする、
回路基板。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1電子部品は、前記出力信号として第1相補信号の正相信号が出力される第1端子を有し、
前記第2電子部品は、前記出力信号として第2相補信号の正相信号が出力される第2端子を有することを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項3】
第2ビアをさらに備え、
前記第1電子部品は、前記出力信号として前記第1相補信号の逆相信号が出力される第3端子を有し、
前記第2電子部品は、前記出力信号として前記第2相補信号の逆相信号が出力される第4端子を有し、
前記第2ビアは、前記第3端子と前記第4端子とに接続されることを特徴とする、
請求項2記載の回路基板。
【請求項4】
前記第1端子と前記第3端子の並びと、前記第2端子と前記第4端子の並びとは、前記第1電子部品と前記第2電子部品が異なる面に実装されることで逆になるように設けられることを特徴とする、
請求項3記載の回路基板。
【請求項5】
前記制御手段は、前記第1制御信号が入力され、かつ、入力された前記第1制御信号の論理値を反転して前記第2制御信号を生成する論理反転手段を有することを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項6】
前記第1電子部品から出力される前記出力信号、及び、前記第2電子部品から出力される前記出力信号は、モータの回転を制御する信号であることを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第1電子部品が実装されている場合には前記モータの回転方向を第1方向に制御するように前記第1制御信号を前記第1電子部品へ送信し、
前記制御手段は、前記第2電子部品が実装されている場合には前記モータの回転方向を前記第1方向とは逆の第2方向に制御するように前記第2制御信号を前記第2電子部品へ送信することを特徴とする、
請求項6記載の回路基板。
【請求項8】
前記第1電子部品と前記第2電子部品とのいずれが実装されているかを示す判定信号を出力する判定手段をさらに備えることを特徴とする、
請求項1記載の回路基板。
【請求項9】
前記制御手段は、前記判定手段から取得する前記判定信号に基づいて、前記第1制御信号と前記第2制御信号とのいずれかを送信することを特徴とする、
請求項8記載の回路基板。
【請求項10】
前記判定手段は、前記第1電子部品が実装されているときに第1電圧値の前記判定信号を出力し、前記第2電子部品が実装されているときに前記第1電圧値とは異なる第2電圧値の前記判定信号を出力することを特徴とする、
請求項8記載の回路基板。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子部品を実装した回路基板、及びこのような回路基板を有するプリンタ、コピー機、複合機等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、画像形成のための複数のアクチュエータの制御用に、複数の回路基板を備える。制御用の回路基板には、画像形成制御を行う機能を有する回路基板や、紙搬送制御の機能を有する回路基板等がある。制御用の各回路基板には、実現する機能に合わせて、論理演算を行うための電子部品、駆動制御を行うための電子部品、電源電圧を生成するための電子部品等の複数の電子部品が実装される。回路基板上の電子部品は、プリント配線等の配線により接続される。各電子部品は、周辺の電子部品を含んで所定の機能を実現する電子部品コンポーネントを構成する。例えば、IC(Integrated Circuit)等の半導体装置と、半導体装置の入出力端子に接続される抵抗、コンデンサ、インダクタ等の周辺部品と、により電子部品コンポーネントが構成される。
【0003】
画像形成装置は、用紙搬送、画像形成、用紙への画像転写、用紙への画像の定着等の複数の工程により用紙に画像を印刷する。そのために画像形成装置は、光学センサ、温度センサ、モータ、ソレノイド等の多種多様なアクチュエータを制御する必要がある。画像形成装置に搭載される制御用の回路基板は、アクチュエータ制御用に複数の電子部品が実装される。例えばモータを駆動するドライバ基板は、モータを適切に制御するために、コントローラから入力される制御信号に基づいてモータの駆動信号を生成するための半導体装置(モータドライバIC)を有する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-6639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来技術では、より多くの電子部品を配置するため、基板の両面に電子部品を配置している。しかしながら、それらの電子部品に供給される制御信号の論理値については検討がされていなかった。そのため、電子部品に配置状況によっては適切な信号出力を得ることが困難であった。
【0006】
本発明は、上述の問題に鑑み、適切な信号を出力することが可能な回路基板を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の回路基板は、第1面に第1電子部品が実装可能であり、前記第1面とは異なる第2面に第2電子部品が実装可能な回路基板であって、前記第1電子部品が出力する出力信号の論理値を制御するために前記第1電子部品へ入力される第1制御信号と、前記第2電子部品が出力する出力信号の論理値を制御するために前記第2電子部品へ入力される第2制御信号と、を生成可能な制御手段と、前記第1電子部品からの前記出力信号が出力される配線と、前記第2電子部品からの前記出力信号が出力される配線とを接続する第1ビアと、を備え、前記第1制御信号の論理値と前記第2制御信号の論理値とが、互いに逆の関係であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、回路基板は、複数の電子部品が排他的に実装可能で、負荷の正常な動作を確保しつつ配線パターンの面積を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
画像形成装置のシステム構成図。
画像形成装置の構成図。
回路基板の構成図。
電子部品コンポーネントの説明図。
回路基板の実装面の説明図。
回路基板の変形例の構成図。
電子部品コンポーネントの変形例の説明図。
DIR信号の論理の決定処理を表すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。本実施形態に記載する装置の構成や回路は提案内容を説明するための一例であり、記載される内容に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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