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公開番号
2025103812
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221460
出願日
2023-12-27
発明の名称
発光装置、撮像装置、電子機器及び移動体
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G09G
3/3275 20160101AFI20250702BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】
発光装置におけるDAコンバータの変換動作に伴う発光品質の低下を抑制するのに有利な技術を提供すること。
【解決手段】
発光装置は、複数の行及び複数の列を構成するように配列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子を駆動する信号出力回路と、一組の電圧信号を出力する電圧生成回路とを備える。前記信号出力回路は前記複数の列をそれぞれ駆動する複数の列回路を含む。各列回路は、前記電圧生成回路から供給される前記一組の電圧信号に応じた電圧を保持する電圧保持回路と、入力されたデジタル信号を前記電圧保持回路に保持された電圧に基づいてアナログ信号に変換するデジタルアナログコンバータとを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の行及び複数の列を構成するように配列された複数の発光素子と、
前記複数の発光素子を駆動する信号出力回路と、
一組の電圧信号を出力する電圧生成回路と、を備え、
前記信号出力回路は前記複数の列をそれぞれ駆動する複数の列回路を含み、
各列回路は、前記電圧生成回路から供給される前記一組の電圧信号に応じた電圧を保持する電圧保持回路と、入力されたデジタル信号を前記電圧保持回路に保持された電圧に基づいてアナログ信号に変換するデジタルアナログコンバータと、を有することを特徴とする、発光装置。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
前記保持した電圧が前記デジタルアナログコンバータへ供給される前に前記デジタルアナログコンバータの出力を所定の電圧にプリチャージするプリチャージ回路をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記電圧保持回路は前記一組の電圧信号に応じた電圧を複数の容量素子に保持することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
前記一組の電圧信号は異なるタイミングで前記複数の容量素子に供給されることを特徴とする請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記電圧保持回路は前記電圧生成回路と接続されて前記一組の電圧信号に応じた電圧を保持した後に、前記接続を切断し、前記保持した電圧を前記デジタルアナログコンバータへ供給することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項6】
前記一組の電圧信号は複数の電圧信号を含むことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項7】
前記電圧保持回路は、前記複数の列回路のうちの少なくとも2つの列回路に共有されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項8】
前記デジタルアナログコンバータは前記一組の電圧信号を分圧する抵抗ストリングを含むことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項9】
前記電圧保持回路は前記保持した電圧を、バッファ回路を介して前記デジタルアナログコンバータに供給することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項10】
複数のレンズを有する光学部と、前記光学部を通過した光を受光する撮像素子と、前記撮像素子が撮像した画像を表示する表示部と、を有し、前記表示部は請求項1乃至9のいずれか1項に記載の発光装置を有することを特徴とする光電変換装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置、撮像装置、電子機器、および移動体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液晶表示素子や有機EL素子を有する発光装置は、画素が行列状に配置されて構成される画素部と、画素を駆動する駆動回路を含むものがある。駆動回路としてデジタルアナログコンバータ(以下、「DAコンバータ」とする)を含むデジタルインターフェース駆動回路を搭載した駆動回路がある。特許文献1には、入力されたデジタル表示データに基づいてスイッチを制御して基準電圧を選択し、デジタル表示データをアナログ信号に変換する基準電圧選択型DAコンバータを備えた表示装置が記載されている。特許文献1の表示装置では、基準電圧をDAコンバータに与えるための複数本の基準電圧線が配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-191536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画素の列に対応して配置された複数のDAコンバータによる変換動作が起きるときに、DAコンバータへ変換の基準となる電圧信号を供給する配線の電位が変動しうる。またDA変換動作に伴うスイッチングノイズも発生しうる。電位の変動やノイズは列間のクロストークとなり、発光品質を低下させる要因となりうる。
【0005】
本発明は、発光装置におけるDAコンバータの変換動作に伴う発光品質の低下を抑制するのに有利な回路を有する発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一様態は、複数の行及び複数の列を構成するように配列された複数の発光素子と、前記複数の発光素子を駆動する信号出力回路と、一組の電圧信号を出力する電圧生成回路とを備え、前記信号出力回路は前記複数の列をそれぞれ駆動する複数の列回路を含み、各列回路は、前記電圧生成回路から供給される前記一組の電圧信号に応じた電圧を保持する電圧保持回路と、入力されたデジタル信号を前記電圧保持回路に保持された電圧に基づいてアナログ信号に変換するデジタルアナログコンバータと、を有する発光装置に関する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、発光装置におけるDAコンバータの変換動作に伴う発光品質の低下を抑制するのに有利な回路を有する発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態の発光装置のブロック図。
第1実施形態の電圧生成回路の等価回路図。
第1実施形態のDAコンバータの従来構成を説明する等価回路図。
第1実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
第1実施形態の信号出力回路の動作タイミング図。
第1実施形態の信号出力回路の別の動作タイミング図。
第1実施形態の電圧保持回路の別の制御を説明する図。
第2実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
第2実施形態の信号出力回路の動作タイミング図。
第3実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
第4実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
第5実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
第5実施形態の別の電圧保持回路の等価回路図。
第6実施形態の電圧保持回路とDAコンバータの等価回路図。
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置の画素の一例を表す概略断面図である。(b)本発明の一実施形態に係る有機発光素子を用いた表示装置の一例の概略断面図である。
本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る撮像装置の一例を表す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係る電子機器の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る表示装置の一例を表す模式図である。(b)折り曲げ可能な表示装置の一例を表す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る照明装置の一例を示す模式図である。(b) 本発明の一実施形態に係る車両用灯具を有する自動車の一例を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例を示す模式図である。(b)本発明の一実施形態に係るウェアラブルデバイスの一例で、撮像装置を有する形態を示す模式図である。
(a)本発明の一実施形態に係る画像形成装置の模式図である。(b)および(c)露光光源の発光部が長尺状の基板に複数配置されている形態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第1実施形態>
本発明に係る発光装置の実施例について、図1から図7を用いて説明する。なお以下の実施の形態は、いずれも本発明の一例を示すものであり、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、本発明を限定するものではない。また以下に説明する実施形態では、発光装置の例として、画像データを入力信号とした表示装置を中心に説明する。しかしながら、各実施形態における発光装置は表示装置に限定されるものではない。本実施形態の発光装置を使った例としては、照明装置や灯具が挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)
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