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公開番号
2025106738
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000306
出願日
2024-01-04
発明の名称
管理システム及び管理方法とプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250709BHJP(計算;計数)
要約
【課題】放置ジョブを考慮せずに処理待ちジョブをカウントすると実際の状況と乖離してしまう。
【解決手段】無線タグの識別情報と、前記無線タグの検知位置とに基づいて前記無線タグが付された管理対象の工程を管理する管理システムが提供される。このシステムは、管理対象と無線タグの識別情報とを関連付けた関連付け情報を記憶し、各工程について、管理対象それぞれに当該工程の実行まで放置される放置期間を設定でき、無線タグの識別情報と無線タグの検知位置とに基づいて、検知位置に対応する工程ごとの管理対象の数を特定し、工程ごとに、特定した管理対象の数から、当該工程について放置中の管理対象の数を除外した管理対象の数を特定し、その特定した管理対象の数を工程ごとに出力する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無線タグの識別情報と、前記無線タグの検知位置とに基づいて前記無線タグが付された管理対象の工程を管理する管理システムであって、
前記管理対象と前記無線タグの識別情報とを関連付けた関連付け情報を記憶する記憶手段と、
各工程について、前記管理対象それぞれに当該工程の実行まで放置される放置期間を設定する設定手段と、
前記無線タグの識別情報と前記無線タグの検知位置とに基づいて、前記検知位置に対応する工程ごとの前記管理対象の数を特定する第1の特定手段と、
工程ごとに、前記第1の特定手段により特定した前記管理対象の数から、当該工程について放置中の前記管理対象の数を除外した前記管理対象の数を特定する第2の特定手段と、
前記第2の特定手段により特定した前記管理対象の数を工程ごとに出力する出力手段と
を有することを特徴とする管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記出力手段は、各工程について放置中の前記管理対象の数を更に出力する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の管理システムであって、
前記管理対象が、各工程で放置中の前記管理対象が当該工程の実行まで放置される放置エリアに対応する位置で検知され、かつ当該工程で放置中の場合には、前記出力手段は、前記放置エリアで検知された前記管理対象の数を、当該工程について放置中の前記管理対象の数として出力する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項4】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記出力手段は、前記管理対象が、特定の工程について設定された放置期間に、前記工程で処理中として検知された場合には、前記管理対象について、放置中に処理されたことを示す警告を出力する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記管理対象は印刷装置により実行される印刷ジョブであり、
前記設定手段は、前記印刷ジョブの印刷設定に応じて前記放置期間を設定する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項6】
請求項5に記載の管理システムであって、
前記印刷設定は、前記印刷ジョブを実行する印刷装置と前記印刷ジョブにより印刷されるシートの種類とを含む
ことを特徴とする管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記管理対象は印刷ジョブであり、
前記設定手段は、前記印刷ジョブの実行の際に当該印刷ジョブの指定した工程について前記放置期間を設定できる
ことを特徴とする管理システム。
【請求項8】
請求項1に記載の管理システムであって、
前記出力手段は、前記工程ごとの前記管理対象の数を、ユーザインタフェースに表示する
ことを特徴とする管理システム。
【請求項9】
請求項1乃至8のいずれか一項に記載された管理システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項10】
無線タグの識別情報と、前記無線タグの検知位置とに基づいて前記無線タグが付された管理対象の工程を管理する管理システムによる管理方法であって、前記管理システムは、記憶手段と設定手段と第1の特定手段と第2の特定手段と出力手段とを有し、
前記記憶手段が、前記管理対象と前記無線タグの識別情報とを関連付けた関連付け情報を記憶し、
前記設定手段が、各工程について、前記管理対象それぞれに当該工程の実行まで放置される放置期間を設定し、
前記第1の特定手段が、前記無線タグの識別情報と前記無線タグの検知位置とに基づいて、前記検知位置に対応する工程ごとの前記管理対象の数を特定し、
前記第2の特定手段が、工程ごとに、前記第1の特定手段により特定した前記管理対象の数から、当該工程について放置中の前記管理対象の数を除外した前記管理対象の数を特定し、
前記出力手段が、前記第2の特定手段により特定した前記管理対象の数を工程ごとに出力する
ことを特徴とする管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理対象、例えば商業印刷等の工程における待機ジョブ等の数を管理する管理システム及び管理方法とプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
商業印刷における「受発注」から「印刷工程」に関しては印刷ワークフローソフトによって管理、可視化が行われている。また、ネットワークに接続されたオンライン後加工機に関してもネットワークを介して情報を収集することで状況の管理、可視化が行われている。一方、工場内の製造工程において、部品の位置情報を検知できる技術を用いて、作業工程を逆流して作業が行われているか、もしくは必要以上の作業時間が工程に費やされていないかを管理する技術が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-242831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている技術によれば、製造工程を移動する部品の位置情報をもとに、各工程の処理を行う機器がオフラインであっても、各工程で作業が行われた状況を可視化することが可能になる。しかしながら、商業印刷の印刷工程では印刷するジョブの属性や工程の種類に応じて、逐次作業が進められる工程や、ある工程の処理を開始する前に一定の時間を経過させる(放置させる)必要がある場合がある。このような状況を鑑みて、オフラインの作業工程を含め、各工程での処理するべきジョブの状況を可視化することは困難であった。
【0005】
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、ジョブ等、管理対象の工程ごとの放置時間を考慮した管理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。すなわち本発明の一側面によれば、無線タグの識別情報と、前記無線タグの検知位置とに基づいて前記無線タグが付された管理対象の工程を管理する管理システムであって、
前記管理対象と前記無線タグの識別情報とを関連付けた関連付け情報を記憶する記憶手段と、
各工程について、前記管理対象それぞれに当該工程の実行まで放置される放置期間を設定する設定手段と、
前記無線タグの識別情報と前記無線タグの検知位置とに基づいて、前記検知位置に対応する工程ごとの前記管理対象の数を特定する第1の特定手段と、
工程ごとに、前記第1の特定手段により特定した前記管理対象の数から、当該工程について放置中の前記管理対象の数を除外した前記管理対象の数を特定する第2の特定手段と、
前記第2の特定手段により特定した前記管理対象の数を工程ごとに出力する出力手段と
を有することを特徴とする管理システムが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、管理対象の工程ごとの放置期間を考慮した管理を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のシステム構成を示す図
本発明の情報処理装置のハードウェア構成を示す図
本発明のソフトウェア構成を示す図
本発明の位置管理システムの構成を示す図
第一の実施形態におけるフローチャート
本発明の印刷ワークフローアプリケーションのUI例を示す図
本発明の印刷ワークフローアプリケーションのUI例を示す図
本発明の印刷ジョブ情報データの一例を示す図
本発明の工程管理情報データの一例を示す図
本発明の位置管理情報データの一例を示す図
第二の実施形態におけるフローチャート
第二の実施形態におけるフローチャート
第二の実施形態における工程エリアテーブルの一例を示す図
第三の実施形態におけるフローチャート
第三の実施形態における工程管理テーブルの一例を示す図
第三の実施形態における警告画面の一例を示す図
第四の実施形態におけるフローチャート
第四の実施形態における印刷ジョブ情報データの一例を示す図
第四の実施形態におけるフローチャート
第四の実施形態における印刷ワークフローアプリケーションのUI例を示す図
第四の実施形態における印刷ジョブ情報データの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一の実施形態>
図1は、本発明の一実施形態を示すシステム構成の一例を示す図である。このシステムはワークフロー管理システムであり、ワークフローとは、本例では印刷成果物(商材とも呼ぶ)を生産するための、連続する工程で構成された処理の流れである。ワークフローに従って処理(或いは実行)される対象をジョブと呼び、特に印刷ワークフローについては印刷ジョブと呼ぶ。本実施形態のワークフローは、通常印刷装置により実行される印刷工程と、印刷工程の出力物に対して順次実行される後処理工程とを含む。後処理工程には、ラミネート加工や製本、断裁といった後処理装置による後処理工程と、検品、梱包、出荷といった作業者による後処理工程とを含む。もちろん1つの成果物がそれらすべての工程を必要とするとは限らず、その一部であることもある。図1のワークフロー管理システムでは、ワークフローの定義とその管理とを行うことができるが、本実施形態では主にその実行時の管理に焦点を当てて説明し、ワークフローの設定については、必要に応じて簡単に説明する。ワークフローの設定には例えば工程とその順序、各工程での設定値(パラメータ)を含む。また本実施形態で各工程での設定値に、放置の有無や放置時間を含む。以下、本実施形態では、ワークフロー管理システムの機能のうち、定義済みの印刷ワークフローに従ってジョブを実行する際の、ジョブの進捗を管理する機能について主に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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