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公開番号
2025107015
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000698
出願日
2024-01-05
発明の名称
情報処理装置、制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
G06F
3/04842 20220101AFI20250710BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザの快適性を高めることができる。
【解決手段】第1のオブジェクトと、第1のオブジェクトと異なる第2のオブジェクトとを含む画面を表示する制御を行う表示制御手段と、画面に対するユーザによる入力操作がなされた画面の座標である押下座標を取得する第1の取得手段と、押下座標から所定範囲内にある第1のオブジェクトの種別に設定された第1の優先度と、所定範囲内にある第2のオブジェクトの種別に設定された第2の優先度とを比較して、入力操作により選択されたオブジェクトを決定する決定手段と、を備える情報処理装置を提供する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
第1のオブジェクトと、前記第1のオブジェクトと異なる第2のオブジェクトとを含む画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
前記画面に対するユーザによる入力操作がなされた前記画面の座標である押下座標を取得する第1の取得手段と、
前記押下座標から所定範囲内にある前記第1のオブジェクトの種別に設定された第1の優先度と、前記所定範囲内にある前記第2のオブジェクトの種別に設定された第2の優先度とを比較して、前記入力操作により選択されたオブジェクトを決定する決定手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の優先度は、予め設定された、前記第1のオブジェクトの種別を示すHTML要素に対応する優先度であり、
前記第2の優先度は、予め設定された、前記第2のオブジェクトの種別を示すHTML要素に対応する優先度であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記決定手段は、予め設定された、複数のHTML要素に対応した優先度の高さを示す優先順位に基づいて、前記第1の優先度と前記第2の優先度との比較を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1の優先度が前記第2の優先度よりも高い場合、前記決定手段は、前記第1のオブジェクトを、前記入力操作により選択されたオブジェクトと決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記押下座標が前記第2のオブジェクトに位置する場合でも、前記決定手段は、前記第1のオブジェクトを、前記入力操作により選択されたオブジェクトと決定することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の優先度と前記第2の優先度とが同じ場合、前記決定手段は、前記第1のオブジェクトの大きさと、前記第2のオブジェクトの大きさとに基づいて、前記決定を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第1のオブジェクトが前記第2のオブジェクトよりも小さい場合、前記決定手段は、前記第1のオブジェクトを、前記入力操作により選択されたオブジェクトと決定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記所定範囲内にある複数の候補座標のいずれかが、前記第1のオブジェクトおよび前記第2のオブジェクトのいずれかに位置する場合、前記第1のオブジェクトに位置する第1の候補座標と、前記第2のオブジェクトに位置する第2の候補座標とを取得する第2の取得手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記第1のオブジェクトの大きさと前記第2のオブジェクトの大きさとが同じである場合、前記決定手段は、前記第1の候補座標から前記押下座標までの距離を示す値と、前記第2の候補座標から前記押下座標までの距離を示す値とに基づいて、前記決定を行うことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記第1の候補座標から前記押下座標までの距離を示す値が、前記第2の候補座標から前記押下座標までの距離を示す値より小さい場合、前記決定手段は、前記第1のオブジェクトを、前記入力操作により選択されたオブジェクトと決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
PC、スマートフォンなどの情報処理装置は、ネットワーク上のWebサーバへ接続して、Webアプリケーション(以下、Webアプリと称する)の表示情報を取得し、Webブラウザ用いて表示する機能を利用することができる。コピー機能および送信機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を含む画像形成装置においても、Webアプリを表示するWebブラウザを備えているものがある。これらの情報処理装置のタッチパネルに表示されたWebアプリの画面の構成要素(以下、Webコンテンツと称する)は、ユーザの操作によって選択することができる。このとき、ユーザが誤って意図しないWebコンテンツを選択してしまう可能性がある。
【0003】
特許文献1には、Webコンテンツの誤選択を回避する方法として、タッチ位置の座標から予め定めた距離内にある小さいWebコンテンツに選択対象を変更する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-222290号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、Webコンテンツの誤選択の要因は、Webコンテンツの大きさ以外も考えられるため、特許文献1の方法では、Webコンテンツの誤選択の発生を適切に抑制することができないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、第1のオブジェクトと、前記第1のオブジェクトと異なる第2のオブジェクトとを含む画面を表示する制御を行う表示制御手段と、前記画面に対するユーザによる入力操作がなされた前記画面の座標である押下座標を取得する第1の取得手段と、前記押下座標から所定範囲内にある前記第1のオブジェクトの種別に設定された第1の優先度と、前記所定範囲内にある前記第2のオブジェクトの種別に設定された第2の優先度とを比較して、前記入力操作により選択されたオブジェクトを決定する決定手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、情報処理装置の利用において、ユーザの快適性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
情報処理システムの全体の構成の一例を示す図である。
画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
Webサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
画像形成装置のソフトウェアモジュールの構成の一例を示す図である。
Webコンテンツ情報テーブルの一例を示す図である。
HTML要素の取得手段の一例を示す図である。
優先順位テーブルの一例を示す図である。
座標置換処理の一例を示すフローチャートである。
操作部の表示画面の一例を示す図である。
操作部の表示画面の一例を示す図である。
座標置換処理の一例を示すフローチャートである。
Webコンテンツ情報テーブルの一例を示す図である。
Webコンテンツの大きさの取得手段の一例を示す図である。
画像形成装置のソフトウェアモジュールの構成の一例を示す図である。
操作部の表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。
【0010】
情報処理装置の備えるWebブラウザは、Webアプリを表示することができる。Webアプリの画面の小さいWebコンテンツを選択するような場面において、マウスカーソルで選択する場合は選択対象を視認できるが、指で選択する場合は選択対象を指が覆ってしまうため視認できないことがある。選択対象が視認できないことによって、ユーザの意図しないWebコンテンツがそのまま選択されることがあり、Webコンテンツの再押下、Webアプリへの再遷移などの手間が発生してしまう。なお、選択対象を視認できたとしても、他の要因により、ユーザの意図しないWebコンテンツが選択されることがある。また、選択したいWebコンテンツが十分に大きい場合でも、他のWebコンテンツと重複してしまうことにより誤選択が発生することがある。ユーザがWebブラウザに表示されたWebコンテンツを選択する場面において、このような誤選択を適切に回避する方法が望まれている。
(【0011】以降は省略されています)
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