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公開番号
2025088618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203427
出願日
2023-11-30
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
11/00 20060101AFI20250604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させる。
【解決手段】 シートに画像を形成する画像形成部と、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する載置面を有する延長トレイと、を備え、前記装置本体には、側面から前記トレイに向けて突出する第一突出部を有し、前記トレイが前記閉位置かつ前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記第一突出部によって前記トレイの外壁面および前記延長トレイが前記開位置に向けて押圧される。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、
前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、
前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する載置面を有する延長トレイと、を備え、
前記装置本体には、側面から前記トレイに向けて突出する第一突出部を有し、
前記トレイが前記閉位置かつ前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記第一突出部によって前記トレイの外壁面および前記延長トレイが前記開位置に向けて押圧される、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記トレイは、前記トレイの前記載置面と反対側の面から前記トレイの外壁面に向けて突出する第二突出部と、
前記延長トレイは、前記延長トレイの前記載置面と反対側の面から前記トレイの外壁面に向けて突出する第三突出部と、をさらに備え、
前記トレイが前記閉位置かつ前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記第一突出部が前記トレイの前記載置面を押圧し、前記第二突出部が前記延長トレイの前記載置面を押圧し、前記第三突出部が前記トレイの外壁面と反対側の面を押圧する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記トレイが前記閉位置にある状態において、前記トレイの前記載置面には前記第一突出部が通過する孔部が設けられ、
前記延長トレイは、前記延長トレイの前記載置面と反対側の面から前記トレイの外壁面に向けて突出する第三突出部と、をさらに備え、
前記トレイが前記閉位置かつ前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記孔部を通過した前記第一突出部が前記延長トレイの前記載置面を押圧し、前記第三突出部が前記トレイの外壁面と反対側の面を押圧する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
シートに画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、
前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、を備え、
前記装置本体には、側面から前記トレイに向けて突出する第一突出部を有し、
前記トレイが前記閉位置にある状態において、前記第一突出部によって前記トレイの外壁面が前記開位置に向けて押圧される、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
前記トレイは、前記トレイの前記載置面と反対側の面から前記トレイの外壁面に向けて突出する第二突出部をさらに備え、
前記トレイが前記閉位置にある状態において、前記第一突出部が前記トレイの前記載置面を押圧し、前記第二突出部が前記トレイの外壁面と反対側の面を押圧する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記トレイが前記閉位置にある状態において、前記トレイの前記載置面には前記第一突出部が通過する孔部が設けられ、をさらに備え、
前記トレイが前記閉位置にある状態において、前記孔部を通過した前記第一突出部が前記トレイの外壁面と反対側の面を押圧する、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、顧客ニーズによって、複写機、プリンタ等の画像形成装置に対する静音化が強く求められている。しかしながら、画像形成装置は、動作時に機内に設けたモータやギア、ファンなどが駆動することで振動が発生し、更にその振動が画像形成装置の各部位に伝播することで、画像形成装置を設置した周辺空間に向けて、機内から機外へと稼働音が放射される。
【0003】
振動が伝播する部位のひとつに、外装カバーがある。本来、外装カバーには、機内で発生した稼働音が機外へと放射する音を遮音する機能を備える。ところが、外装カバー自身が振動することで放射される稼働音は、遮音されることなく周辺空間へと直接放射される。
【0004】
従って、画像形成装置の静音化には、外装カバーから音が放射されないよう、外装カバーの振動を抑制する、すなわち、外装カバーを防振することが重要となる。外装カバーのひとつに、手差し給送ユニットに構成される開閉式の手差しトレイがある。手差しトレイは、使用しない際は閉じて装置本体に収納することで外装カバーの一部となる。手差しトレイは外装カバーの中でも比較的表面積が大きいため、振動が伝播した場合には、その放射音が大きくなる。特許文献1には、手差しトレイ内部に吸音材を内包して遮音板とし、機内の音が手差しトレイを透過し、外部に漏れてくるのを防止することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-040555号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1では、吸音材を手差しトレイ内部に配置することによって遮音板を作り出すため、本体のサイズが大きくなることや、構成が複雑となることで、コストや製造負荷の増加、スペース効率の低減が考えられる。さらに、手差しトレイの外装カバーとなる面に対して吸音材を介して押圧されており、外装カバーの面の振動はその吸音材自身の弾性力に依存されるため静音効果は小さい。
【0007】
そこで本発明の目的は、簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させる画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するための発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部を含む装置本体の側面であって、前記装置本体の側面に沿って閉じられる閉位置と、シートが載置される位置に開かれた開位置とに回動可能に設けられ、シートを載置する載置面を有するトレイと、前記トレイに載置されるシートを前記画像形成部に向けて給送する給送部と、前記トレイからシート給送方向の上流に向けて延長された延長位置と、前記トレイに収納される収納位置とに移動可能であって、シートを載置する載置面を有する延長トレイと、を備え、前記装置本体には、側面から前記トレイに向けて突出する第一突出部を有し、前記トレイが前記閉位置かつ前記延長トレイが前記収納位置にある状態において、前記第一突出部によって前記トレイの外壁面および前記延長トレイが前記開位置に向けて押圧される、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、簡易な構成かつスペース効率よく手差しトレイの振動を防振し、静音化を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る画像形成装置を示す概略断面図
実施形態1に係る手差し給送トレイを示す斜視図
実施形態1に係る音響カメラによる手差しトレイの放射音の測定結果を示す図
実施形態1に係る第一押圧形状を示す模式図
実施形態1に係る手差しトレイが押圧される構成を示す模式図
実施形態1に係る手差しトレイによる静音効果の測定結果
実施形態2に係る手差しトレイが押圧される構成を示す説明図
実施形態3に係る手差しトレイが押圧される構成を示す説明図
実施形態3に係る手差しトレイの変形例1を示す図
実施形態3に係る手差しトレイの変形例2を示す図
実施形態4に係る手差しトレイが押圧される構成を示す説明図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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