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公開番号2025088586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203372
出願日2023-11-30
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着ユニットからの熱の遮熱性能を向上した画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、回転可能な像担持体と、像担持体にトナーを供給することで、像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、像担持体の表面に当接して、像担持体の表面からトナーを除去するクリーニング部材と、クリーニング部材によって像担持体の表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、トナー回収容器と定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備える。ダクトは、定着ユニットに対向する第1壁部と、トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有し、第1壁部は、第2壁部に対して傾斜している。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シートにトナー像を形成する画像形成装置において、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、
前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、
前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、
前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、
前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有し、
前記第1壁部は、前記第2壁部に対して傾斜している、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第1壁部は、前記第1壁部の、前記転写部材と前記定着ユニットとの間でシートが通過する搬送路に最も近い第1端部と前記第2壁部との間の距離が、前記第1壁部の前記搬送路に最も遠い第2端部と前記第2壁部との間の距離よりも短くなるように、前記第2壁部に対して傾斜している、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1壁部は、前記像担持体の回転軸線方向に見て、直線状に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1壁部は、前記像担持体の回転軸線方向に見て、湾曲するように形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2壁部は、鉛直方向に延びている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記定着ユニットは、シート上のトナー像を加熱する定着部材と、前記定着部材を覆う定着カバーと、を有し、
前記定着カバーは、前記第1壁部に対向すると共に前記第1壁部に沿って延びる対向面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
シートにトナー像を形成する画像形成装置において、
回転可能な像担持体と、
前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、
前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、
前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、
前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、
前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、
前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、
前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有するダクトと、を備え、
前記第1壁部及び前記第2壁部の少なくともいずれか一方は、前記風路に向けて突出する複数の突出部を有する、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記ダクトは、前記風路を形成する第1部材と、前記複数の突出部を有し、前記第1部材に取り付けられる第2部材と、を有する、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ダクトは、金属材料から構成され、
前記複数の突出部は、絞り加工により形成される、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記複数の突出部は、前記第1壁部に設けられる、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、プロセスカートリッジ及び定着器を備えた電子写真方式の画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。プロセスカートリッジは、感光ドラム、クリーナ、一次帯電器及び現像器等が一体的に組み込まれて構成されている。定着器とプロセスカートリッジとの間には、クロスフローファンが配置されており、クロスフローファンは、発熱源である定着器によって暖められた空気を吸引し、画像形成装置の外方へ向けて排出する。クロスフローファンのブレード及びハウジングは、定着器からの輻射熱の伝播を遮断する仕切板としても機能する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平4-70680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のクロスフローファンのブレード及びハウジングは、遮熱性能の向上の余地があった。
【0005】
本発明は、定着ユニットからの熱の遮熱性能を向上した画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、シートにトナー像を形成する画像形成装置において、回転可能な像担持体と、前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有し、前記第1壁部は、前記第2壁部に対して傾斜している、ことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、シートにトナー像を形成する画像形成装置において、回転可能な像担持体と、前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有するダクトと、を備え、前記第1壁部及び前記第2壁部の少なくともいずれか一方は、前記風路に向けて突出する複数の突出部を有する、ことを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、シートにトナー像を形成する画像形成装置において、回転可能な像担持体と、前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有し、前記第1壁部及び前記第2壁部の少なくともいずれか一方は、前記風路に連通する複数の開口部を有する、ことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、シートにトナー像を形成する画像形成装置において、回転可能な像担持体と、前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、前記第1壁部と前記第2壁部との間に配置される仕切壁と、を有し、前記仕切壁は、前記風路を、前記第1壁部との間に形成される第1風路と、前記第2壁部との間に形成される第2風路と、に分ける、ことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、シートにトナー像を形成する画像形成装置において、回転可能な像担持体と、前記像担持体にトナーを供給することで、前記像担持体上にトナー像を形成する現像部材と、前記像担持体上に形成されたトナー像をシートに転写する転写部材と、前記像担持体の表面に当接して、前記像担持体の前記表面からトナーを除去するクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体の前記表面から除去されたトナーを回収するトナー回収容器と、前記転写部材によってシートに転写されたトナー像を、シートに定着させる定着ユニットと、前記画像形成装置の外部に向かう空気が通る風路を形成し、前記トナー回収容器と前記定着ユニットとの間に設けられるダクトと、を備え、前記定着ユニットは、シート上のトナー像を加熱する定着部材と、前記定着部材を覆う定着カバーと、を有し、前記ダクトは、前記定着ユニットに対向する第1壁部と、前記トナー回収容器に対向する第2壁部と、を有し、前記ダクトの前記第1壁部は、前記像担持体の回転軸線方向に見て、前記定着カバーのシート搬送方向における上流端を通り鉛直方向に延びる直線に交差しないように、前記直線よりも前記シート搬送方向における下流に配置されている、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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