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公開番号
2025094309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-25
出願番号
2023209733
出願日
2023-12-13
発明の名称
画像形成装置
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250618BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】簡単な構造で安定的に装置本体と中間転写ユニットとの係合を解除することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、装置本体と、装置本体に対して第1方向に着脱可能に装着された中間転写ユニットと、中間転写ユニットに動力を伝える本体側カップリングと、を備え、中間転写ユニットは、本体側カップリングと第1方向に垂直な第2方向で係合し、第2方向の一方向に動いた場合に係合が解除されるユニット側カップリングと、一端に設けられ第1方向及び第2方向に垂直な第3方向に操作できる操作部と、他端に設けられ操作部を第3方向の一方向に操作した場合にユニット側カップリングを第2方向の一方向に押し動かす押動部と、を有する解除レバーと、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体と、前記装置本体に対して第1方向に着脱可能に装着された中間転写ユニットと、前記中間転写ユニットに動力を伝える本体側カップリングと、を備え、
前記中間転写ユニットは、
前記本体側カップリングと前記第1方向に垂直な第2方向で係合し、前記第2方向の一方向に動いた場合に係合が解除されるユニット側カップリングと、
一端に設けられ前記第1方向及び前記第2方向に垂直な第3方向に操作できる操作部と、他端に設けられ前記操作部を前記第3方向の一方向に操作した場合に前記ユニット側カップリングを前記第2方向の一方向に押し動かす押動部と、を有する解除レバーと、を備える、画像形成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記中間転写ユニットは、フレームをさらに有し、
前記解除レバーは、前記操作部と前記押動部との間に設けられ、前記第3方向の回転軸の周りで回動可能かつ前記第2方向の回転軸の周りで回動可能にして前記フレームに取り付けられる支持部を有する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記フレームは、前記第3方向において、前記支持部を挟む第1壁部と第2壁部とを有し、
前記支持部は、前記第1壁部に向かって凸の第1曲面と、前記第2壁部に向かって凸の第2曲面と、を有し、
前記第1曲面及び前記第1壁部の一方は前記第1方向に伸びる第1長穴を有し、他方は前記第1長穴を通る第1円柱部を有し、
前記第2曲面及び前記第2壁部の一方は前記第1方向に伸びる第2長穴を有し、他方は前記第2長穴を通る第2円柱部を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記フレームは、前記操作部に対して前記第3方向の一方向の側に設けられ、前記第2方向の一方向と反対の方向に行くに従って、前記第3方向の一方向に傾斜する傾斜部を有し、
前記操作部を前記第3方向の一方向に操作した場合、前記操作部は、前記傾斜部に沿って斜め方向に移動し、前記押動部は、前記斜め方向の反対方向に移動する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記操作部の前記第3方向の一方向の側の面は、前記傾斜部と平行に傾斜している、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記フレームは、前記傾斜部に対して前記第3方向の一方向の側に設けられた把持部を有し、
前記操作部を前記第3方向の一方向に操作した状態で、ユーザが前記操作部と前記把持部とを把持して前記中間転写ユニットを着脱できる、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記フレームは、前記押動部に対して前記第3方向の一方向の側に設けられ、前記操作部を操作していない場合に前記押動部を係止する係止部を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記押動部は、前記押動部の先端に向かうに連れて前記第2方向の幅が小さくなる、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記押動部は前記第3方向の一方向に屈曲する屈曲部を有する、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ユニット側カップリングは外周面を一周する溝部を有する円筒であり、
前記操作部を前記第3方向の一方向に操作した場合、前記押動部が前記溝部の側面を前記第2方向の一方向に押す、請求項2に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、電子写真方式の画像形成装置では、ドラム状やベルト状の感光体の表面を帯電させた後に、感光体の表面に画像信号に基づいた静電潜像を書き込み、静電潜像をトナーで現像する。その後、感光体の表面のトナー像を、中間転写体に一次転写した後に、用紙などの転写材に二次転写する。中間転写体としては無端状のベルトで構成された中間転写ベルトがよく用いられる。
【0003】
中間転写ベルトは、通常劣化によるトラブルの発生を避けるために定期的な交換が必要となる。中間転写ベルトの交換を容易とするため、中間転写ベルト、中間転写ベルトを回転駆動させる駆動ローラー等は一体的にユニット化されて中間転写ユニットとされており、中間転写ユニットを画像形成装置の装置本体に対して着脱可能としている。
【0004】
通常、中間転写ユニットの駆動ローラー等を回転駆動させるための動力源は装置本体に設けられている。よって、中間転写ユニットを装置本体に装着した状態では装置本体の動力源から中間転写ユニットに駆動力が伝達されるように、動力源の回転軸および駆動ローラーの回転軸に沿った方向で互いに係合されるカップリング等の構成が必要となる。また、例えば、装置本体に対する中間転写ユニットの着脱方向と、動力源の回転軸および駆動ローラーの回転軸に沿った方向とが直交している場合には、装置本体から中間転写ユニットを取り外す際にカップリングの係合を解除する構成も必要となる。
【0005】
例えば、特許文献1には、装置本体の本体側カップリングと中間転写ベルトユニットのユニット側カップリングとの係合を解除する構成として、中間転写ベルトユニットの把持部に設けられた解除部材が開示されている。解除部材は、中間転写ユニットを装置本体に装着した状態では、把持バネで付勢されて本体側カップリングおよびユニット側カップリングに接触しない位置に保持されている。また、装置本体から中間転写ベルトユニットを外す場合には、解除部材を装置本体から中間転写ベルトユニットを外す方向にスライドさせ、解除部材によって本体側カップリングを押して移動させユニット側カップリングとの係合を解除し、中間転写ベルトユニットを装置本体から取り外すことができるようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-126152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1の解除部材は、上述の付勢部材としての把持バネ、本体側カップリングを通すための穴部等を含む複雑な構造となっており、コストアップにつながる。さらに、解除部材が本体側カップリングを押す方向と本体側カップリングの移動方向とが直交しており、解除部材がカップリングの周面を擦るように押すため、カップリングの係合を解除する動作が不安定となるおそれがある。
【0008】
本開示の目的は、装置本体に対する中間転写ユニットの着脱をカップリングの係合方向と直交する方向に行う構成において、簡単な構造で安定的に装置本体と中間転写ユニットとの係合を解除することができる画像形成装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る画像形成装置は、装置本体と、装置本体に対して第1方向に着脱可能に装着された中間転写ユニットと、中間転写ユニットに動力を伝える本体側カップリングと、を備え、中間転写ユニットは、本体側カップリングと第1方向に垂直な第2方向で係合し、第2方向の一方向に動いた場合に係合が解除されるユニット側カップリングと、一端に設けられ第1方向及び第2方向に垂直な第3方向に操作できる操作部と、他端に設けられ操作部を第3方向の一方向に操作した場合にユニット側カップリングを第2方向の一方向に押し動かす押動部と、を有する解除レバーと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示に係る画像形成装置の内部構造を示す概略断面図である。
本開示に係る中間転写ユニットを示す斜視図である。
本開示の解除レバーを操作する前の状態を示す斜視図である。
本開示のユニット側カップリングに係る部品を示す概略図である。
本開示に係る画像形成装置の一部を示すブロック図である。
本開示の中間転写ユニットから解除レバーを外した場合の分解図である。
本開示の中間転写ユニットから解除レバーを外した場合の分解図である。
図3の中間転写ユニットの側面図である。
図8のIX-IX断面の断面図である。
図8のX-X断面の断面図である。
図8のXI-XI断面の断面図である。
本開示の解除レバーを操作した後の状態を示す斜視図である。
図12の中間転写ユニットの側面図である。
図13のXIV-XIV断面の断面図である。
図13のXV-XV断面の断面図である。
解除レバーを操作した後のユニット側カップリングを示す概要図である。
図16を上側から見た平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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