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公開番号2025091477
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206651
出願日2023-12-07
発明の名称洗濯乾燥機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 34/18 20200101AFI20250612BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】洗濯物が洗濯槽から飛び出すことを抑制することができる洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】洗濯乾燥機は、洗濯槽と、洗濯物の容量を検出する容量センシング部と、洗濯乾燥運転を行う運転部と、前記運転部を制御する運転制御部と、を備え、前記洗濯乾燥運転は、洗濯工程と、ほぐし処理及び脱水処理を、温風を供給しながら行う第1乾燥工程と、温風を供給しながら前記ほぐし処理を繰り返す第2乾燥工程と、を含み、前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が乾燥容量閾値未満である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記洗濯工程と、前記第1乾燥工程と、前記第2乾燥工程と、を順に行い、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記第1乾燥工程の前記ほぐし処理をスキップする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
洗濯物が入れられる洗濯槽と、
前記洗濯槽内の前記洗濯物の容量を検出する容量センシング部と、
前記洗濯物に対する洗濯乾燥運転を行う運転部と、
前記運転部を制御する運転制御部と、を備え、
前記洗濯乾燥運転は、
前記洗濯物を洗濯する洗濯工程と、
前記洗濯物をほぐすほぐし処理、及び前記ほぐし処理の後に前記洗濯物を脱水する脱水処理を、温風を供給しながら行う第1乾燥工程と、
温風を供給しながら前記ほぐし処理を繰り返す第2乾燥工程と、を含み、
前記運転制御部は、
前記容量センシング部の検出結果が乾燥容量閾値未満である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記洗濯工程と、前記第1乾燥工程と、前記第2乾燥工程と、を順に行い、
前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記第1乾燥工程の前記ほぐし処理をスキップする、
洗濯乾燥機。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記洗濯槽の底部には、攪拌翼が設けられ、
前記運転部は、前記攪拌翼を回転させる駆動モータを有し、前記ほぐし処理において、前記駆動モータが回転方向を周期的に反転するように駆動と停止とを交互に繰り返す間欠駆動して前記攪拌翼を回転させ、
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合と前記乾燥容量閾値以上である場合とで、前記第2乾燥工程の前記ほぐし処理における前記駆動モータの制御内容を互いに異ならせる、
請求項1に記載の洗濯乾燥機。
【請求項3】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第2乾燥工程の前記ほぐし処理における前記駆動モータの回転数を高くする、
請求項2に記載の洗濯乾燥機。
【請求項4】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第2乾燥工程の前記ほぐし処理における前記駆動モータの駆動時間を長くする、
請求項2に記載の洗濯乾燥機。
【請求項5】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第2乾燥工程の前記ほぐし処理における前記駆動モータの停止時間を短くする、
請求項4に記載の洗濯乾燥機。
【請求項6】
前記運転部は、温風を供給するヒータ及びファンを有し、
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合と前記乾燥容量閾値以上である場合とで、前記第2乾燥工程における温風の条件を互いに異ならせる、
請求項1に記載の洗濯乾燥機。
【請求項7】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第2乾燥工程における前記ファンの回転数を高くする、
請求項6に記載の洗濯乾燥機。
【請求項8】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第2乾燥工程における前記ヒータの温度を高くする、
請求項6に記載の洗濯乾燥機。
【請求項9】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値未満である場合に比べて、前記第1乾燥工程における前記脱水処理の時間を長くする、
請求項1に記載の洗濯乾燥機。
【請求項10】
前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記第1乾燥工程をスキップする、
請求項1に記載の洗濯乾燥機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯乾燥機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の洗濯乾燥機は、外槽と、水槽と、回転槽と、乾燥装置と、水位検出手段とを備える。水槽は、外槽内に弾性的に吊支される。回転槽は、水槽内で回転可能に支持される。乾燥装置は、回転槽内の洗濯物を乾燥させる。洗濯乾燥機は、洗い運転,すすぎ運転,脱水運転,及び乾燥運転の中から操作部により選択設定した運転を実行させる。水位検出手段は、回転槽内の水位を検出する。洗濯乾燥機は、乾燥工程開始前の水位検出手段の検出結果により、乾燥運転の内容を決定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-065982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
洗濯物の容量が乾燥容量の定格値を超えている場合、乾燥運転において洗濯槽を高速回転させる脱水処理を行った際に、洗濯物が洗濯槽から飛び出すおそれがあった。
【0005】
本開示は、洗濯物が洗濯槽から飛び出すことを抑制することができる洗濯乾燥機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る洗濯乾燥機は、洗濯物が入れられる洗濯槽と、前記洗濯槽内の前記洗濯物の容量を検出する容量センシング部と、前記洗濯物に対する洗濯乾燥運転を行う運転部と、前記運転部を制御する運転制御部と、を備え、前記洗濯乾燥運転は、前記洗濯物を洗濯する洗濯工程と、前記洗濯物をほぐすほぐし処理、及び前記ほぐし処理の後に前記洗濯物を脱水する脱水処理を、温風を供給しながら行う第1乾燥工程と、温風を供給しながら前記ほぐし処理を繰り返す第2乾燥工程と、を含み、前記運転制御部は、前記容量センシング部の検出結果が乾燥容量閾値未満である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記洗濯工程と、前記第1乾燥工程と、前記第2乾燥工程と、を順に行い、前記容量センシング部の検出結果が前記乾燥容量閾値以上である場合、前記洗濯乾燥運転において、前記第1乾燥工程の前記ほぐし処理をスキップする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係る洗濯乾燥機の斜視図である。
図2は、同上の洗濯乾燥機の断面図である。
図3は、同上の洗濯乾燥機のブロック図である。
図4は、第1洗濯乾燥運転のタイムチャートである。
図5は、第2洗濯乾燥運転のタイムチャートである。
図6は、第1洗濯乾燥運転における第2乾燥工程のほぐし処理の駆動モータのタイムチャートである。
図7は、第2洗濯乾燥運転における第2乾燥工程のほぐし処理の駆動モータのタイムチャートである。
図8は、第2洗濯乾燥運転における第2乾燥工程のほぐし処理の駆動モータの変形例のタイムチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0009】
(実施形態1)
以下、実施形態1に係る洗濯乾燥機について、図1~図3を参照して説明する。
【0010】
図1は、洗濯乾燥機の斜視図である。図1に示すように、本実施形態の洗濯乾燥機は、筐体1と、蓋2と、入力部3と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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