特許ウォッチ

公開番号2025089606
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204305
出願日2023-12-04
発明の名称送風装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 1/022 20190101AFI20250609BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】風を送るファンを回転させるモーターが結露することを抑制することができる送風装置を提供する
【解決手段】送風装置は、吸い込み口、吹き出し口及び前記吸い込み口から前記吹き出し口に至る送風路が形成された筐体と、前記送風路に配置される蒸発器と、前記送風路に配置され、前記蒸発器より前記吹き出し口寄りに配置され、回転して前記吸い込み口から前記送風路を経由して前記吹き出し口へ向かう風を送るファンと、前記ファンより前記吹き出し口寄りに配置され、前記ファンを回転させるモーターと、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
吸い込み口、吹き出し口及び前記吸い込み口から前記吹き出し口に至る送風路が形成された筐体と、
前記送風路に配置される蒸発器と、
前記送風路に配置され、前記蒸発器より前記吹き出し口寄りに配置され、回転して前記吸い込み口から前記送風路を経由して前記吹き出し口へ向かう風を送るファンと、
前記ファンより前記吹き出し口寄りに配置され、前記ファンを回転させるモーターと、
を備える送風装置。
続きを表示（約 890 文字）【請求項２】
前記筐体は、前記モーターを前記送風路から隔てる壁を備える
請求項１に記載の送風装置。
【請求項３】
前記壁は、前記ファンと前記モーターとの間に配置される部分を備える
請求項２に記載の送風装置。
【請求項４】
前記ファンは、遠心ファンである
請求項１又は２に記載の送風装置。
【請求項５】
前記遠心ファンは、軸を中心として周方向に回転して前記風を前記遠心ファンの径方向外側方向へ進ませ、
前記モーターは、前記軸に沿って配置され、
前記送風路は、前記モーターの径方向外側に形成された区間を含む
請求項４に記載の送風装置。
【請求項６】
前記吸い込み口、前記蒸発器、前記ファン、前記モーター及び前記吹き出し口は、前記軸に沿って配置される
請求項５に記載の送風装置。
【請求項７】
前記筐体は、前記遠心ファンの径方向外側に配置され、前記軸と垂直をなす径方向内側方向から前記軸と平行をなし前記吸い込み口が配置される側から前記吹き出し口が配置される側へ向かう軸方向前側方向へ傾斜した方向を向く内周面を有する
請求項４に記載の送風装置。
【請求項８】
前記内周面は、前記風に当たって前記風が進む方向を径方向外側方向から前記軸方向前側方向へ変化させる
請求項７に記載の送風装置。
【請求項９】
前記蒸発器は、前記蒸発器の厚さ方向に前記風を通過させ、
前記吸い込み口、前記蒸発器、前記ファン、前記モーター及び前記吹き出し口は、前記厚さ方向に延びる直線に沿って配置される
請求項１又は２に記載の送風装置。
【請求項１０】
前記筐体は、後壁と、前記後壁に対向する前壁と、を備え、
前記吸い込み口は、前記後壁に形成され、
前記吹き出し口は、前記前壁に形成される
請求項１又は２に記載の送風装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、送風装置に関する。
続きを表示（約 2,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、除湿器を開示する。当該除湿器においては、送風ファンが駆動されて吸気口から室内空気が取り込まれる。取り込まれた室内空気がエバポレータに触れて冷却除湿される。除湿後の乾燥冷風が吹出口から排出される（段落００２７）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５３３２７１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された除湿器においては、送風ファンを駆動するモーターが冷風に当たって結露する可能性がある。
【０００５】
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、風を送るファンを回転させるモーターが結露することを抑制することができる送風装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様の送風装置は、吸い込み口、吹き出し口及び前記吸い込み口から前記吹き出し口に至る送風路が形成された筐体と、前記送風路に配置される蒸発器と、前記送風路に配置され、前記蒸発器より前記吹き出し口寄りに配置され、回転して前記吸い込み口から前記送風路を経由して前記吹き出し口へ向かう風を送るファンと、前記ファンより前記吹き出し口寄りに配置され、前記ファンを回転させるモーターと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１実施形態の送風装置の、左前上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の送風装置の、右後上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の送風装置の、右後上方から見た状態を模式的に図示する分解斜視図である。
第１実施形態の送風装置の、右前下方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の送風装置の、図６に描かれた切断線Ｂ－Ｂの位置における断面を模式的に図示する横断面図である。
第１実施形態の送風装置の、図５に描かれた切断線Ａ－Ａの位置における断面を模式的に図示する縦断面図である。
第１実施形態の送風装置の内部構造の、左前上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の送風装置の内部構造の、右後上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第１実施形態の送風装置に備えられる配管及び冷媒を模式的に図示する断面図である。
第１実施形態の送風装置に備えられる筐体、圧縮機及び配管を模式的に図示する後面図である。
第２実施形態の送風装置に備えられる後壁及び後パネルの、第１の吸い込み口、第２の吸い込み口、第１の開口部及び第２の開口部の付近を模式的に図示する断面図である。
第２実施形態の送風装置に備えられる後壁の、第２の吹き出し口の付近を模式的に図示する断面図である。
第３実施形態の送風装置に備えられる後壁の、当該送風装置に備えられるルーバーパネルが縦向きに取り付けられた状態を模式的に図示する後面図である。
第３実施形態の送風装置に備えられる後壁の、当該送風装置に備えられるルーバーパネルが横向きに取り付けられた状態を模式的に図示する後面図である。
第３実施形態の送風装置の、左前上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
第４実施形態の送風装置に備えられる後壁の、当該送風装置に備えられるルーバーパネルが縦向きに取り付けられた状態を模式的に図示する後面図である。
第４実施形態の送風装置に備えられる後壁の、当該送風装置に備えられるルーバーパネルが横向きに取り付けられた状態を模式的に図示する後面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【０００９】
１第１実施形態
１．１送風装置の外観
図１は、第１実施形態の送風装置の、左前上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。図２は、第１実施形態の送風装置の、右後上方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。図３は、第１実施形態の送風装置の、右後上方から見た状態を模式的に図示する分解斜視図である。図４は、第１実施形態の送風装置の、右前下方から見た状態を模式的に図示する斜視図である。
【００１０】
図１から図４までに図示される第１実施形態の送風装置１は、空気を吸い込み、吸い込んだ空気を冷却し、冷却した空気を吹き出す。これにより、送風装置１は、冷風を送ることができ、送風装置１の周辺の空気を除湿することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許