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公開番号2025091748
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207185
出願日2023-12-07
発明の名称情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04L 69/08 20220101AFI20250612BHJP(電気通信技術)
要約【課題】デバイスが採用するプロトコルを事前に特定できない場合であっても、適切にデバイスに対する接続の試行が可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】デバイスとの通信に用いられる、1以上のプロトコルを登録する登録部と、登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成する制御部とを備え、前記制御部は、生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力する情報処理装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
デバイスとの通信に用いられる、１以上のプロトコルを登録する登録部と、
登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成する制御部とを備え、
前記制御部は、
生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示（約 1,100 文字）【請求項２】
前記制御部は、
前記デバイスに対する接続試行が成功したタイミングで、当該接続試行に成功した前記プロトコルを前記接続試行の結果としてフロントエンドの表示画面に表示することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記パラメータ値が変更可能である場合、
前記制御部は、
前記特徴情報の取得に係る前記プロトコルとは異なる他のプロトコルから取得した前記パラメータ値を前記特徴情報として適用し、前記接続情報を生成することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記制御部は、
前記プロトコルの適合状況として、最も多くの前記特徴情報の組み合わせからなる前記接続情報から順に接続試行を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項５】
前記制御部は、
接続試行が失敗した前記接続情報を接続試行の対象から除外し、次位の前記接続情報を用いて接続試行を行うことを特徴とする請求項４に記載の情報処理装置。
【請求項６】
前記制御部は、
接続試行が失敗した前記接続情報における変更可能な前記パラメータ値を変更して接続試行を行うことを特徴とする請求項５に記載の情報処理装置。
【請求項７】
前記制御部は、
接続試行が成功した前記接続情報を接続対象の前記デバイスのデバイス情報に紐づけて登録することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項８】
前記制御部は、
新たなプロトコルに関する情報を受付けた場合、受付けた前記情報と、登録された前記プロトコルから取得した前記特徴情報とから前記接続情報を生成することを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項９】
前記特徴情報は、
接続に用いるポート番号、レスポンスの内容、又は改行コードに関するパラメータを含むことを特徴とする請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項１０】
デバイスとの通信に用いられる、１以上のプロトコルを登録し、
登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成し、
生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、情報処理装置等に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
機器管理を行うアプリケーションは、デバイスに接続する際、当該デバイスが採用するプロトコルに準じた接続処理を行う。
【０００３】
ここで、接続処理に用いるプロトコルが何らかの原因で事前に特定できない場合、アプリケーションは接続の試行に用いるプロトコルを判断する必要がある。
【０００４】
例えば、特許文献１には、接続に用いられるプロトコル毎に該プロトコルによる接続に使用される情報であるプロトコル情報を記憶し、記憶した全てのプロトコル情報を用いたプロトコルによる接続が失敗するまで、接続を指示するプロトコル制御部を備えたプロトコル自動選択装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２００５－７８１９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本開示は、デバイスが採用するプロトコルを事前に特定できない場合であっても、適切にデバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することが可能な情報処理装置等を提供することを目的とする。
【０００７】
上記課題を解決するために、本開示に係る情報処理装置は、デバイスとの通信に用いられる、１以上のプロトコルを登録する登録部と、登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成する制御部とを備え、前記制御部は、生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することを特徴としている。
【０００８】
また、本開示に係る情報処理装置の制御方法は、デバイスとの通信に用いられる、１以上のプロトコルを登録し、登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成し、生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することを特徴としている。
【０００９】
また、本開示に係るプログラムは、コンピュータに、デバイスとの通信に用いられる、１以上のプロトコルを登録するステップと、登録された前記プロトコルから、前記デバイスとの接続において使用するパラメータと、当該パラメータが取り得るパラメータ値が変更可能か否かを表す可否情報とを含む特徴情報を取得し、取得した前記特徴情報の組み合わせから前記デバイスに対する接続情報を生成するステップと、生成した前記接続情報の前記プロトコルとしての適合状況に応じて決定した試行順序に基づき、前記デバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力するステップとを実行させることを特徴としている。
【発明の効果】
【００１０】
本開示によれば、デバイスが採用するプロトコルを事前に特定できない場合であっても、適切にデバイスに対する接続試行を行い、当該接続試行の結果を出力することが可能な情報処理装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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