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公開番号2025082961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196550
出願日2023-11-20
発明の名称現像装置及びそれを備えた画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250523BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】フィルター部材を現像装置本体から離脱する際にフィルターの内側面に付着したトナーが落下することを抑制することができる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置5は、内圧を抜くための通気口501aを有する現像装置本体501と、通気口501aを塞ぐためのフィルター210を有するフィルター部材200と、を備え、フィルター部材200が現像装置本体501に対して着脱可能に設けられる。フィルター部材200は、フィルター210の内側面210aが上向きの所定の第1姿勢にされた状態で現像装置本体501に対して装着操作及び離脱操作され、かつ、フィルター210の内側面210aが第1姿勢以外の所定の第2姿勢にされた状態で現像装置本体501に対して保持される。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
内圧を抜くための通気口を有する現像装置本体と、前記通気口を塞ぐためのフィルターを有するフィルター部材と、を備え、前記フィルター部材が前記現像装置本体に対して着脱可能に設けられる現像装置であって、
前記フィルター部材は、前記フィルターの内側面が上向きの所定の第1姿勢にされた状態で前記現像装置本体に対して装着操作及び離脱操作され、かつ、前記フィルターの前記内側面が前記第1姿勢以外の所定の第2姿勢にされた状態で前記現像装置本体に対して保持される、ことを特徴とする現像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の現像装置であって、
前記現像装置本体及び前記通気口は、所定の長手方向に延びており、
前記フィルター部材は、当該現像装置が画像形成装置本体に装着された状態で、前記現像装置本体に対して前記長手方向に挿抜可能に設けられる、ことを特徴とする現像装置。
【請求項3】
請求項2に記載の現像装置であって、
前記フィルター部材は、前記フィルターが円弧状になるように前記フィルターを保持する保持部と、前記フィルターの前記内側面と対向するように前記円弧状の中心を回転軸線として回転可能に前記保持部を支持する回転軸と、を有している、ことを特徴とする現像装置。
【請求項4】
請求項3に記載の現像装置であって、
前記フィルター部材は、前記現像装置本体に挿入された状態で前記第1姿勢と前記第2姿勢との間で前記回転軸線を中心に回転可能である、ことを特徴とする現像装置。
【請求項5】
請求項2に記載の現像装置であって、
前記フィルター部材が前記第2姿勢にされた状態で前記長手方向における挿入側に押し込まれることにより前記現像装置本体に保持される、ことを特徴とする現像装置。
【請求項6】
請求項3に記載の現像装置であって、
前記フィルター部材が前記第1姿勢にされた状態で前記現像装置本体に対して前記長手方向に挿入され、挿入後に前記回転軸線を中心に回転されることにより、前記フィルター部材を前記通気口の周囲の枠部に向けて押圧する押圧機構をさらに備えている、ことを特徴とする現像装置。
【請求項7】
請求項6に記載の現像装置であって、
前記押圧機構は、前記現像装置本体に設けられた押圧部と、前記フィルター部材に設けられて前記フィルター部材の回転に伴って前記押圧部に押圧されることにより前記フィルター部材を前記通気口の周囲の枠部に対して押圧する被押圧部と、を備えている、ことを特徴とする現像装置。
【請求項8】
請求項1に記載の現像装置であって、
前記現像装置本体には、前記フィルター部材が前記長手方向に挿入される挿入口が設けられており、
前記フィルター部材は、前記現像装置本体に対する前記装着操作により前記挿入口を密閉する密閉部を備えていることを特徴とする現像装置。
【請求項9】
請求項1から請求項8までの何れか1つに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、現像装置及びそれを備えた複写機、複合機、プリンター、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
現像装置は、現像動作に伴い、現像装置本体における現像槽の内圧が上昇することにより、現像槽に収容される現像剤が現像剤担持体側の開口部から噴き出されることがある。このため、現像装置のなかには、内圧を抜くための通気口を有する現像装置本体と、通気口を塞ぐためのフィルターと、を備えたものがある。
【0003】
このようなフィルターを備えた現像装置では、現像動作を行うに伴って、フィルターがトナーにより目詰まりすることがある。このため、フィルターを交換可能とした現像装置が提案されている。これにより、ユーザーは、目詰まりしたフィルターを定期的に交換することができる。
【0004】
例えば、特許文献1には、通気口を塞ぐためのフィルターを有するフィルター部材を備え、フィルター部材が現像装置本体に対して着脱可能に設けられ、フィルターの内側面が下向きにされた状態でフィルター部材が現像装置本体に対して装着操作及び離脱操作される現像装置が記載されている。
【0005】
ところが、このような従来の画像形成装置では、目詰まりしたフィルターの内側面(トナー付着面)が下向きにされた状態でフィルター部材が現像装置本体に対して離脱操作されるので、フィルター部材が現像装置本体から離脱される際に、振動などでフィルターの内側面に付着したトナーが現像装置外の画像形成装置内や床に落下し、現像装置の周辺を汚してしまうといった不都合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-103529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本開示は、フィルター部材を現像装置本体から離脱する際にフィルターの内側面に付着したトナーが落下することを抑制することができる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、本開示に係る現像装置は、内圧を抜くための通気口を有する現像装置本体と、前記通気口を塞ぐためのフィルターを有するフィルター部材と、を備え、前記フィルター部材が前記現像装置本体に対して着脱可能に設けられる現像装置であって、前記フィルター部材は、前記フィルターの内側面が上向きの所定の第1姿勢にされた状態で前記現像装置本体に対して装着操作及び離脱操作され、かつ、前記フィルターの前記内側面が前記第1姿勢以外の所定の第2姿勢にされた状態で前記現像装置本体に対して保持される、ことを特徴とする。また、本開示に係る画像形成装置は、前記本開示に係る現像装置を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本開示によると、フィルター部材を現像装置本体から離脱する際にフィルターの内側面に付着したトナーが落下することを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る現像装置を備えた画像形成装置を示す概略断面図である。
図1に示す現像装置を前側の斜め上方から視た斜視図である。
図1に示す現像装置の図2に示すA-A面に沿った断面図である。
図1に示す現像装置においてフィルター部材が画像形成装置本体に対して離脱された後又は装着される前の状態を示す斜視図である。
図1に示す現像装置においてフィルター部材が画像形成装置本体に対して装着又は離脱されている途中の状態を示す斜視図である。
フィルター部材の第1姿勢を前側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の第2姿勢を前側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の第1姿勢を後側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の第2姿勢を後側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の前側部分を前側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の前側部分を後側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材の後側部分を前側の斜め下方から視た斜視図である。
フィルター部材の後側部分を後側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される前の現像装置本体における挿入口部分を前側かつ通気口側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される前の現像装置本体における挿入口部分を後側かつ通気口側とは反対側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される途中でのフィルター部材における把手部部分を後側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される途中でのフィルター部材の後側部分を通気口側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される途中でのフィルター部材の後側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入されて第2姿勢に移行する前の把手部部分の状態を側面側から視た斜視図である。
図10Dに示すB-B線に沿った断面を前側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入されて第2姿勢に移行する前のフィルター部材の後側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入されて第2姿勢に移行する前のフィルター部材の前側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれる前の把手部部分の状態を通気口側から視た斜視図である。
図11Aに示すC-C線に沿った断面を前側から視た斜視図である。
第2姿勢に移行したフィルター部材の後側における第1規制部及び第2規制部で上下方向に切断した様子を前側から視た断面図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれる前のフィルター部材の後側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれる前のフィルター部材の後側部分を通気口側から視た斜視図である。
図11Dに示すβ1部分の拡大斜視図である。
第2姿勢に移行したフィルター部材の前側における第3規制部で上下方向に切断した様子を後側から視た断面図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれる前のフィルター部材の前側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
図11Hに示すβ2部分の拡大斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれた後のフィルター部材の後側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢から第2姿勢に移行して後側に押し込まれた後のフィルター部材の前側部分を通気口側とは反対側から視た斜視図である。
現像装置本体における押圧機構部分を通気口側とは反対側の斜め上方から視た斜視図である。
フィルター部材が第1姿勢にされた状態における押圧機構を示す断面図である。
フィルター部材が第2姿勢にされた状態における押圧機構を示す断面図である。
フィルター部材が第1姿勢にされた状態における押圧機構を示す斜視図である。
フィルター部材が第2姿勢にされた状態における押圧機構を示す斜視図である。
開口の第3縁部及び第4縁部を支持する一対の支持部の他の例を示す断面図である。
補強支持部を支持する第1補強部の他の例を示す斜視図である。
図16A及び図16Bに示すフィルター部材が第1姿勢で現像装置本体に挿入される前の現像装置本体における挿入口部分を前側かつ通気口側の斜め上方から視た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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