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公開番号2025071930
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182361
出願日2023-10-24
発明の名称冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 23/02 20060101AFI20250430BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】両側の扉の間の隙間を埋めるパッキンを加熱することなく、パッキンでの結露を防止する両開きの冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫は、筐体と、第1扉と、第2扉とを備える。筐体には、前方に向かって開口する冷却室が形成されている。第1扉は、筐体の幅方向の一方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより筐体の開口の幅方向の一方側部分を開閉する。第2扉は、筐体の幅方向の他方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより開口の幅方向の他方側部分を開閉する。第1扉の第2扉と対向する第1端面及び第2扉の第1扉と対向し、第1端面と離間している第2端面とのうちの少なくとも一方に、他方側に向かって突出する凸部が設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
前方に向かって開口する冷却室が形成された筐体と、
前記筐体の幅方向の一方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより前記筐体の開口の前記幅方向の一方側部分を開閉する第1扉と、
前記筐体の幅方向の他方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより前記開口の前記幅方向の他方側部分を開閉する第2扉とを備え、
前記第1扉の前記第2扉と対向する第1端面及び前記第2扉の前記第1扉と対向し、前記第1端面と離間している第2端面とのうちの少なくとも一方に、他方側に向かって突出する凸部が設けられている、冷却庫。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記凸部は、前記凸部側に向かって流れてきた冷気を前記第1端面と前記第2端面との間の隙間側とは異なる方向に導くような形状に構成されている、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記凸部は、後方視において、前側に向かって凹む凹面を有する、請求項1又は2に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記凸部は、
前記第1端面に設けられた第1凸部と、
前記第2端面に設けられた第2凸部とを含み、
前記第1凸部と前記第2凸部とは、前記第1凸部に至った冷気と前記第2凸部に至った冷気とにより乱流が形成されるように構成されている、請求項1又は2に記載の冷却庫。
【請求項5】
前記第1凸部は、後方視において、前側に向かって凹む第1凹面を有し、
前記第2凸部は、後方視において、前側に向かって凹む第2凹面を有し、
前記第1凹面の前記第2凹面側の端部と、前記第2凹面の前記第1凹面側の端部との前後方向に沿った位置が異なる、請求項4に記載の冷却庫。
【請求項6】
前記第1端面及び前記第2端面のうちの前記凸部が設けられた側の端面に、
前記凸部よりも外側に配置されたパッキンをさらに備え、
前記凸部は、前記凸部と前記パッキンとの間の距離が、上方に向かうに従って狭くなる部分が存在するように設けられている、請求項1又は2に記載の冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載に冷蔵庫などの冷却庫は、両開きの扉により開閉自在な冷蔵室を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-025705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
両開きする扉を有する冷却庫は、両側の扉の間の隙間を埋めるパッキンを加熱することで、パッキンでの結露を防止している。
【0005】
本開示は、両側の扉の間の隙間を埋めるパッキンを加熱することなく、パッキンでの結露を防止する両開きの冷却庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面によれば、冷却庫は、筐体と、第1扉と、第2扉とを備える。筐体は、前方に向かって開口する冷却室が形成されている。第1扉は、筐体の幅方向の一方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより筐体の開口の幅方向の一方側部分を開閉する。第2扉は、筐体の幅方向の他方側端部に位置する中心軸を中心として回転することにより開口の幅方向の他方側部分を開閉する。第1扉の第2扉と対向する第1端面及び第2扉の第1扉と対向し、第1端面と離間している第2端面とのうちの少なくとも一方に、他方側に向かって突出する凸部が設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の両開きの冷却庫によれば、両側の扉の間の隙間を埋めるパッキンを加熱することなく、パッキンでの結露を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態1に係る冷却庫において、第1扉及び第2扉を閉じた状態の正面図である。
実施形態1に係る冷却庫において、第1扉及び第2扉を閉じた状態の縦断面(A-A断面)を示す図である。
実施形態1に係る冷却庫において、第1扉及び第2扉を閉じた状態の横断面(B-B断面)を示す図である。
実施形態2に係る冷却庫において、第1扉及び第2扉を閉じた状態の横断面図であり、凸部近傍を拡大した図である。
実施形態3に係る冷却庫において、第1扉及び第2扉を閉じた状態の横断面図であり、凸部近傍を拡大した図である。
実施形態4に係る冷却庫において、第1扉を閉じた状態の縦断面あり、凸部近傍を拡大した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
冷却庫は、飲料、食品、及び、その他の冷却される必要のある物品(冷却対象物)を冷却する装置である。0℃よりも高い温度範囲で冷却対象物を冷却する冷蔵庫、及び、0℃以下の温度範囲で冷却対象物を冷却する冷凍庫が冷却庫に含まれる。
【0010】
従来の両開きの冷却庫では、二つの扉の間の隙間を埋めるパッキンが冷えて結露が生じるのを防止するために、パッキンを加熱していた。本開示の両開きの冷却庫は、パッキンに向かう冷気の流れを遮る構造物を設けることで、パッキンに結露が生じるのを防止している。
(【0011】以降は省略されています)

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