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公開番号
2025101383
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218201
出願日
2023-12-25
発明の名称
冷却ユニット
出願人
フクシマガリレイ株式会社
代理人
個人
主分類
F25D
19/00 20060101AFI20250630BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】マイクロチャンネル熱交換器を放熱器とする冷却ユニットにおいて、熱交換風の通風路を区画する風胴に万一の変形が生じたとしても、当該変形に起因する放熱器の損傷を防止する。
【解決手段】冷却ユニット20は、冷媒を放熱させる空冷式の放熱器24と、放熱器24の直後に通風路29を区画する風胴30と、放熱器24および通風路29を通過する熱交換風を生起する冷却ファン31とを備える。放熱器24がマイクロチャンネル熱交換器からなり、該放熱器24から風胴30が分離している。具体的には風胴30は、上下方向に延在する一対の側壁57・58と、側壁57・58の上端どうしを接続する天壁59とを備える。各側壁57・58は放熱器24から後方に離間し、天壁59は放熱器24から上方に離間している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒を放熱させる空冷式の放熱器(24)と、放熱器(24)の直後に通風路(29)を区画する風胴(30)と、放熱器(24)および通風路(29)を通過する熱交換風を生起する冷却ファン(31)とを備えており、
放熱器(24)がマイクロチャンネル熱交換器からなり、該放熱器(24)から風胴(30)が分離していることを特徴とする冷却ユニット。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
風胴(30)は、上下方向に延在する一対の側壁(57・58)と、側壁(57・58)の上端どうしを接続する天壁(59)とを備えており、
風胴(30)の各側壁(57・58)は、放熱器(24)から後方に離間しており、
風胴(30)の天壁(59)は、放熱器(24)から上方に離間して、該放熱器(24)の前端の真上まで延伸している請求項1に記載の冷却ユニット。
【請求項3】
風胴(30)の各側壁(57・58)の前端面に絶縁体(65)が接合されている請求項2に記載の冷却ユニット。
【請求項4】
風胴(30)の側壁(57・58)および天壁(59)の後端に連続して、放熱器(24)の後面に正対する後壁(60)が設けられており、
冷却ファン(31)が風胴(30)の後壁(60)に支持されて、該後壁(60)を前後に貫通する排気口(70)に臨んでいる請求項2または3に記載の冷却ユニット。
【請求項5】
冷却ファン(31)は、排気口(70)に臨むファン本体(72)と、ファン本体(72)を回転駆動するファンモーター(73)と、ファンモーター(73)を支持して後壁(60)に固定されるファンフレーム(74)とを備えており、
排気口(70)の下縁部に、後壁(60)の厚み方向に突出する支持片(83)が折り曲げ形成されており、
ファンフレーム(74)の下部が支持片(83)によって下側から支持されている請求項4に記載の冷却ユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空冷式の放熱器を備える冷却ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の冷却ユニットに関して、本出願人は先に特許文献1を出願している。特許文献1の冷却庫は、断熱壁で囲まれる冷却室と、断熱壁に開設された連通口を介して冷蔵室に連通する機器室とを備えており、該機器室に冷却ユニットが収容されている。冷却ユニットは、水平の台板からなるユニットベースと、ユニットベース上に配置される凝縮機器と、凝縮機器の上側に配置される蒸発機器などで構成されている。
【0003】
凝縮機器は、機器室パネルの給気口に正対する空冷式の凝縮器と、凝縮器の後方に配置された冷却ファン(送風ファン)と、凝縮器と冷却ファンの上面および両側面を覆う風胴などで構成されている。冷却ファンが駆動すると、給気口から風胴内へ向かって外気が取り込まれて、凝縮器を通過する熱交換風が生起されて、凝縮器を流れる冷媒が冷却される。蒸発機器は、断熱壁の連通口に向かって開口する断熱ケースの内部に、蒸発器と循環ファンなどを配置して構成されている。断熱ケース内において蒸発器の周囲で冷却された空気が、循環ファンによって連通口を介して冷蔵室に運ばれることにより、冷蔵室が冷却される。
【0004】
蒸発機器の全体は、風胴の天壁の上面に固定された断面L字状のブラケットで支持されており、したがって当該天壁には、蒸発機器の重量に因る比較的大きな荷重が作用する。ただしこの天壁は、その両側の側壁に加えて、風胴内に配置された凝縮器で下側から支持されている。特許文献1に凝縮器の種類は明記されていないが、本出願人はこの冷蔵庫の製品化にあたり、フィンチューブ式熱交換器を凝縮器として採用している。当該熱交換器は、蛇行するチューブ(冷媒管)の両端部を支持する一対の側板を備えており、これら側板で風胴の天壁を支持することにより、風胴の強度を高めてその変形を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-16015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明者は、現行のフィンチューブ式熱交換器に代えて、熱交換効率が高いことから冷媒量の節減が可能なマイクロチャンネル熱交換器を採用することを考えた。しかし、マイクロチャンネル熱交換器は、一般にアルミニウム製であることから強度が低く、またフィンチューブ式熱交換器のように風胴の天壁を支持し得る側板を具備しない。そのため、フィンチューブ式熱交換器をマイクロチャンネル熱交換器に置換すると、風胴の強度は低下してしまう。もちろん、別の手段で風胴の強度を高めることは可能であるが、上記のようにマイクロチャンネル熱交換器は強度が低いことから、風胴に万一の変形が生じた場合には、当該熱交換器が変形した風胴に押されて損傷するおそれがある。
【0007】
本発明の目的は、マイクロチャンネル熱交換器を放熱器とする冷却ユニットにおいて、熱交換風の通風路を区画する風胴に万一の変形が生じたとしても、当該変形に起因する放熱器の損傷を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る冷却ユニットは、冷媒を放熱させる空冷式の放熱器24と、放熱器24の直後に通風路29を区画する風胴30と、放熱器24および通風路29を通過する熱交換風を生起する冷却ファン31とを備える。放熱器24がマイクロチャンネル熱交換器からなり、該放熱器24から風胴30が分離していることを特徴とする。
【0009】
風胴30は、上下方向に延在する一対の側壁57・58と、側壁57・58の上端どうしを接続する天壁59とを備える。風胴30の各側壁57・58は、放熱器24から後方に離間している。風胴30の天壁59は、放熱器24から上方に離間して、該放熱器24の前端の真上まで延伸している。
【0010】
風胴30の各側壁57・58の前端面に絶縁体65が接合されている。
(【0011】以降は省略されています)
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