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公開番号
2025103063
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220142
出願日
2023-12-27
発明の名称
冷蔵庫
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
F25D
21/08 20060101AFI20250702BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】効率的に蒸発器の除霜を行うことができる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】
冷蔵庫は、冷凍室と、冷媒を気化させて冷凍室を冷却させる蒸発器と、蒸発器を流通した冷媒を圧縮して再び蒸発器に送出する圧縮機と、蒸発器を加熱するヒータと、冷凍室の温度を検知する第1温度センサと、制御部と、を備え、制御部は、第1温度センサによる検知結果に基づき、蒸発器により冷凍室を冷却させる冷却能力を制御するとともに、冷却能力が、定常運転時における冷却能力よりも高い冷却能力を示す第一閾値を超えた後に、第一閾値を下回ったと判定したとき、ヒータによって蒸発器を加熱させて蒸発器に付着した霜を融解する除霜処理を実行するように制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷凍室と、
冷媒を気化させて前記冷凍室を冷却させる蒸発器と、
前記蒸発器を流通した前記冷媒を圧縮して再び前記蒸発器に送出する圧縮機と、
前記蒸発器を加熱するヒータと、
前記冷凍室の温度を検知する第1温度センサと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記第1温度センサによる検知結果に基づき、前記蒸発器により前記冷凍室を冷却させる冷却能力を制御するとともに、
前記冷却能力が、定常運転時における冷却能力よりも高い冷却能力を示す第一閾値を超えた後に、前記第一閾値を下回ったと判定したとき、前記ヒータによって前記蒸発器を加熱させて前記蒸発器に付着した霜を融解する除霜処理を実行するように制御する冷蔵庫。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記冷却能力を示す値が、前記第一閾値を超えた後に、前記第一閾値よりも低い前記冷却能力を示す第二閾値を下回ったと判定したとき、前記除霜処理を実行するように制御する請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記冷蔵庫の周囲の周辺温度を検出する第2温度センサと、
前記周辺温度に応じた前記第一閾値を示す第一閾値情報を記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記第2温度センサによって検出された前記周辺温度と、前記第一閾値情報とに基づき、前記第一閾値を設定する請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記冷蔵庫の周囲の周辺温度を検出する第2温度センサと、
前記周辺温度に応じた前記第一閾値を示す第一閾値情報、および前記周辺温度に応じた前記第二閾値を示す第二閾値情報をそれぞれ記憶する記憶部と、を備え、
前記制御部は、前記第2温度センサによって検出された前記周辺温度と、前記第一閾値情報および前記第二閾値情報とに基づき、前記第一閾値および前記第二閾値をそれぞれ設定する請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記制御部は、前記除霜処理とは別に、定期的に実行する他の除霜処理を実行可能であり、前記除霜処理の実行を停止する温度を、前記他の除霜処理の実行を停止する温度よりも高く設定する、請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
冷蔵室と、
前記冷蔵室の温度を検出する第3温度センサと、
前記蒸発器により冷却された空気を前記冷蔵室に流通させる通風路と、
前記第3温度センサにより検出された温度に基づき、前記通風路の開閉を行うダンパと、を備え、
前記ダンパが開状態となる期間を含む前記圧縮機の運転周期を1つの周期としたとき、前記制御部は、前記冷却能力を前記周期ごとに求めるており、前記冷却能力が、定常運転時における冷却能力よりも高い冷却能力を示す前記第一閾値を超えた後に、前記第一閾値を下回ったと判定したときの前記周期における、前記圧縮機のON時間に対する前記ダンパの開放時間の比率が所定の閾値以上となる場合、前記冷蔵室に熱負荷が投入されたと判定し、前記所定の閾値未満であれば、前記冷凍室に前記熱負荷が投入されたと判定する、請求項1から5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記制御部は、前記冷蔵室に前記熱負荷が投入されたと判定した場合、前記冷凍室に前記熱負荷が投入された判定されたときよりも、前記除霜処理の実行を停止する温度が高くなるように設定する請求項6に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヒータを備え、ヒータをONにすることで蒸発器の除霜を行う冷蔵庫が開示されている。特許文献1に開示された冷蔵庫では、蒸発器の温度が霜の融解温度よりも十分に高い温度になるとヒータをOFFする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-138510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された冷蔵庫では、蒸発器の除霜を行う際にヒータを動作させる適切なタイミングについて検討されておらず、蒸発器の除霜を効率的に行うことができないという課題がある。
【0005】
本開示の目的は、効率的に蒸発器の除霜を行うことができる冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る冷蔵庫は、冷凍室と、冷媒を気化させて前記冷凍室を冷却させる蒸発器と、前記蒸発器を流通した前記冷媒を圧縮して再び前記蒸発器に送出する圧縮機と、前記蒸発器を加熱するヒータと、前記冷凍室の温度を検知する第1温度センサと、制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1温度センサによる検知結果に基づき、前記蒸発器により前記冷凍室を冷却させる冷却能力を制御するとともに、前記冷却能力が、定常運転時における冷却能力よりも高い冷却能力を示す第一閾値を超えた後に、前記第一閾値を下回ったと判定したとき、前記ヒータによって前記蒸発器を加熱させて前記蒸発器に付着した霜を融解する除霜処理を実行するように制御する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の第1実施形態に係る冷蔵庫の要部構成を示す正面図である。
図1に示す冷蔵庫におけるII-II断面図である。
本開示の第1実施形態に係る冷蔵庫の要部構成の一例を示すブロック図である。
図2に示す冷蔵庫の冷凍室における冷気の流通経路と温度分布との一例を模式的に示す図である。
図2に示す冷蔵庫の冷凍室における冷気の流通経路と温度分布との一例を模式的に示す図である。
本開示の第1実施形態に係る冷蔵庫における、圧縮機のON/OFFおよび回転数、DF温度(蒸発器温度)、F温度(冷凍室温度)、および冷却能力それぞれの時系列変化の一例を示す図である。
本開示の第2実施形態に係る冷蔵庫における、圧縮機のON/OFFおよび回転数、冷蔵ダンパの開閉、DF温度(蒸発器温度)、F温度(冷凍室温度)、R温度(冷蔵室温度)、および冷却能力それぞれの時系列変化の一例を示す図である。
本開示の第3実施形態に係る冷蔵庫の要部構成の一例を示すブロック図である。
本開示の第3実施形態に係る冷蔵庫における、周辺温度と冷却能力との対応関係を示すモデル関数により表されたモデル曲線の一例を示すグラフである。
本開示の第3実施形態に係る冷蔵庫における、モデル曲線と、モデル曲線から導き出される第一閾値および第二閾値との関係を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態及び変形例を、図面を参照しながら説明する。なお、以下ではすべての図を通じて同一または相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されない。この実施形態及び変形例以外であっても、本開示の技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0009】
(第1実施形態)
図1、2を参照して、本開示の第1実施形態に係る冷蔵庫100の構成について説明する。図1は本開示の第1実施形態に係る冷蔵庫100の要部構成を示す正面図である。図2は図1に示す冷蔵庫100におけるII-II断面図である。図2では、冷蔵庫100の要部構成の一例を概略的に示す。
【0010】
なお、冷蔵庫100では、正面側から見たときを基準にして、冷蔵庫100の左右を規定する。また、冷蔵庫100において、底部側を下、反対側を上とそれぞれ規定する。
(【0011】以降は省略されています)
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