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公開番号
2025104950
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223156
出願日
2023-12-28
発明の名称
加熱調理器
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24C
7/04 20210101AFI20250703BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】予熱処理の省電力化を実現する加熱調理器を提供する。
【解決手段】本開示の加熱調理器100は、加熱庫1Aと、ヒータ62と、検出部41と、制御部70とを備える。ヒータ62は、加熱庫1Aの内部を加熱する。検出部は、加熱庫1Aの内部の温度を検出する。制御部70は、ヒータ62を制御する。そして制御部70は、本加熱処理と予熱処理とを実行する。本加熱処理では、食品を調理するために設定される調理条件に従って食品を加熱調理する。予熱処理では、本加熱処理の前後に、加熱庫1Aの内部を継続して加熱する。更に制御部70は、予熱処理において、検出部41の検出結果に基づいて、加熱庫1Aの内部の温度が設定温度になるようにヒータ62を制御するとともに、予熱処理の実行中に、所定の条件に基づいて設定温度を第1予熱温度よりも低い第2予熱温度に変更する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に食品が収容される加熱庫と、
前記加熱庫の内部を加熱するヒータと、
前記加熱庫の内部の温度を検出する検出部と、
前記ヒータを制御する加熱制御部と
を備え、
前記加熱制御部は、
前記食品を調理するために設定される調理条件に従って前記食品を加熱調理する本加熱処理と、
前記本加熱処理の前後に、前記加熱庫の内部を継続して加熱する予熱処理と
を実行し、
前記加熱制御部は、前記予熱処理において、前記検出部の検出結果に基づいて、前記加熱庫の内部の温度が設定温度になるように前記ヒータを制御するとともに、
前記予熱処理の実行中に、所定の条件に基づいて前記設定温度を第1予熱温度よりも低い第2予熱温度に変更する、加熱調理器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
経過時間を計測するタイマを更に備え、
前記加熱制御部は、前記第1予熱温度による前記予熱処理の実行中に、ユーザにより前記加熱調理器が操作されるまでの前記経過時間が閾値を超えた場合に、前記設定温度を前記第1予熱温度から前記第2予熱温度に変更する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
ユーザによる前記本加熱処理に関する入力操作を受け付ける操作受付部を更に備え、
前記加熱制御部は、前記第1予熱温度による前記予熱処理の実行中に、前記操作受付部が前記入力操作を受け付けるまでの前記経過時間が閾値を超えた場合に、前記設定温度を前記第1予熱温度から前記第2予熱温度に変更する、請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記加熱調理器の付近における人の存在を検出する人感センサと、
経過時間を計測するタイマと
を更に備え、
前記加熱制御部は、前記第1予熱温度による前記予熱処理の実行中に、前記人感センサにより人の存在が検出されるまでの前記経過時間が閾値を超えた場合に、前記設定温度を、前記第1予熱温度から、前記第2予熱温度に変更する、請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記加熱制御部は、前記第1予熱温度による前記予熱処理の実行中に、前記所定の条件を満たすか否かを継続的に判定し、前記所定の条件を満たすと判定した場合に、前記設定温度を、前記第1予熱温度から前記第2予熱温度に変更し、その後に前記所定の条件を満たさないと判定した場合に、前記設定温度を、前記第2予熱温度から、前記第1予熱温度に変更する、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記加熱制御部は、前記本加熱処理を行う際に、前記加熱庫の内部の温度が閾値を超えない場合には、前記調理条件に含まれる調理時間を増加させる、請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記加熱制御部は、前記本加熱処理を行う際に、前記加熱庫の内部の温度が閾値を超えない場合には、前記本加熱処理の開始時における前記ヒータの出力を増加させる、請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項8】
前記加熱制御部は、前記本加熱処理を行う際に、前記加熱庫の内部の温度が閾値を超えない場合には、前記調理条件に含まれる調理時間を増加させる調理時間補正、又は前記本加熱処理の開始時における前記ヒータの出力を増加させるヒータ出力補正のうちの一方を、前記調理条件に基づいて選択して実行する、請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項9】
前記加熱制御部は、前記調理条件に含まれる調理温度が、前記ヒータの最大出力に対応する温度である場合に、前記調理時間補正を選択する、請求項8に記載の加熱調理器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ヒータにより食品を加熱して調理する加熱調理器の一例が開示されている。特許文献1の加熱調理器では、食品を入れない状態で加熱庫の内部を加熱する予熱処理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-310436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、店舗などで加熱調理器が用いられる場合、顧客の注文が入るまでの間、長時間にわたって予熱処理を行うことがある。このような場合において、予熱処理に要する電力が嵩むおそれがあった。
【0005】
本開示は、予熱処理の省電力化を実現する加熱調理器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の加熱調理器は、加熱庫と、ヒータと、検出部と、加熱制御部とを備える。前記加熱庫は、内部に食品が収容される。前記ヒータは、前記加熱庫の内部を加熱する。前記検出部は、前記加熱庫の内部の温度を検出する。前記加熱制御部は、前記ヒータを制御する。そして前記加熱制御部は、本加熱処理と予熱処理とを実行する。前記本加熱処理では、前記食品を調理するために設定される調理条件に従って前記食品を加熱調理する。前記予熱処理では、前記本加熱処理の前後に、前記加熱庫の内部を継続して加熱する。更に前記加熱制御部は、前記予熱処理において、前記検出部の検出結果に基づいて、前記加熱庫の内部の温度が設定温度になるように前記ヒータを制御するとともに、前記予熱処理の実行中に、所定の条件に基づいて前記設定温度を第1予熱温度よりも低い第2予熱温度に変更する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の加熱調理器によれば、予熱処理の省電力化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る加熱調理器の正面斜視図である。
図1のII-II線断面図である。
図1のIII-III線断面図である。
図1に示す加熱調理器の機能構成を示すブロック図である。
従来の加熱調理器の処理の概要を示す図である。
図1に示す加熱調理器の処理の概要を示す図である。
図1に示す加熱調理器の予熱処理のフローチャートである。
図1に示す加熱調理器の本加熱処理のフローチャートである。
図8に示す加熱補正なしの本加熱処理における温度変化を説明する図である。
図8に示す調理時間補正による本加熱処理における温度変化を説明する図である。
図8に示すヒータ出力補正による本加熱処理における温度変化を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本開示に係る加熱調理器100の実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
(1)加熱調理器100のハード構成
図1から図3を参照して、本実施形態に係る加熱調理器100について説明する。図1は、本実施形態における加熱調理器100の斜視図である。図2は、図1のII-II線断面図である。図3は、図1のIII-III線断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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