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公開番号2025097724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2023214077
出願日2023-12-19
発明の名称画像形成装置
出願人シャープ株式会社
代理人弁理士法人あーく事務所
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250624BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】トナーが収容されるカートリッジからトナーを受け入れて現像手段に搬送する搬送手段にトナーの有無を検出するセンサを設けなくても、搬送手段へのトナーの充填動作の必要性を判定することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行い、感光体ドラム2にトナー像を形成する現像手段3と、カートリッジからトナーを受け入れて現像手段3に搬送する搬送手段80と、現像手段3に収容されているトナー量を検出するトナーセンサ39と、カートリッジの着脱を検出する着脱検出手段161と、記憶部164を有し、カートリッジの装着を検出したとき、記憶部164に記憶された充填判定変数に基づいて、トナーを充填する充填動作を実施させるかどうかを判定する制御手段162とを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、
像担持体にトナー像を形成する現像手段と、
前記カートリッジからトナーを受け入れて前記現像手段に搬送する搬送手段と、
前記現像手段に収容されているトナー量を検出するトナーセンサと、
前記カートリッジの着脱を検出する着脱検出手段と、
記憶部を有し、前記着脱検出手段が前記カートリッジの装着を検出したとき、前記記憶部に記憶された充填判定変数に基づいて、前記搬送手段にトナーを充填する充填動作を実施させるかどうかを判定する制御手段とを備える、ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記充填判定変数は、初期値と当該初期値に対して異なる値とに設定可能とされ、
前記制御手段は、前記着脱検出手段が前記カートリッジの装着を検出したときにおいて、前記記憶部に記憶されている前記充填判定変数の値が初期値である場合、前記充填動作を実施させ、前記充填判定変数の値が初期値以外の値である場合、前記充填動作を実施させないこと、を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記充填動作を実施させた際、前記トナーセンサがトナー量の増加を検出すると、前記搬送手段によるトナーの搬送を停止させ、前記充填判定変数の値を初期値と異なる値に変更して前記記憶部に記憶すること、を特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
表示手段を備え、
前記制御手段は、前記充填動作の実行中において、前記搬送手段の動作時間が予め設定された時間である規定時間を超えても、前記トナーセンサがトナー量の増加を検出しない場合、前記充填動作を停止させ、エラーが発生したことを前記表示手段に表示する、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項2に記載の画像形成装置であって、
前記制御手段は、前記記憶部に記憶された前記充填判定変数の値が初期値以外の値であり、前記トナーセンサが所定値より少ないトナー量を検出した場合において、前記搬送手段によるトナーの搬送を実施させ、前記トナーセンサが検出するトナー量が増加しない場合、前記カートリッジ内のトナーが空であると判定し、前記充填判定変数を初期値に設定する、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
複数の前記カートリッジが着脱可能で、それぞれの前記カートリッジに対応する前記搬送手段および前記現像手段を備え、
複数の前記搬送手段は、前記カートリッジから前記現像手段までの搬送路の長さがそれぞれ異なる、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置であって、
表示手段を備え、
前記制御手段は、前記充填動作の実行中において、前記搬送路の長さに応じて決められた所定の時間である個別規定時間を超えても、前記トナーセンサがトナー量の増加を検出しなかった搬送手段がある場合、該当する搬送手段に対して、前記充填動作を停止させ、エラーが発生したことを前記表示手段に表示する、ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置であって、
複数の前記カートリッジは、互いに隣り合うように配置され、それぞれの間隔が、複数の前記像担持体同士の間隔よりも広いものと狭いものとを含む、ことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置が知られており、このような画像形成装置では、カートリッジに収容されたトナー(現像剤)を用いて画像形成(印刷)を行う。トナーは、画像形成の際に消費されていき、最終的にカートリッジに収容されたトナーが無くなる。空になったカートリッジは、画像形成装置から取り外され、新たなカートリッジが装着される。
【0003】
画像形成装置では、トナー像を形成する現像装置に対し、搬送手段を設けてカートリッジから現像装置にトナーを搬送している。そこで、トナーの補給経路において異常が発生した箇所を判定する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-4792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の画像形成装置は、現像剤を現像剤収容部へ搬送する現像剤搬送手段と、現像剤搬送手段により搬送される現像剤を検知する第1の現像剤検知手段と、現像剤収容部内の現像剤を検知する第2の現像剤検知手段と、第1の現像剤検知手段の検知結果に基づいて、現像剤搬送手段により搬送されるべき所定の現像剤が搬送されていないと判定される場合に、第2の現像剤検知手段の検知結果に基づいて、現像剤収容部内の現像剤の所定の増加を判定した場合は、第1の現像剤検知手段が異常状態にあると判定する判定手段とを有する。
【0006】
従来の画像形成装置では、現像剤搬送手段によって現像剤が搬送されているかどうかを確認するために第1の現像剤検知手段が設けられており、第1の現像剤検知手段を現像剤搬送手段に設けない構成の場合、搬送路に現像剤が存在するかどうかを判定できないという課題がある。
【0007】
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、トナーの有無を検出するセンサを現像剤搬送手段に設けなくても、現像剤搬送手段へのトナーの充填動作の必要性を判定することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る画像形成装置は、装着されたカートリッジに収容されたトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置であって、像担持体にトナー像を形成する現像手段と、前記カートリッジからトナーを受け入れて前記現像手段に搬送する搬送手段と、前記現像手段に収容されているトナー量を検出するトナーセンサと、前記カートリッジの着脱を検出する着脱検出手段と、記憶部を有し、前記着脱検出手段が前記カートリッジの装着を検出したとき、前記記憶部に記憶された充填判定変数に基づいて、前記搬送手段にトナーを充填する充填動作を実施させるかどうかを判定する制御手段とを備える、ことを特徴とする。
【0009】
本開示に係る画像形成装置では、前記充填判定変数は、初期値と当該初期値に対して異なる値とに設定可能とされ、前記制御手段は、前記着脱検出手段が前記カートリッジの装着を検出したときにおいて、前記記憶部に記憶されている前記充填判定変数の値が初期値である場合、前記充填動作を実施させ、前記充填判定変数の値が初期値以外の値である場合、前記充填動作を実施させない構成としてもよい。
【0010】
本開示に係る画像形成装置では、前記制御手段は、前記充填動作を実施させた際、前記トナーセンサがトナー量の増加を検出すると、前記搬送手段によるトナーの搬送を停止させ、前記充填判定変数の値を初期値と異なる値に変更して前記記憶部に記憶する構成としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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